
いつも「音楽大好き親父の徒然ブログ」を見ていただき、ありがとうございます。
67歳、リタイアして7年目。今は、無職です。
「『定年後は悠々自適』…『会社を辞めればストレスから解放される』…そんな言葉、よく聞きますよね。私も昔は、そう信じていました。
でも、現実は違った。
今日は、これから定年を迎えるあなたに、これだけは言っておきたい。
定年前に、多くの人が信じ込んでいる**”5つの大きな嘘”**について、私の失敗談とともにお話しします。きれいごとは一切なしです。
定年前に信じてはいけない”5つの嘘”
【嘘①:お金の嘘】 「退職金と年金があれば安泰」という嘘
まず一つ目。一番大事な、お金の話です。
『退職金と年金があれば、あとはなんとかなる』…大嘘でした。
確かに、退職金をもらった直後は気が大きくなるんです。
通帳の数字を見てね、『これで俺も安泰だ』って。でも、その”安泰”は、あっという間に崩れました。
私の場合は、コロナでした。
ちょっとした足しに、と思って始めたバイトも失って、収入がプツリと途絶えた。
物価は上がる、予想外の医療費はかかる…計画なんて、あってないようなものですよ。
教訓は、『守り』だけじゃなく、『想定外の攻め』に備えること。
退職金は溶かさない工夫と、月々数万円でもいいから、細く長く稼ぎ続ける手段を現役のうちから考えておくべきでした。
【嘘②:仕事の嘘】 「再雇用やバイトで社会との繋がりは保てる」という嘘
二つ目は仕事。
『嫌な会社だけど、再雇用されれば安心だ』とか、『好きなバイトでもして小遣い稼ぎ』とか、思ってませんか?
私は、人間関係のストレスが嫌で、再雇用を蹴ったんです。
当時は『よく決断した!俺の人生、これからだ!』なんて思ってましたよ。ロックでしょ?(笑)
でも、いざ60代でバイトを探してみると、現実は厳しい。
若い子たちに混じって働くのは、想像以上に気を遣うし、疎外感もある。
結局、会社という名のバンドから追い出された、ただのオヤジなんですよ。
教訓は、会社以外の『自分の居場所』を作っておくこと。
会社の名刺がなくても付き合える仲間や、地域での役割。それがないと、社会から孤立します。
【嘘③:人間関係の嘘】 「会社を辞めればストレスフリー」という嘘
三つ目。会社の人間関係。
『あの上司の顔を見なくて済む!』って、最高の解放感ですよね。わかります。
でも、これも罠でした。
確かに、嫌いな奴とは会わなくて済む。
でもね、好きでも嫌いでもなかった、ほとんどの人間関係も同時に失うんです。
年賀状だけの付き合いだった元同僚からも、いつの間にか来なくなる。
気づけば、一日誰とも話さない日が増えていく。
これは、会社のストレスとは質の違う、もっと静かで、重たい孤独ですよ。
まるで、観客のいないステージに一人で立っているようなね。
「教訓は、『一人でいる時間』と『孤独』は違うと知ること。
一人で楽しめる趣味も大事。
でも、それ以上に、週に一回でもいいから、利害関係なく話せる相手を見つけておくべきです。
【嘘④:生きがいの嘘】 「時間ができれば趣味に没頭できる」という嘘
四つ目、趣味や生きがい。
『定年したら、若い頃好きだった音楽三昧だ!』って、私も夢見てました。
でもね、不思議なもんで、『いつでもできる』と思うと、やらなくなるんです。
毎日が日曜日って、聞こえはいいけど、メリハリがなくて、だんだん無気力になってくる。
若い頃、胸を熱くしたロックを聴いても、なんだか響かない。
感動するにも、エネルギーっているんですよね。有り余る時間ってやつは、時として人間をダメにするんです。
教訓は、『生きがい』なんて大げさなものじゃなくていい。『今日の目標』を持つこと。
午前中に散歩するとか、気になってた本を読むとか、そういう小さなことでいいんです。
【嘘⑤:健康の嘘】 「まだまだ元気だから大丈夫」という嘘
そして最後、五つ目。健康です。
『俺は体力には自信がある』…現役時代のその自信が、一番危ない。
会社に行かなくなると、驚くほど歩かなくなる。
体力の衰えは、自分が思っている3倍のスピードでやってきます。
昨日できたことが、今日はしんどい。その積み重ねです。
お金があっても、時間があっても、この『健康』という土台が崩れたら、何も楽しめません。
ライブに行こうにも、足腰が痛くてスタンディングは無理、みたいなね。
教訓は、運動を『イベント』にしないこと。『歯磨き』と一緒で、毎日の習慣に組み込む。
これを現役のうちからやっておかないと、手遅れになります。
クロージング
…と、まあ、脅かすようなことばかり言ってしまいましたね。すみません。
でも、これが私の7年間でたどり着いた、偽らざる実感なんです。
じゃあ、絶望しかないのか?っていうと、そうじゃない。
私が今日お話しした5つの嘘。
これに早く気づいて、『幻想』を捨てて、『現実』を見据えることができれば、あなたの定年後は、もっとずっと良いものになります。
大事なのは、お金やスキルだけじゃない。
変化に対応していく**『心の準備』**です。
それを、現役で忙しい今から、少しずつでも始めてほしい。心からそう思います。