音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

睡眠とギターの意外な関係:ぐっすり眠れる講座から学んだこと

 

今日はいつもの音楽やバンドから離れて”睡眠”に関する話題です。

 

ぐっすり眠れる 睡眠講座

先日地元の市役所が開催する「ぐっすり眠れる 睡眠講座」に行ってきました。

講師は「ライフシフト睡眠メンタルヘルス協会」の藤井英三さん

藤井 英三 | ライフシフトコンサルティング代表 睡眠栄養指導士認定講師 | ShareWis (share-wis.com)

 

予想以上の参加者で、会場公民館の視聴覚室はほぼ満席(といっても50人くらいですが)でした。

世の中には、睡眠に悩む人が多いんやなあ・・・と改めて思いました。

 

かくいう私も、日々「寝つきの悪さ」が悩みで、布団に入って明かりを消しても中々眠りに入れない・・・これが今回「睡眠講座」に参加した理由です。

 

結論から言うと、今回の講義(セミナー)を聴いて、

『良い眠り(深い眠り)には「痩身効果と学習効果の向上」が望める

ことが理解できました。

 

つまり、”痩せて”、”ギターが上手くなる”可能性があるということです。

 

ちょっと話に無理があるかもとお思いでしょうが、その理由について説明します。

 

 

日本の睡眠に関する現実

講義は約2時間、講義内容を要約すると・・・

 

・健康は栄養・運動・睡眠のバランス 順位は睡眠 > 栄養 > 運動

・日本は世界一寝ていない(睡眠時間が短い)国民といわれる

・望ましい睡眠時間:18歳~64歳で7~8h。限界最短睡眠時間:6h

・日本人の睡眠負債(睡眠不足による損失)は一人一生で△900万円

・2013年以降(スマホの普及拡大)子供の不登校が急増、原因トップが不眠症

 

 

 

 

「良い眠り」は、”5つのロス”を軽減できる

 

①仕事の効率

         ・不眠による凡ミスの回避

         ・6時間睡眠が2週間続くと2日間徹夜と同じパフォーマンス

         ・睡眠時間7時間に対し4時間以下では交通事故発生率が11.5倍

②健 康  

         ・不眠は86種の病気に影響し、特に・糖尿・認知症・がん

         (特に前立腺がん、乳がん、大腸がん)の発症リスクが高まる

         ・不眠(寝不足)は免疫力が低下し病気にかかりやすくなる

         ・不眠が1年以上続くと鬱病発症のリスクが高まる

         ・いびきをかく人は要注意!。がん発症リスクが最大4.8倍!

         ・原因は肥満・ストレートネック・小さい顎・狭い鼻腔

         ・無呼吸症候群は3年以内の死亡リスクが30%アップ

③人間関係 

         ・不眠は怒りの感情を生み出す脳の偏桃体に悪影響

         ・老若男女問わず、切れやすい人になってしまう

④チャンス 

         ・人に会ったり話すのが嫌になり、出会いの機会が減る

         ・対人恐怖症や孤立や引きこもりの温床に

⓹明るい未来

         ・前向きに生きる姿勢が見られなくすべてが消極的に

         ・明るい人生を切り開く可能性を自ら放棄することにも

 

睡眠のメカニズム

〇寝つきの基本

・眠りに入る寝つき時間は8~30分。8分以内は睡眠不足、30分以上は不眠の疑い

 →8分以内(即寝てしまう!)はいわば気絶してるようなもの

・一晩に深い眠りと浅い眠りを4~5回繰り返す

 →深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を交互に繰り返す

・深い眠りの状態では深部体温が下がっている

 

〇睡眠中は深い眠りが2回以上

レム睡眠(Rapid Eye Movement)

役割 →体の疲れを取る、体を修復する、記憶の書き換え(最適化・デフラグ

     したがって、レム睡眠の間も脳は休むことなく活発に働いている!

