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今日は10年前に分かった癌についてのお話なんです。ちょっと重たい話ですが、正真正銘自分自身の経験談ですのでよかったらお付き合いください。
■50代半ばで人生の分岐点が
前立腺癌の告知を受ける
まだサラリーマン時代の54歳の時でした。風邪をひいてかかりつけ医のところへ。
その時何気なく「最近おしっこが出にくい」と相談したところ、血液検査を勧められました。
数日後、かかりつけ医から連絡があり、検査結果が異常値を示していたのですぐに大きな病院で検査するように言われました。
地元の総合病院の精密検査で前立腺がんが判明します。かなり悪性の癌でした。
その瞬間から、それまでの人生で一度も意識すらしたことがなかった”死”を覚悟せざるを得なくなり、正直もうダメかもというほど落ち込みました。
しばらくは自暴自棄になり、不安と絶望感で何もやる気が起こらない毎日でした。
■前立腺癌と向き合った10年間
本格治療を開始
それから少し時間が経過し、なんとか落ち着きを取り戻しました。
前向きな気持ちを奮い立たせ自分で前立腺がんに関する情報を出来るだけ収集し、必死に治療の可能性を調べました。
その結果、出した結論は「がん治療で実績のある病院への転院」でした。
当時勤務していた会社からアクセスも良い「大阪国際がんセンター(旧称:大阪府立成人病センター…現在は谷町4丁目に移転)」に転院し、本格的に治療することになりました。
主治医からは「既に初期段階ではなく前立腺の外にも癌が浸潤(広がっている:転移ではない)ので外科手術(前立腺摘出)ではなくホルモン治療+放射線治療を実施しましょう・・・という事になりました。
大阪国際がんセンターでは足掛け6年間お世話になりました。その後は地元の泌尿器科で定期的な治療(主に血液検査による再発の確認)を続けました。
そして癌告知から約10年が経過し、現在は年一回の検査でOKといわれるまで回復しました。体調もお陰様で順調、今のところコロナにもかかっていません!。
ここまでこれたのには勿論担当医の適切な治療方針のお陰だと感謝していますが、それ以外に家族や親身になって心配・応援してくれた友人のサポートが大きかったです!。
自覚症状を放置してしまった!
現在、癌は不治の病ではなくなってきています。医学・医療の進歩は目覚ましくお陰で私もかなり進行していた癌を克服し健康を取り戻すことができました。
しかし、今思い返せば”病気の芽”ともいえる自覚症状はすで癌が分かった2~3年前からあったのです。
具体的には”おしっこが近くなった”、”おしっこがちょろちょろとしか出ない”、”残尿感がいつも残る”などです。
でも当時は自分自身の素人診断できっと”加齢による前立腺肥大”だろう、そうに違いない!と決めつけていました。
理由は「結果を知るのが怖かった!」からです!
今でも、もしもっと早い段階で癌が分かっていたら、と思うことがあります。
■予防医療の最前線
予防医療の大切さを痛感
でも実際はなかなか健康診断に行くのはどうも・・・という方も多いと思います。
・健康だから健康診断しなくても大丈夫
・健康診断って半日かかるし面倒・病院の予約をとるまでが大変
・仕事の合間を縫って健康診断に行く時間がない
・主婦など健康診断する義務はなくなかなか行く機会がない
こんな理由で躊躇することってありますね。
そういう方に最適な検査を提供するサービスがあります。
【銀座血液検査ラボ/ketsuken】というところが下記の内容の検査を実施しています。
先のような医療機関で健診をうけることに不安を持っている人に好評な血液検査サービスで、気軽に短時間で「自宅」・「感染症対策を徹底した採血専用施設」で血液検査ができることから現在人気のがん・生活習慣病・肝炎の「血液検査サービス」です。
◆セールスポイント◆
・病院と同等精度の検査結果を提供。
・店舗の場合、当日予約可能。
・検査結果は郵送検査の場合、発送後3日以内に、店舗の場合は銀座本店と大阪心斎橋店は2日・鹿児島店は3日以内に
アプリに送信(新型コロナウイルス抗体検査は30分以内に結果が出ます)。
検査結果の表示イメージ(URL:https://ketsuken.jp/appli/)
