音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

ロックトリオの最高峰CREAM(クリーム)をカバーする!

 

久々のロックトリオでライブ参戦!

今回はライブ参戦記です。

このイベントに参加しました。BEGINさんのトリビュートあり、浪速ブルースあり、ブリティッシュロックありのややごった煮的テイストのイベントではありましたが、そこがまたお客さんを飽きさせない演出にもなったみたいです。

共演バンドもみんな楽しそうでした。コロナ対策に留意しつつ、満員御礼の大盛況でした。やはりライブは良いですね~💛。

 

私のバンドは上の写真右上のANSOUZAN(安宋山)でCREAMのカバーを中心にやっています。全員64歳の(間もなく)前期高齢者バンドです!。私はギターをボーカル担当です。

 

メンバー全員普段はそれなりに健忘症や足腰の衰えは感じつつも、いざライブとなればまだまだ1時間程度のステージをこなせるだけの体力と気力は残っています(笑)。

 

今回のセットリストは以下の通り。

1.Steppin' Out( (short version)
2.I Feel Free
3.Those were the days
 4.Deserted cities of the heart
5.Swlabr
6.Strange Brew
7.Badge
8.I’m so glad
9.Politician
10.Crossroads
-encore-
11.Cannonball Shuffle  ( Robben Ford)
12.OH! Well (Fleetwood Mac)

音楽性以外にファッションも尖がってたCREAM

CREAMをカバーする際に気を付けていること

その1.チューニング

チューニングは半音下げです。プロでも半音下げチューニングはジミヘン、ヴァンヘイレン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンはじめ特にギタートリオでは結構ポピュラーなチューニング。

キーを半音下げることで音に厚みが出るように感じるのと、ボーカル負担軽減の意味もあります。

CREAMの場合、ジャックブルース(メインボーカル)の声量やハイノートが物凄いので正直オリジナルキーではワンステージ喉がもちません。。。

実際にたった半音下げるだけですが印象的にはかなりボーカルが楽になりました。

多くのプロが半音下げでやっていることからも意味があることだと思います。

ライブでも曲によってギターとドラムでボーカルを分け合って喉休めしています。

 

その2.歌詞

CREAMの曲は歌詞が難解です。詩人のピート・ブラウンが多くの楽曲の歌詞を手掛けていることもあって歌詞が観念的・抽象的。

歌詞の背景が神話に関するような日本人には理解できない発想・着想も多く、学校で習ったことのない単語も良く出てきます。

物覚えが悪くなった親父にとって歌詞カード(カンペ)は必須です。

歌詞がうろ覚えのままライブに突入すると途中で歌詞を忘れて頭の中が真っ白に(;^_^Aなって演奏もぐちゃぐちゃになってしまったことが何回かありました。

そうなるくらいなら最初から歌詞カードを用意して^やる方が結果はずっと良好です。

ただし歌詞カードを赤字でやると照明の関係で見えなくなったことがありました!。印刷するなら黒字が良いと思います。

 

その.3 音色

ポイントはいわゆるレスポール&マーシャルのウーマントーン(※Sunshine of your love のあの音!)に代表される少し籠った感じの太くて甘めのファズトーンを出せるかどうかです。

現実的にはライブ会場によって異なるアンプを使うことになるので(持ち込みとか以外は。。。)エフェクターの調整で対応することになります。

私の場合は、マルチエフェクターとコンプを使っています。どこまで再現できているかは自信ないですが、大事なことは自分が弾いてみて気持ちのいい音を作ることだと思います。

 

その.4 演奏(特にアドリブ)が迷走した時の対処

スタジオ録音では3分前後のあっさりした演奏が多いですが、CREAMの真価はなんといってもライブにあります!。

ブートレッグや正規版など多くのライブ演奏が残っていますが、どれもスタジオ盤とはアレンジも異なることが多く、その演奏スタイルもスタジオ盤に比べ遥かに激しいものでアドリブ(三人のバトルみたい)も長尺です。

 

そこでライブ演奏をベースにやる場合は、長いアドリブの途中で各人が尺が分からなくなって演奏が迷走してしまうことがたまにあります。。。そんな場合は、ギターの決めたフレーズやボディアクションを合図に迷走から元に戻らせるようにしています。

素知らぬ顔でやり過ごすことにしています。

 

使用ギターとエフェクター

■使用ギター

PACIFICA PAC612VIIFM IDB

今まで10本くらいメインギターの変遷があるんですが、自分にとって今一番しっくりくるギターです。

 

独断による評価ですが、

 

【良い点】

・細目のネックとボディのバランスが良く持ちやすくて弾きやすい

・音のバリエーションが出しやすくエフェクターの乗りが良い

・デザインが秀逸(好みですけど・・・)

・チューニングが狂いにくい

・総合的にコストパフォーマンスが高い(クオリティを考えれば安い:6万円台)

 

【悪い点】

・アームがしょぼい(ライブ中に外れたことがある)

・慣れないと弦交換がややこしい(慣れると楽みたい!)

・音に強烈な個性はない(言い換えればいろんなジャンルで使えるともいえる)

 

エフェクター

正直、エフェクターのことはあまり詳しくありません(笑)。しかしこの組み合わせでもう何年もやってます。自分には合ってるのではないかと思います。

 

マルチを2台”BOSS GT-1”と”ZOOM MULTI STOMP”  ,コンプも2台”BOSS SUPER OVER DRIVE SD-1" "MXR micro amp"です。

 

マルチは2台ともプリセットではなくて自分なりにカスタマイズして2種類(オーバードライブ&リバーブ)ずついれてます。

マルチエフェクターは私のようなメカ音痴にはありがたいです。接続が簡単だし、なんならプリセット音源でも十分活用できます。

慣れてくると自分好みの音もカスタマイズできるし、何より複数のエフェクターを揃えることを考えれば随分と経済的で重宝しています。

 

 

MXRは常時入れっぱなしで、SD-1はソロをなど音のメリハリや音圧を得たいときに踏み込むようにしてます。

 

 

 

 

正直これがベストな構成なのかどうか分かりませんが、自分的にはこのセットでここ1~2年はライブに望んでいますし、満足しています。

 

エフェクターについては常に進化していると思うので、経済的な問題がなければ常に新しいものにトライしたいとは思いますが、そう簡単にはできないのが実情です。

 

であれば自分の手持ちの中でよりベターな音作りを追求することも大事なのではと考え、マルチエフェクターの音作りや組み合わせを色々試行錯誤しながらやっています。

 

※出音が気になる方は以前アップしたYouTubeで確認してください。


www.youtube.com

※ギターはYAMAHA Pacifica102
 

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。