 

ノンレム睡眠(Non Rapid Eye Movement)

役割 →深い眠り、脳自体の疲れを取る(脳は全体の20%のエネルギーを消費)

 

 

 

         睡眠は時間と質の掛け算である

 

〇深い眠りが徐々に浅くなり寝覚めの準備をする

 →内臓の体温を下げてエネルギー消費を下げ、余ったエネルギーを脳に回す

 →脳の中のゴミ掃除(最適化・デフラグ)してパフォーマンスを上げる

 

 

今日からできる良い眠りの9ステップ

 

STEP.1 朝、最低30分以上の日光を浴びる

    ✔体内時計の誤差をリセットする

    ✔睡眠ホルモンは日光で作られる

    ✔室内ではなく外(ベランダも可)で直射日光を浴びる

    ✔良い睡眠は朝何を食べるかで決まる(昔からの和朝食を推奨)

     →講師は下宿の学生などには「すき屋」等の朝定食を勧めている

 

STEP.2 昼寝は午後2時まで20分以内で

    ✔椅子(ひじ掛けのないもの)で寝る(ベッドやソファはNG)

    ✔眠気を取るのが目的(3時以降だと脳が夜だと勘違いする!)

    ✔電車やバスに揺られてうたた寝するイメージ

 

STEP.3 筋トレ、激しい運動は夕方までに

    ✔筋トレ後には必ずストレッチでケアが必須

    ✔寝る前には筋肉を緩めることが大事

 

STEP.4 夕食、アルコールは寝る3時間前までに

    ✔胃や肝臓に負担をかけるのは✖

    ✔寝る前の牛乳(ホットミルク)は✖

    ✔夜には満腹ホルモンより空腹ホルモンが優位になる!

 

STEP.5 寝る1時間前に入浴を終える

    ✔40℃前後のお湯で15分以上(長すぎてもだめ)

    ✔浴室の証明を落としてリラックスするのもあり

    ✔熱すぎると交感神経が優位(刺激)されて眠れない

 

STEP.6 寝る1時間前にはスマホ、PCを手放す

    ✔一番大事なことは「脳を休ませること」

 

STEP.7 寝るときにはパジャマに着替える

    ✔脳に寝る体制だと認識させる(モードの切り替え)

    ✔休日でも起きたら着替える

 

STEP.8 ベッドや布団でスマホやビデオは観ない

    ✔脳が「ベッドはスマホを見る場所」だと場所と行為を認識してしまう

 

STEP.9 寒くても靴下は穿かない

    ✔足からの放熱が妨げられて深部体温が下がらない(寝付けない)

    ✔炬燵で寝るのはある意味最悪!

 

深い眠りから得られるメリット

当然ながら不眠を解消できれば、間違いなく健康体になると思いますが、

太り過ぎのシニア・ミュージシャンの私としては次の2点に魅力を感じます。

 

1.痩せる

深い眠りはそうでない場合に比べて、一晩で△200kcalの消費増だそうです。

これはひと月に△6,000kcalです。

 

具体的にどれだけ痩せるかは基礎代謝量や運動量に左右され個人差が大きい。

しかし、寝るだけで月6000kcalの差が生まれるのは見過ごせませんね。

 

「布団に入ったら何もしない、布団は寝るところ」という刷り込みを脳にさせないとあきませんね。ながらスマホはやめないとなあ。。。

 

2.ギターが上達する(かもしれない)

 以前、ブログで「ギタリストあるある①:弾けなかったフレーズが一晩寝ると弾けるようになった!」を書きました。

そして、今回の講義で自分の考えが間違っていなかったことが分かりました。

 

datchg.hatenablog.com

 

先述のとおり、脳の中で寝ているうちにバラバラだった情報が整理・最適化されて、寝る前のイメージを脳がシミュレーションしてくれていたようです。

 

つまり寝る前に必死に練習してもできなかったことが、睡眠中に必要な情報に最適化された結果、翌日には脳から指にストレートに情報が伝達された結果、それが出来る(弾ける)ようになったということのようです。

 

眠りは奥が深いです。

 

以上、睡眠講座のレポートでした(笑)。

 

ドラム演奏中のハプニング!スティックが飛んだ瞬間



ライブ演奏の最中にスティックが滑って飛んでしまうというトラブルは、ほとんどのドラマーが経験することではないでしょうか。

これはドラマーにとっても、バンドにとっても非常に困ったことです。

場合によっては演奏中断~やり直しになり、それはもうカッコ悪くて最悪です。


私もドラマーとして、恥ずかしながら何度もこのような経験をしました。

 

そこで、今回はこのトラブルの回避について、私の体験談を交えながらご紹介します。

 


なぜスティックが飛んでいく?