・採血時間最短1分(血液1滴)で体への負担やストレスを最小限に抑えた検査が可能。
採血方法のイメージ(URL:https://www.youtube.com/watch?v=d2R6gpa0rxI&t=203s)
具体的には、自宅に送られてきた検査キットで血液1滴を採血して返送するだけで、癌やその他の病気が分かるといったサービスで、以下のようなメリットがあり、検査結果が分かるのもスピーディと忙しい人にはありがたいシステムのようです。
●1滴の血液で検査ができる
●病院と同精度の検査
●治療による経済・身体の負担が少ない
●人間ドック・健康診断より負担が少ない血液検査
なにより
・病院で長時間拘束されるのが嫌な人
・病院だと検査結果が届くのが遅いと思う人
など、気軽に短時間で「自宅」で血液検査ができることから、医療機関で健診をうけることに不安を持っている人には朗報です。特にコロナが再拡大する状況下では、尚更二次感染を避ける意味でもメリットは大きいと思います。
「病気になってから」対策を考え治療をするのではなく、「病気になる前」に
予防する予防医療により、病気の早期発見がこれからますます重要になると思います。
自分も10年以上前の自覚症状がある段階でもしこのようなサービスがあったら、もっと違う展開になっていたと思います。
■バンド活動も病気克服の原動力に!
ここからは音楽(バンド活動)が癌克服への勇気をくれたことについてです。
癌治療を始めてしばらく経ったころ携帯に一本の電話が。
電話の主は当時私が勤務していた会社の元同期で数年前に会社を辞めて自営業をしている男性からでした。
彼はもともとピアノが上手でしたが、今は仕事の合間に大阪でバンド活動や音楽好きが集まるセッションなどで活動しているようでした。
偶然フェースブックでギターの事を書き連ねていた私を見つけたらしく、大阪でのセッションに遊びに来ないかという誘いでした.
当時の私は先の見えないがん治療の最中であり、不安や焦りでいっぱいでした。
一方で、自分の人生に悔いを残したくない、精一杯何でもやってやろうという気持ちに満ちてもいました。
だから、一も二もなくその誘いに乗りギターを抱えてセッションに参加しました。
結果、その時のセッションで出会った何人かと懇意になり、その後バンド組んで音楽祭やライブハウスにでることになりました。
そうした出会いを繰り返しながら色んなバンドを経験し交遊も広がりながら現在に至っています。
連絡くれた友人とは今でも付き合いは続いており、お互い切磋琢磨しながらバンド(音楽)ライフを謳歌しています。
■バンドの効用
もちろんバンドやることについては最終目的はライブに出ることなんですがそれ以外にもバンドやってて楽しいことは一杯あります!。
・同じ趣味や嗜好をもった連中との会話はそれだけで楽しい
・これが楽しみでバンド続けてるという人も結構います
・とにかくよく笑うことができて心が晴れやかに元気になります
「練習2時間そのあとの飲み会3時間なんてこともありました(笑)」
・年齢・性別関係なし!。本音で付き合える友が見つかるかも
・いろんな経歴や職種の人と交友でき自分の知らない世界を知ることができる
・自分が興味がない、合わないと思っていたジャンルに出会うチャンス
「ハードロック一辺倒だった自分が新たな出会いで人生初のプログレバンド結成しました!」
・ここでは年齢や地位などという壁はなく音楽という共通言語があるだけ
・自分さえその気になれば誰とでも一緒に音楽を続けることができる
・肩書や忖度がない世界ってほんとに自由で素晴らしい
「今度立ち上げるバンドでは私が最年長で最年少メンバーとは40歳の年の差!。殆ど孫やん(笑)」
・普段の生活とは一変する世界(スポットライトや歓声)に身を浸す快感
・ステージをこなすことで失敗を恐れない度胸が付く
・良いアドレナリンでてるなあ・・・と実感できる(笑)
「これはやってみないとわからない!。緊張~緩和~高揚のカタルシスです。」
これはほんの一例かもしれません。その人その人で得る満足感や達成感には違いがあるからです。でも少なくともバンドを始める前より人生や生き方が前向きに元気になれることは保証できます!。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。