音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

【注目】ライブ前リハーサルでやりがちな間違いとは

 

リハーサルの目的

リハーサル(以下:リハ)をやる目的はなんでしょうか?

 

Wikipediaによると「リハーサルは、個々の場面を本番と同様に進行させて、進行を確認する行為である。」としています。

 

ライブにおけるリハーサルでは複数のバンドが持ち時間(15~30分程度)で行うのが常ですが、その目的を私は本番をスムーズに始めるための必要な準備と考えています。

 

時間的な余裕があり専任のPAさんがいて、各バンドの調整をしてもらえる場合はいいですが、そうでない場合は自分たちでテキパキとやらねばなりません。

 

具体的にリハで何をするかというとこんな感じです。

 

【ボーカル&全体】

・メイン・ボーカルと楽器全体のバランスを調整する(客席からバランスを見る)

・モニター(返り)を確認して聴こえるように調整する

・コーラスの音量を調整する

・ステージで交錯しないようお互いに立ち位置を確認する

・時間が許せば気になる箇所を確認する

 

【ギター・ベース・キーボード】

エフェクター電源の確保とエフェクターボードの置き場所を確認

・機材(アンプ)のEQセッティング(レベル)を決めて覚えておく

・自分の立ち位置を確認する

 

【ドラム】

・自分に合った(叩きやすい)セッティングを素早く確認し本番に備える

・スティックを演奏中に飛ばしても大丈夫なように予備を準備する

 

 

ライブ会場によって使う機材(アンプやドラムセットなど)が毎回違うので、特に初めての会場ではできるだけスムーズに自分の納得できる音やセッティングを見つける必要があります。

ダメダメなリハーサル

 

しかし、最近のライブで失敗をやらかしました(;^_^A。

失敗というか、先のリハでやるべき基本的な事項をことごとく無視したリハになってしまいました。

 

・ギターの音(音色・音量)が決まらず、やたら時間がかかってしまう

・音量バランスをみるべきリハでやる予定の無い曲を突然ギターが弾き始める

・セッティングに手間取り、本来確認しておくべき曲や箇所を飛ばしてしまう

・ギターの弦が切れて交換に手間取る

・事前にマイクの確認(必要数)をしておらず慌てて追加する

 

結果、

本番が始まってから最初の曲を始めるまで10分以上時間がかかってしまう始末!

 

整然とステージに上がってスムーズに曲がスタートする!・・・のが理想です。

 

しかし、ぐずぐずと10分以上もステージで音合わせをやってなかなか始まらない!

これは無様デス!。お客さんにも失礼です!。

 

始まってからも、一曲ごとにギターアンプのつまみをいじっては変え、いじっては変え・・・納得いく音がでないのでしょうが本番最中にこれをやってはいけません。

 

リハの段階で音作りは完了しておくべきで、リハでのつまみ位置をちゃんと把握していなかったようです。

 

従って本番一曲目が始まったとたん、リハの1.5倍ぐらいの音量でした(;^_^A。

自分のドラムが聴こえないくらい!。

 

焦ると碌なことはなく、ギターが演奏途中に自分のシールドを踏んで抜けてしまうという失態も。。。 演奏の代わりにノイズが炸裂です!

 

これも事前にストラップを通してジャックを差し込めば起こらないミスです。

やはり注意散漫かつ怠慢と言われても仕方がないでしょう。

 

私自身もカウベルの用意を忘れてしまい、カウベルが必須の曲で訳の分からないオカズで誤魔化してしまいました。。。申し訳ありませんです(謝・謝)

失敗を次に活かせるかがバンドの技量

 

今回は何度も出演している箱であり、対バン含め2バンドで自分たちがトリだったこともあって時間の制約もなく表面的には大きなトラブルにはなりませんでした。

 

ライブも結果的には盛り上がって(地元の仲間が多数駆けつけてくれた)ひとまず成功だったんですが、冷静に考えると非常に反省すべき内容でした!

 

長くバンドをやっていると、往々にして基本を忘れてしまいます。怖いのは、段々とそのことにすら気付かなくなっていくことだと思います。

肝に銘じて、精進します~!!

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。