音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

バンド活動のマンネリと打開策について

 

バンドが陥りやすいマンネリの落し穴

マチュアであれプロであれ長くバンドを続けていると、ある時期マンネリというか停滞期に出くわします。

 

その兆候として以下のようなことが挙げられます。

  1. お互いの連絡が取りづらく練習の日程がなかなか決まらない
  2. ライブ出演依頼が来てもメンバーの調整ができず頻繁にお流れになる
  3. 新曲ややりたい曲がメンバー間で違ってまとまらない
  4. スタジオ練習がめりはりなくダラダラしている
  5. 陰でメンバーの悪口や粗さがしをしがちになる
  6. スタジオやライブ以外での交流がなくなる
  7. 知らぬ間に他のバンドに加入したり新たなバンドを結成する

 

 

なぜこんなことになるか!

結論はコミュニケーション不足につきます

 

1.お互いの連絡が取りづらく練習日程がなかなか決まらない       

連絡はSNSが中心だと思います。私はグループLINEなどで情報や連絡事項は共有するようにしています。

それでもすぐ返信が来る人となかなか返信が来ない人がいます。

性格や習慣なのである程度仕方ないですが、長く既読にならなかったりする場合は直接連絡して注意をします。

 

2.ライブ出演依頼が来てもメンバーの調整ができず頻繁にお流れになる

バンドメンバーも個々様々な考え方や価値観を持っています。特にコロナになってからはその部分が一気にクローズアップされました。

また立場(会社員か自営業かなど)で制約度合も違います。ライブをやりたくても会社から禁止されている場合などがそうです。

過去にはこういった事情でメンバー間に感情の行き違いや不満が噴出しました。

 

3.新曲ややりたい曲がメンバー間で違ってまとまらない

誰かと趣味がバッチリ合うことはあり得ないし、人数が増えればなおさらでしょう。

結成当初は何をやっても新鮮で、あまり曲の好き嫌いによる悪影響はでません。

しかし活動が長くなると自分なりのバンドに対するイメージができてきます。結果「こうする方が良い」「こうするべきだ」という思いがぶつかる原因になることがあります。

 

4.スタジオ練習がめりはりなくダラダラしている

まさにマンネリの象徴ですが、緊張感も高揚感もないまま惰性でスタジオに入っている状態です。

まとめるべきリーダーが不在で折角のスタジオ練習も事前に目的や課題を設けず、ただ漫然と時間を過ごすだけということが起きてきます。

無駄口や世間話で時間を浪費したり、そもそもスタジオに入って最初に音を出すまで半時間くらいセッティングに時間を擁したりしていることがあります。

 

5.陰でメンバーの悪口や粗探しをしがちになる

勝手な行動やメンバーの気持ちを考えない言動などが出てきたら要注意です。

悪気はないと思うのですが、ライブができない不満や実りの少ない練習に嫌気がさして、ついメンバーの悪口や粗探しをしてしまうことがあります。

 

6.スタジオやライブ以外での交流がなくなる

段々と普段の交流や話し合う機会も無くなって、ライブや練習が決まっても事務的にレパートリーを連絡・共有するだけで場合によってはライブ当日まで顔を合わさないメンバーも出てくることがあります。

これで良い演奏ができるとは到底思えませんし、必ずどこかで演奏は破綻します。

 

7.知らぬ間に他のバンドに加入したり新たなバンドを結成する

人によってはメンバーに不満をぶつけるのが面倒なので、気楽なもしくは気の合いそうな他のバンドに参加したり新たにバンドを結成したりすることもあります。

個人の自由ですから、そのこと自体に問題はないと思いますが、やはりまずはメンバーに本音の思いを伝えてほしいと思います。

何か少し裏切られたような寂しい思いが残りのメンバーには残ってしまいます。

 

 

バンドを再活性化させる打開策は

1.思い切ってしばらく活動を休止する

頭を冷やして冷静になってみると違った見方ができるようになります。無理にバンドをやり続けるよりは暫く充電期間を設けるのもありでしょう。

2.ほかのバンドも経験してみる

ほかのバンドやメンバーと付き合ってみると、逆に今のバンドやメンバーの良さが分かることもあると思います。

3.定期的に飲み会やミーティングを復活させる

直接意見交換や本音をぶつけることが最良の解決策だと思います。仮にそこで本当に決裂することになっても、やらないまま終わるよりはずっとましです。

4.結成した頃の気持ちや楽しかったライブを思い出す

SNSにアップした過去の映像を見返すと楽しかった瞬間が蘇ってきます。もう一度あの感動を感じたいと思うことが次のモチベーションへのきっかけになるかもしれません。

5.自分たちでライブイベントを企画し成功させる

単にイベントに呼ばれて演奏して帰るのではなく、ひとつのイベントをバンドメンバーで(もしくは誰かと共同で)企画して作り上げていくことができれば満足感もひとしおになると思います。結果、バンドの結束も一層強まると思います。

 

バンドを解散するのは簡単です!。でも気心の知れたメンバーを再度結集させることってまず無理だと思います。

 

バンドを楽しく長続きさせるには・・・

常に全員がコミュニケーションをしっかり取り合う事!

 

これに尽きるような気がします。

当たり前のことのようですが、くだらない自尊心やプライドが大切な関係を壊してしまうことに気づくことが大切だと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

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