70歳を目前にした3人の親父たち。
先日、ほぼ50年ぶりにトリオバンドを再結成しました。
といっても音楽スタジオでの話。二日間スタジオを借りて、昔やった曲を再演。
これまで、家庭、仕事、病気、そしてそれぞれの人生の浮き沈みの中で、再結成から遠ざかっていた3人。
学生時代に結成したバンド「Bandome(バンドーム)」は、学園祭や大阪・京都のライブハウスにちょこっと出てました。知名度は???でしたが(笑)。
しかし、卒業~就職とともに自然消滅し、それぞれの人生が始まりました——。

(1977年:使用前)
これまで数年ごとに何度か集まって、セッションまがいのことはやってきました。
ギターの私と、ベースのMはリモートで曲を作ったりもしていたんです。
でも、ドラムのKを加えて、3人で顔を揃えて演奏するのは――なんと50年ぶり。
あの頃、ライブハウスで鳴らしていた曲を、再び音にする日が来るなんて。
思えば、私とMは50代、60代でガンを患い、「もうダメか…」と人生を諦めかけた時期もありました。
でも、奇跡的にこうして生きている。だから、こんな再会が実現した。
2日間、スタジオを借りて音を鳴らし、夜はKの家に泊まって酒を酌み交わし、
語り合うのは、昔話と老後のこと、孫の事(笑)。
でも、そのどれもが懐かしくて、愛おしい時間。

(2025年:使用後)
演奏の出来?
…それは、まあ、聞かないでください(笑)。
往年の勢いはとうに消えてるし、正直よろよろのロック。。。
指も動かない、声も出ない、体力もない。
でも、ちゃんとそれなりの音が出た。3人で笑った。
それだけで、もう十分だと思いました。
まだロックできる。
そう思えた2日間。
人生のステージは、まだ終わっちゃいない。