前回に引き続き楽器紹介を。今回はアコースティックギター編。
と言っても自分自身長らくずーっとエレキ一筋(バンド一筋)でやってきたので正直アコースティックギター(以下アコギ)はほとんど触れることなく過ごしてきました。
事実初めてアコギを購入したのも社会人になって(多分20代後半)からでした。
■アコギを意識する
アコギを意識し始めたターニングポイントがあります。
それが当時(約30年前)深夜の音楽番組で天才ジャズギタリストの渡辺香津美氏!”がホストを務めて、毎回ゲストを迎えてトークとホストバンドをバックにセッションを繰り広げる『夢の乱入者(※)』という今ではちょっと考えられないような贅沢な番組が深夜に毎週放送されていたんです。驚きですよね!!。
そこではセッション以外に香津美さんがゲストの歌をアコギ1本でサポートしたり番組エンディングでソロギターを披露するコーナーがあって、そのギター1本でオーケストラのような芳醇かつスリリングな演奏をいつも目を皿のようにして観ていました。
当時は録画機材もなかったのでTVの前にラジカセ(古!)を置いてカセット(また古!!)で録音。あとでこれを擦り切れるまで聴き直してコピーに挑戦してました。
特にOvation(アダマスやエレガット!)がカッコ良かったなあ!。
この番組がきっかけでアコギを初めて買い求めたわけです。
※『夢の乱入者』(ゆめのらんにゅうしゃ)は、1990年から1997年にかけて、関西テレビ製作による関西ローカルエリア放映の深夜番組として全76回の放映がなされた音楽番組である。(出自:Wikipediaより)
今はYouTubeという便利且つ有用なToolがあるのでほんとに有難いですね。上の動画を観て何十年ぶりに当時の感動・ワクワクが蘇ります。
是非、まだご存じでない方はYouTubeで御覧になってください!。
当時買い求めたのは
・クロサワ楽器のオリジナルブランドStaffordのエレガット(品番不明)新品
・Ovation 1992(限定コレクターズモデル)中古
「当時はこの2本で完全に-香津美ワールド-の成りきりでしたね(笑)」
特にエレガットは一時期良く弾いてました。あのまま続けてたら結構上手くなってたのに途中で辞めてしまって20年近くアコギに触れることなく過ごしました。その後エレガットはペグが壊れて修理せずしまってます。Ovationは売却しました。
もともとフォークミュージックには殆ど興味がなかったこともあってか特にアコギを買い求める場面もなく時間が経過していました。
■再びアコギを意識する
ところがあることがきっかけで再度アコギへの興味が再燃します。
50代を迎えたころ、学生時代ロックバンドを組んでいた関東の友人が関西に出張する機会が増えたことを利用して、仕事終わりや週末休みを絡ませて音楽スタジオに集合。
事前に決めておいた課題曲の私のパート(ギター&ボーカル)を録音(撮影)して、彼が自宅にデータを持ち帰り、その後また別スタジオでベースやドラムを被せて曲を完成させてYouTubeにアップする・・・ということを年に1~2回やりようになりました。いわゆるDAWですね。
彼はStudio OneというDAWを使っていて、私も簡易版を勧められて使っています。
遊びで弾き語りなど簡単に作成できるのでお勧めですね!
Beatlesの「パーティーはそのままに」(原題 : I Don't Want to Spoil the Party)はエレキだけでなくアコギも弾くのですがこのとき使ったのが下のAriaのDreadnoughtです。
編集はStudio Oneにて。
後で紹介する一押しのYAMA
HA FS-TA Trans Acousticを使ってStudio One作成しました。ギター内蔵のエフェクトのみです。
もう一つのきっかけは、友人でもあるアコースティック・デュオのライブを観て、これも良いなと改めて感じたことや、ライブを通じて知り合ったギタリスト達のパフォーマンスに感銘を受けたことでしょう!。
やはり生で聴く音楽の力・影響は絶大です!
■所有するアコギ
ここからは現在所有しているアコギについて。
1.Aria Dreadnought AF28
親しい友人から譲ってもらいました。癖のない素直で鳴りもまずまず弾きやすいアコギだと思います。初心者向けに適していると思います。
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価格:29,800円 |
2.YAMAHA FS-TA Trans Acoustic
今回の一押しのアコギがこれ!。このギターほんとに革命的です!。アンプや外部エフェクターを使用することなく、ギターの生音にリバーブ、コーラスのエフェクトをかけることができます。ほんとに弾いていて気持ちが良いし急に上手くなったような錯覚にすら陥ります(笑)。
これなら持ち歩くのもエフェクターなしでギター本体のみなので楽だし何よりエコー、リバーブのクオリティが高いです。
人生一度もギター1本での弾き語りはやったことないんですが、これなら頑張って練習してみようかなという気にさせてくれるギターです。
再度、私的には一押しです。
このYouTube見たら誰でも欲しくなりますよね!。(ちょっと上手すぎるけど(;^_^A)
3. Ibanez GA30TCE-DVS
最後はエレガットです。クロサワ楽器オリジナルのStufford以来20年ぶりくらいにエレガット購入しました。ポイントは薄型のボディ、チューナー付き、スリムネックです。日頃エレキギターだけ触ってる自分からするとこれに持ち替えても違和感がないので助かります。
昨年末に購入したのでまだしっかり使い込めていないのが正直なところですが持ち運びが楽なので小型アンプさえあればどこでも手軽に演奏できそうです。
仲間との飲み会や集まりでも重宝しそうですね。
著名なギター講師、瀧澤さんもおすすめされてました。
このYouTubeが購入の決め手でした。それにしても、上手いなあ!!。
以上が現在のラインナップです。ひょっとして8月ごろに弾き語りする機会があるかもしれないのでボチボチ練習始めようと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。