まず、スティックが滑る原因は何でしょうか?。

 

一般的には、以下のような要因が考えられます。

 

  • 手汗や手の油分で、スティックが滑りやすくなる
  • スティックの表面が摩耗して、滑りやすくなる
  • スティックの重さや形状が自分の手に合っていない
  • スティックの持ち方に力みがあり、バランスが悪い
  • 普段のセッティングと違って叩きづらい

 


スティック飛ばしをなくす対策法

 

私が実践していた対策法は以下の通りです。

 

1.滑り止めワックスを使う

具体的には滑り止めワックスをスティックに塗ることで、手とスティックの接着力を高めます。

これはあるドラマーさんのブログで知りました。

ライブ前にこれをスティックに塗っておけば、手汗や手の油分が出てもスティックの滑りを抑える効果が期待できます。

これはギターのピックが指の間でズレてしまうことを防ぐときにも使えます。

ただし、注意点としては、ワックスが手に付着すると、他の楽器や機材にも付着してしまう可能性があるので、使用後は手を拭くか洗うことが必要です。

 


2.スティックにテープを巻く

こちらはスティックにテーピングをする方法。Amazonのレビューでも安価で効果が高いという内容が多いです。

実際にテープを巻くだけですが、手持ち感がアップして、しっくりと手に馴染む感じが叩いていて安心感につながります。

 

3.グラブ(手袋)をする

手袋をするという簡単ではあるが、効果的な方法もあります。

 

革製の手袋(指先が開いている)なら、滑りにくいし素手に近い感覚で扱いやすいと思います。

友人のドラマーはライブ(スタジオ練習でも)で必ず装着しています。

基本はライダーズ用途化と思いますが、ビジュアル的にもカッコいいのでロックには最適

 

4.フロアタムにスティックケースを装着する


(写真は参考)


これは、予備のスティックをすぐに取り出せるようにするための方法です。

色々準備しても、やはり飛んでしまうことはあるわけで・・・その場合の対策です。

私は、フロアタムの上にスティックケースを取り付けて、常に2本以上の予備のスティックを用意していました。

万が一、スティックが飛んでしまっても、すぐに新しいスティックに持ち替えることができました。実際これでピンチを凌ぎました!。

 

5.スティックの選び方や持ち方を見直す

これは、自分の手に合ったスティックを選ぶことと、正しい持ち方や振り方を身につけることです。

スティックの重さや形状によって、握り心地や振りやすさは当然違います。

自分の手に合わないスティックを使っていると、無意識に力が入りすぎたり、バランスが崩れたりして、スティックが滑りやすくなります。

色々な種類のスティックを試して、自分に合ったものを見つけましょう。

また、持ち方や振り方についても、プロのドラマーの動画や教則本を参考にして、正しい方法や自分に合った持ち方を試してみるべきです。

これらのことを意識することで、スティックのコントロールの上達が期待できます。

 

6.やり慣れているセッティングにドラムを調整する

 

ドラムの場合、ライブでは会場のドラムセットを使う場合がほとんどなので、正直どんなドラムになるか当日現地に行くまで分かりません。

これは仕方ないことですが、できればリハーサルで普段自分が慣れ親しんで叩きやすいセッティングに調整することが望ましいです。

 

ただイベントで複数のバンドが次々に演奏する場合など、時間の制約があり自分の思うようなセッティングに調整することが困難な場合も当然あります。

※リハーサルができない場合もある!。

 

そんな場合であっても、他のメンバーがセッティングしている短時間でスネア&タム類の高さ・角度とシンバル類の高さ・叩いた時の腕との距離・・・最低限これくらいの調整だけはさっと合わせるようにしています。

 

これだけでも打ち損じや叩き損じでスティックを飛ばすリスクは軽減できます。

 

まとめ

以上が、私が実践していたスティックが滑るトラブルの回避方法です。

 

1.滑り止めワックスを使う

2.スティックにテープを巻く

3.グラブ(手袋)をする

4.フロアタムにスティックケースを装着する

5.スティックの選び方や持ち方を見直す

6.やり慣れているセッティングにドラムを調整する

 

これらの方法を試してみると、ライブのパフォーマンスが格段に向上すると思います。

私も、これらの方法のおかげで、ライブ本番でスティックが飛んでしまうという恥ずかしい失敗をしなくなりました。

もちろん、完璧になるまでには、練習や経験が必要ですが、それもドラマーとしての楽しみの一つだと思います。

 

バンドで自分が浮いてると感じたら?原因別対処法

バンドで自分だけ浮いてる?

