曲コピーの今昔
60代半ばの自分にとって最近のYouTube 動画の多岐にわたる内容とそのクオリティには驚くばかりです。
自分がギターキッズだったころ(ずっと昔!)からは到底考えられない状況。
例えば新しい曲をコピーする必要ができた時に、今はわざわざ楽譜をネットや店頭で探して購入しなくてもYouTubeがあればそれで事足りる場合が多いです。
・探せば大概の楽曲を誰かが演奏動画やレッスン動画でアップしている
・有名曲ならアップ数も相当あるので自分の気に入ったものをセレクトできる
(※もちろん全ての楽曲を探せるわけではありません・・・)
なんとも便利な時代なんです。
もし一から自分自身でコピーとなると時間もかかるし、難しい曲だと途中で挫折することも十分考えられるので、モチベーション維持という意味でもありがたい存在です。
YouTube動画の功罪について
では良いことずくめなのかというと、やはりいくつか問題というか気を付けないといけない要素があると考えています。
〇メリット
・コピーに要する時間が圧倒的に短縮できる
・運指やフィンガリングなど自分にとって新鮮で参考になる気付き
・視覚による分かりやすさと情報量の多さ
・気になる部分を繰り返し再生できる利便性
●デメリット
・コピー意欲が明らかに減退する(耳が衰える)
・原曲を軽視し、いつしかYouTube動画をオリジナルのように盲信してしまう
・仮に間違った情報(コピー)でも疑いなく鵜呑みにしてしまう
対処法
ではどうするのがよいのか?
私はこのように考えています。
ただし、これは完全フルコピーを目指すのか、それなりの雰囲気を真似るのか・・・などでアプローチは変わってくると思います。
あくまでYouTube動画は参考であり、それをどこまで信用するかは自己責任なので、コピーに関してどのやり方がが正解というものではないと思います。
それでもYouTubeの演奏動画は本当にありがたいです。
アップするだけあって皆さん本当に凄く上手で、私も幾つかチャンネル登録してよく参考にさせてもらっています。
上手く活用していくことが大切です。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。