
深夜3時の独り言
夜中の3時。
ふと目が覚めて、なんとなく将来のことが頭をよぎる。
「お金、大丈夫かな」「これからどうなるんだろう」……。
60歳を過ぎたら、こういうことってありますよね。
実は私も、定年退職してからの数年間は、まさにそんな「情報の波」にどっぷり浸かっていたんです。
でも最近、思うんです。
「あんなに怖がらなくても、良かったんじゃないかな」って。
今日はそんな、年金生活者のたわいもない独り言にお付き合いください。
1. 情報に酔っぱらっていた頃
退職した直後って、なんだか手持ち無沙汰で、ついついテレビやスマホを眺めてしまいます。
すると「老後2000万円不足」とか、コロナが始まった頃の「これから世界はどうなる」みたいなニュース。
当時は、それを見ては「大変だ、大変だ」と一人で勝手に慌てていました。
大手マスコミの言うことを鵜呑みにして、SNSの激しい言葉に一喜一憂して……。
今思えば、完全に情報に酔っぱらっていたんだと思います。
でも、時間が経つにつれて気づいたんです。
「テレビが言う不安」と「私の目の前の現実」って、ちょっと違うんじゃないかって。
2. メディアにも「色」がある
よく見ると、ニュースにもそれぞれ「色」がありますよね。
こっちは右寄り、あっちは左寄り。特定の政治的なスタンスが見え隠れしたり……。
それを全部「正解」だと思って受け取ると、そりゃあ心も疲れます。
SNSだって、便利な道具ではあるけれど、玉石混交。
結局は、自分が見たいものや、誰かが言わせたいものばかりが流れてくる。
「何が正しいか」なんて、誰にも分からない。
だったら、無理に全部を理解しようとしなくてもいいんじゃないか。
そんなふうに、少し諦めに似た気持ちになったら、かえって楽になったんです。
3. 散歩して気づいたこと
コロナであらゆる計画が白紙になって、家の中に閉じこもっていた時。
スマホを置いて外に出てみたんです。
いつもの公園、いつもの道。
そこには「老後破産」なんて言葉はどこにもなくて、
ただ風が吹いて、近所の人が犬の散歩をしていて、
「ああ、世界は意外と、そのまんまなんだな」って。
画面の中の数字や言葉に怯えるより、
「今日のご飯が美味しい」とか「空がきれいだ」とか、
自分の体の感覚を信じるほうが、よっぽど確かな気がしたんです。
4. 自分なりの「いい塩梅」
今は、情報を全部信じるのはやめました。
「そんな考えもあるかもな」くらいで、半分聞き流す。
全部を知ろうとしない。
代わりに、自分が「心地よい」と思えるものだけを選んで受け取る。
ちょっと無責任かもしれないけれど、
この年になったら、そのくらいの「いい塩梅」が丁度いいと思うんです。
お金のことはもちろん大事です。
でも、不安を数えて今日を台無しにするよりは、
「ま、なんとかなるだろう」と笑って、美味しいお茶を飲む。
そのほうが、結果的に健康でいられる気もしています。
終章:ま、気楽にいきましょう
今回は・・・68歳の親父が、夜中に考えた独り言。
「そんなわけないだろ」と思う方もいるかもしれませんが、
「まあ、そんな考え方もあるか」くらいに受け取ってもらえたら嬉しいです。
結局、自分の人生の機嫌を取れるのは、自分しかいませんからね。
情報に振り回されるのはほどほどにして、お互い、気楽にいきましょう。
それでは、また次回もお付き合いください。