音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

シニア世代の新たな役割:メンター

 

シニア世代の新たな役割:メンター

メンターって聞いたことありますか?

メンターとは、経験や知識が豊富な人が、若いまたは経験の浅い人に対して、アドバイスや指導、支援を提供する人のことです。

教育者、指導者・・・というほど厳格でも権威的でもないですが、一緒に考える目線をもったサポーターという感じでしょうか。

メンターとしての役割は、個人や専門分野によって異なりますが、主な目的は次のようなものです。

 

 

前置きが長くなりました。

なぜこんな話をするかというと、現在筆者が所属するバンドが20代1名と60代3名(筆者含むの若干変則的なメンバー構成のため、年齢構成上どうしてもメンター(60代)とメンティ(20代)の関係ができあがっているからなのです。

 

メンバーは、ボーカルのKちゃん(21歳:女性)、ギター&キーボードのPさん(64歳:男性)、ベースのTさん(66歳:男性)、ドラムのA(65歳:筆者男性)の4人。

 

Pさんが経営する音楽スタジオにKちゃんがボーカル・レッスンに来ていて、そこでプロ志望のKちゃんが音楽経験豊かなPさんに色々教えてもらったりしているうちに、ソロではなくバンドを経験すべきという結論になりました。

 

そこでPさんから、バンド経験があって現在も活動中のドラムのA(筆者)とベースのTさんが招集されて、結果的に20代と60代という年の離れた混成バンドが誕生しました。

 

ですから、このバンドは誕生の経緯そのものが『Kちゃんにバンドを通して色々なことを学びつつ、ライブ経験を積むことでより幅広い音楽性とキャラクターを持たせたい』、『できれば独り立ちできるミュージシャンに育てたい・・・というという60代のPさんの熱い思いが結実したものでした。


 

世代間ギャップの存在

私たちのバンドは、世代間ギャップを乗り越えて音楽を楽しむことが目標です。

今回は、私たちのバンド活動についてお話ししたいと思います。

 

 

バンドを始めた当初は、やはり世代間ギャップを感じました。例えば、音楽の好みや知識が違うことです。

 

最初の頃はお互いが好きな音楽や曲の話をしても、双方が??の状態でした。

 

それはそうです。60代と20代、親子以上ともいえそうな40歳以上の年齢の開きって想像以上に大きく、当然知っている前提で話をしても・・・お互いに分からない、知らないの連続です。

 

しかし、それはある意味当然のことで想定内のことでした。

 

本当はKちゃんの親世代がやっと我々60代と話ができるか(通じるか)どうかの世代間だからです。ましてや、その子供世代となると知らなくて当然です。

 

例えば60代おやじ世代は、一番多感な10~20代をビートルズレッド・ツェッペリンなどの洋楽ロックやMTVの洋楽ヒットチャートの数々やJAZZとROCKの融合であるフュージョンにどっぷり浸かって、いまだにそこから抜け出せずにいる世代。

 

一方、20代の音楽嗜好は、BTSやワンオクなどのK-POPやJ-POP、EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)というまさに今風!のものでした。

 

このように、音楽に対する感性やスタイルが異なることが、世代間の最も大きなギャップと言えそうです。

 

しかし、結論から言えば「世代間ギャップ」は大した問題ではありません!。

 

理由は、「世代間ギャップ」が必ずしも悪いことではないからです。

 

むしろ、それぞれの世代が持つ経験や知識、価値観や感性を共有することで、音楽の幅や深みを広げることが可能になるからです。

 

例えば、、、

・60代の親父たちは20代の若者たちに自分たちが育った時代の音楽や文化を教え、20代の若者たちは60代の親父たちに最新の音楽や技術を紹介することができます。

 

このように、互いに学び合うことで、音楽的な刺激やインスピレーションを得ることができます。ただし、それを実現させるには双方に相手を受入れるだけの「謙虚さと度量」も必要です。

 

世代間ギャップの克服

これまで、世代間ギャップを感じた時は、話し合いやスタジオでの時間を共有することで溝を埋めてきました。

 

ある時は、一緒にカラオケで各々が好きな曲を思い切り歌い合って、相手のバックグラウンドを知る努力をしました。

 

60代は、20代に古い音楽の歴史や背景などを説明し、20代は、60代に新しい音楽のトレンドや魅力などを伝えました。

 

また、ライブでの経験談や転調のやり方や楽譜やコード進行などの理論的な知識も分かち合いました。このようにして、お互いの音楽に対する理解や尊敬が深まりました。

 

世代間ギャップを乗り越えるためには、やはりコミュニケーションが重要です。

 

音楽を創造するという共通の目的を持ちながらも、それぞれの世代が抱える悩みや不安、期待や希望は異なるかもしれません。

 

そこで、練習後にざっくばらんなミーティングを開いて、バンドメンバー同士で意見交換も気楽にやっています。

また、音楽以外の話題でも気軽に話せるような雰囲気づくりをすることで、仲間意識や信頼感を高めています。

 

 

世代間ギャップの活用

私たちのバンドでは、世代間ギャップを克服するだけでなく、逆にそれを積極的に活用しています。

お互いのことをより理解するにつれて、お互いの持ち味を生かした選曲やアレンジが可能になり、そのことが一層バンドのオリジナリティを醸成し、バンドとしてのまとまり・団結を強くしていきました。

 

このようにして、世代間ギャップを音楽的な魅力に変えることを日々目指しています。

 

また、ライブ活動に関しても、世代間ギャップが良い意味でサプライズを生むことがあります。

 

これまで、様々な年齢層の人々が集まるイベントや会場で演奏してきました。

そこでは、私たちの音楽が懐かしく感じる人もいれば、新鮮に感じる人もいました。

また、私たちの音楽が親しみやすく感じる人もいれば、刺激的に感じる人もいました。

 

このように、世代間ギャップから生まれた音楽が観客とのコミュニケーションに寄与することもあります。

 

今はカバー曲を中心としていますが、今後は60代の親父たちが得意とするジャンルと20代の若者たちが得意とするジャンルを組み合わせて、オリジナルなサウンドを作ることも視野に入れて頑張っています。

 

 

このように、世代間ギャップは「隠すのではなく、逆にアピールする」ことで、他のバンドと差別化も可能になります。

 

世代間ギャップを活かすためには、創造性が必要です。

バンドメンバーの年齢差は、音楽的な個性や特徴を生み出すチャンスでもあります。


まとめ ~シニア世代は未来を支えるメンターに~

私たちは『60代×20代』という特徴・個性を持ったバンドとして、これからも音楽活動を続けていきたいと思っています。

 

私たちは、世代間ギャップを抱えていますが、それは『バンドの個性』であって障害・デメリットでは全くありません。

 

シニア世代が若い世代と付き合うことは、社会全体にとって大きな価値があります。

 

若者たちは未来を切り拓くポテンシャルと新しいアイデアを持っています。ただ、それをどう開花させ活用するかが課題なのです。

 

シニア世代はその成長をサポートする重要な役割を果たすことができます。

 

 

シニア世代は、(良い意味でも悪い意味でも)豊富な経験と知識を若い世代に伝えることで、彼らの成長を後押しすることができます。

 

良きメンターとして、若い世代のロールモデルとなり、彼らの悩みや不安に寄り添うことが大切です。

近年、シニア世代の社会進出が進んでいます。しかし、若い世代とうまく付き合うことが難しいという声も聞かれます。

シニア世代と若い世代は、価値観や考え方が大きく異なるため、なかなか理解し合えないことがあります。

しかし、シニア世代が若い世代のメンターとして、彼らの成長を後押しすることで、両世代の理解を深めることができます。