 

バンド活動は楽しい反面、メンバーとの衝突や孤立など、悩みを抱えることも少なくありません。

特に、「自分だけ浮いてる」と感じた時は、孤独感や不安で心身ともに消耗してしまうことも…。

しかし早計にバンドを辞めるという選択肢は最終判断として、まずは「自分だけ浮いてると感じた時に考えられる原因と、それぞれの対処法」について考えてみるべきです。

原因を特定し、適切な対処法を実践することで、状況を改善し、より充実したバンド活動を送ることができる可能性があります。

せっかく縁あって集まったメンバーですから、簡単に放棄すべきではありません。

また一からメンバー探し・メンバー集めをする労力を考えれば、賛同いただけると思います。

 

 

原因別の対処法

 

パターン1:他のメンバーと目指す音楽性が違ってきている

 
音楽性の違いは、バンド活動において最も深刻な問題の一つです。
メンバー間で目指す音楽性が大きく異なる場合、方向性の違いが衝突や孤立を生み出す可能性があります。
 

原因

    • メンバーそれぞれが影響を受けた音楽や好きなアーティストが異なる

    • 音楽に対する価値観や目標が異なる

    • バンドの将来像に対する考えが異なる

 

対処法

    • 率直な話し合い:
      メンバーと個別に、あるいは全員で集まって、それぞれの音楽性や目標について話し合いましょう。互いの考えを理解し、尊重することが大切です。
    • 共通点を見つける:
      音楽性の違いを受け入れることは難しい場合もありますが、メンバー間で共通点を見つけることで、バンドを存続させることができるかもしれません。
    • 妥協点を見つける:
      目指す音楽性を完全に一致させることは難しいので、妥協点を見つけることも大切です。例えば、オリジナル曲とカバー曲を混ぜて演奏するなど、双方にとって納得できる方法を探しましょう。
    • 別のバンドを探す:
      音楽性の違いがどうしても埋められない場合は、別のバンドを探すことも選択肢の一つです。自分の音楽性を追求できるバンドを見つけることが大切です。

 

 

パターン2:他のメンバーと自分との技量に明らかな差がある

 
技量の差は、バンド活動において大きな壁となることがあります。
自分だけ技術が追いついていないと感じると、自信を失い、練習へのモチベーションも低下してしまうでしょう。
その逆の場合も同様にバンド内の雰囲気が悪くなってしまいます。
 

原因

    • メンバーそれぞれの音楽経験や練習量が異なる

    • 楽器の才能や適性がある

    • 練習に対する意識や取り組み方が異なる

対処法

    • 基礎練習を徹底する:
      まずは、楽器の基礎練習をしっかりと行いましょう。基礎練習を積み重ねることで、演奏技術を向上させることができます。
    • メンバーに教えてもらう:
      他のメンバーに演奏技術を教えてもらうのも有効な手段です。メンバーのアドバイスを受けることで、自分の弱点を克服することができます。
    • 個人レッスンを受ける:
      音楽教室に通ったり、個人レッスンを受けることで、専門的な指導を受けることができます。
    • 自分のペースで練習する:
      無理に他のメンバーに合わせようとせず、自分のペースで練習を続けることも大切です。

 

パターン3:他のメンバーとの人間関係が悪い

 
人間関係の悪化は、バンド活動だけでなく、日常生活にも悪影響を及ぼします。
メンバーと仲良くできないと、練習やライブに行くのが億劫になり、バンド活動自体を楽しめなくなってしまうでしょう。
 

原因

    • メンバー間の性格や価値観が合わない

    • コミュニケーション不足

    • 過去の諍いや誤解が解決していない

 

対処法

    • コミュニケーションを積極的に取る:
      メンバーと積極的にコミュニケーションを取ることで、互いを理解し、仲良くなることができます。

    • 誤解を解く:
      過去の諍いや誤解がある場合は、しっかりと話し合い、解決しましょう。

    • 共通の趣味を見つける:
      音楽以外の共通の趣味を見つけることで、メンバーとの距離を縮めることができます。

    • 距離を置く:

      どうしても仲良くなれない場合は、距離を置くことも選択肢の一つです。

まとめ

バンドで自分だけ浮いてると感じた時は、まず原因を特定することが大切です。

・他のメンバーと目指す音楽性が違ってきている

・他のメンバーと自分との技量に明らかな差がある

・他のメンバーとの人間関係が悪い

  

原因が分かれば、適切な対処法を実践することで、状況を改善することができます。

 

大切なのは、一人で抱え込まず、メンバーと積極的にコミュニケーションを取ること。

 

互いを理解し、尊重することで、より充実したバンド活動になるはずです。

 

観客を味方につけるテクニック:一流フロントマンから学ぶ

 

観客を熱狂させ、歴史に名を残すフロントマンとは?

