■メンバーの脱退
色々紆余曲折ありながら、なんとか最初のライブを終えてこれから頑張ろうと思っていた地元の新バンド”Ancient Melody”。
しかし、残念なことに先日ベーシストが家庭の事情でバンドを続けることが困難になって脱退することになりました。
本人も残念な思いながら、30代の働き盛りはやはり仕事と家庭と音楽の両立は言葉で言うより難しかったようです。
私のような定年退職リタイア族(決して優雅ではありませんが)とはやはり自由な時間と責任の重さが違うようです。
でも本当に忙しい中で頑張ってくれました。ありがとうございました!。
またいつか一緒にやりたいですね。
■そして3人が残った!
というわけで、メンバーが3人になってしまいました。
夏にはキーボードが体調不良で参加できなくなり、ライブ本番1か月前にレパートリーを大幅に変更したばかり。
半年の間に5人が3人になってしまいました。。。
ベーシストが見つからない限り、また全曲見直しかな。。。
バンマスもベーシスト探すけど厳しそう。。。とのことですし、しばらくは3人での活動になるなと思っています。
確かに大阪のなど大都市圏でメンバー募集したら結構人は探せそうですが、我々のように奈良県(橿原市)を活動拠点とする以上、探せる範囲も限られてきますしね。
幸い、私はギター以外にドラム(簡単なベース)はやれるし、バンマスはマルチプレイヤー(ギター・キーボード・ドラム)、ボーカルもアコギは弾けるし・・・ということで色んな演奏パターンができることを活かしたアレンジでやっていこうかなとも考えてます。
イギリスのプログレ大御所のジェネシスに『そして3人が残った』(原題:...And Then There Were Three...)というアルバムがありましたね。タイトル通り、ジェネシスは本作より3人編成となったようです。
■ピンチはチャンス
災い転じて福となす・・・ではないですが、3人になってまたレパートリーを一から見直すことになるなあ・・・などと悩んで落ち込んでいるよりも、与えられた環境や条件下で何ができるかを考えるほうが前向きで楽しいものです。
実際、メンバーが固定していると発想もどうしても従来路線の延長で考えたりと常識的なものになりがちです。
そして曲のセレクトやアレンジも変化を嫌って、新しいジャンルに挑戦することを躊躇いがちになります。
でも単純にメンバーが減ったり、変わったりすることでバンド自身が変化せざるを得ない状況が生まれると、ごく自然にそういった発想・思考になっていきます。
全曲を見直すことをせずとも、既存曲でも4人でやったアレンジではなく違うアプローチで3人でやれる方法を探るのも良い練習になるように思います。
”なんとかなるという鷹揚さ”と”新しいことにチャレンジする好奇心”がバンドの活性と継続には必要だなと感じます。
今月末(11月末)に残った3人で集まって今後の事を相談しつつ、セッションすることになりました。
また後日談を書こうと思っていますので、良かったら見てください。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。