今回は新しく結成したバンドの初練習のお話。
今回アコースティック・デュオを組んでる男女ペアと私が所属するトリオバンドが合体して女性ボーカルをメインにした70’s~80’sの洋楽ロックのカバーバンドをやることになりました。デュオの二人とは以前からの飲み仲間で特にボーカルの女性が歌が上手いのは知っていたのでいつか一緒にやってみたいね。。。と話していましたがようやく実現の運びとなりました。
新バンドの目標は一刻も早いコロナ終息を願いつつ、できれば9月くらいにどこかの(できれば馴染みの)ライブハウスデビューを飾ることです(笑)。
■スタジオ初練習へ
18時15分過ぎにスタジオに全員揃いました。予約は18時半から2時間です。
内容のある2時間にするよう頑張らないと!
これまでお互いのライブを見に行くことはあっても一緒に演奏するのは初めての事!。普段の飲み屋でのざっくばらんな雰囲気とは違って全員少し緊張の面持ち。
初練習用に用意したのは5曲。2か月くらい前に決めてましたが、スタジオでどこまでちゃんと演奏できるか不安です。(全員が同じ思いです)
私の場合、スタジオ当日朝から必死でコピーしてたくらいなので。。。ほんとに今日まで十分時間があったのに、自分に色んな理由を付けてずるずるとコピー作業を先延ばしにしてしまう自分の駄目さを、スタジオに来てから反省する情けなさ( ;∀;)。
ここで教訓!
話は少しズレますが社会人現役の時に上司から「仕事は段取りが9割や!」と何度も言われました。言い換えればしっかりと準備(ここではコピー&練習)しておけば本番は恐れることなし!。仮に突発的にトラブルが起きても入念に準備したから大丈夫!という自負があれば臨機応変に対応できるという事だったように思います。
厳しい上司でよく𠮟られましたが確かに彼の言ってることは正しかった!。仕事に取り組む前に段取りを考え、事前準備を徹底してやることで仕事の能率も上がり徐々に成果が出てきたことを覚えています。
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ところがです。かく言う私は定年退職4年目の無職で時間は有り余るほどあるのでギターコピーもその気になれば一日中できるんですが、結局一夜漬けみたいになってしまうのは先の指導・教訓が時間の経過とともに忘れられて全く自分に活かされてないことの証左。改めて猛省せねば!!。
■初スタジオ練習開始
さあ、いよいよ初練習開始!。18時半定刻にスタジオ入り~ごちゃごちゃ機材セッティングして18時45分くらいにやっと全員で音出せました。最初は楽器の音(特にギター)が大きすぎてボーカルが聞こえず、ボーカルから「無理して大きな声を出すので喉が潰れそう~」との悲鳴!。
たしかに久しぶりのスタジオでは自分の音(音量)とバンド全体のバランスが掴めず自分の音だけに神経が集中する結果どうしても必要以上に大きな音になってしまうことはよくあります。楽器の数や種類が増えると特にその傾向が強まるので一歩引いて全体のバランス(特にボーカルが歌いやすい環境)に注意することがまずもって重要です。
※基本は自分の音が少し小さいかな・・・と思うくらいで丁度よかったりする。
あとで考えてみると、2時間の予約時間のうち全体の音量バランスをとるため(曲演奏以外)に約30分ほど費やしたように思います。正味全体で音合わせできたのは休憩覗くと1時間強程度(約半分)です。5曲(約数分/1曲)を2回ずつ演奏すればあっという間に終了時間が来てしまう計算です。
「事前の段取り9割の教訓が活かされてないなあ。。。反省(;^_^A」
次回スタジオ練習は1か月後ということになりました。次は今回の反省を踏まえて効率的かつ納得できる2時間にしたいと思います。
【教 訓】
1.速やかに(10分以内)各楽器のセッティングを済ませる
・大事なポイント。ダラダラやってると20分ぐらいすぐに過ぎてしまいます
5分前には片づけて速やかな退出が決まり。1分でも無駄にしないために
スタジオに入ってから速やかなセッティングは必須
※たまに次のバンドのスタート時間にずれ込んでもダラダラ片づけてるバンドも居ます
いくら上手でもこれはダメですね。
2.まず最初にボーカルを基準に全体の音量バランスを決める
・楽器は音量大き目になりがち(やってるうちにどんどん大きくなる!)
しかし、生身の声はそうはいかず喉への負担は相当なもの!
楽器担当が進んでボーカルとの音量バランスに気を配るべきです
・「良いバンド」例外なくボーカルがイケてます!
3.途中で気になった点はスタジオ内のボードにメモして全員で共有する
・やってるうちに色々気づきが出てきます。その場では分かったつもりでも
すぐに忘れてしまう(休憩とかいれるとなおさらです)ので、みんなで確認
しながらメモする習慣をつけるといいですね
4.練習内容を録画して後日速やかに共有する
・さらに練習後にいつでも再確認できるようビデオやレコーダーに録って
後日メンバー全員が共有できるようにしましょう
編集等、一手間かかるし面倒ではありますがこれをやっておくとやらないと
では次回の練習の効率が明らかに違います。
5.各人の練習進捗を定期的に確認する
・これも案外よくあるんですが全員で演奏してみるとどうもしっくりこないとか
キメが合わないとか・・・出てくることがあります。
これって課題曲のバージョン違いで覚えてたことに起因することがたまにある
ので曲が決まったら、どのバージョンを採用するかを全員で確認しておくべき
※(例えば、スタジオバージョンとか19〇〇年△でのライブバージョン
とか具体的に伝えることが大事!)
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。