ロックバンドにおいて、フロントマンは単なるボーカリストではなく、バンドの顔。

彼らはそのカリスマ性で観客を魅了し、一体感を生み出す力を持っています。

しかし、真に伝説的なフロントマンになるためには、何が必要でしょうか?

 

★カリスマ性と圧倒的なパフォーマンス:ミック・ジャガー

ザ・ローリング・ストーンズミック・ジャガーは、まさにカリスマ性と圧倒的なパフォーマンスの体現者であることに異論はないでしょう。

結成60年以上、80歳を迎えんとする今も往年と変わることなくステージ上を動き回り、観客を圧倒する存在感は、まさに「ロックンロールの皇帝」の名にふさわしい。

彼は60年代から現在まで第一線で活躍し続け、その圧倒的なパフォーマンスは衰えることを知りません。つい最近も新曲をリリースしたばかり。凄すぎますね!

ミック・ジャガーは、観客を魅了するだけでなく、彼ら自身がロックンロールスターになったような気分にさせる力を持っているといえるでしょう。

 

★エンターテイナー性とメッセージ性:フレディ・マーキュリー

クイーンのフレディ・マーキュリーは、4オクターブの声域と華麗なパフォーマンスで観客を魅了した稀代のエンターテイナーでした。

そして、同時に「Bohemian Rhapsody」のような今後も長く歌い継がれるであろうメッセージ性のある楽曲を創造する優れたコンポーザーとしての側面も持っていました。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た方も多いと思いますが、そこで描かれた彼の痛々しいほどの赤裸々な姿に驚いた人も多かったと思います。

彼は観客を飽きさせないステージングで知られており、その存在感は唯一無二でした。

フレディ・マーキュリーは、エンターテイメント性とメッセージ性を兼ね備えた、真のフロントマンと言えるでしょう。

 

★熱情とメッセージ性:ボノ

U2のボノは、情熱的な歌声とメッセージ性で観客を鼓舞するフロントマンです。

政治や社会問題にも積極的に取り組む姿勢は、多くのファンに共感を与え、U2を社会変革のカリスマとして世界最高のロックバンドに押し上げたと言えるでしょう。

デビュー以来ギター・ベース・ドラムのシンプルな構成ながら、ギタリスト:エッジの比類ない独創的なギターワークもあり、ボノの力強いボーカルと合わさることでスケールの大きな音世界を作り上げています。

彼は、音楽を通して世界を変えることができるという強い信念を持っているようです。

ボノは、単なるミュージシャンではなく、強い発信力と影響力を持った一人の活動家であり、政治家でもあるといえます。

 

★反骨精神と時代を象徴する存在:カート・コバーン

ニルヴァーナカート・コバーンは、繊細な歌声と反骨精神で当時の若者の共感を集めました。

トリオ編成のハードな演奏とメロディアスな曲調、内省的な歌詞が特徴でした。

彼は、グランジロックという新たな音楽ジャンルを牽引し、オルタナティブロックをメインストリームに押し上げるなど、時代を象徴する存在となりました。

彼は、当時の社会に対する不満や怒りを音楽で表現し、多くの若者に支持されました。

カート・コバーンは、若くして悲劇的な結末を迎えましたが、ロック史に大きな足跡を残しました。

もちろん、彼ら以外にも数多の素晴らしいフロントマンが存在します。そのすべてを網羅するわけにはいきませんが、彼らから学べることはあるはずです。

 

※10選はあくまで個人的な評価です。

※地上波ではなかなかお目に掛かれない海外アーティストのライブやドキュメンタリー番組もWOWOWなら繰り返しラインアップされています。私も契約しており、自分の気に入ったタイミングで楽しめるので気に入っています。

※因みに、最近WOWOWで観たドキュメンタリー「FRONTMEN」は面白かった!(下記)

 残念ながら現時点(2024.2)では再放送の予定はないようですが。。。

 

 

観客を味方につけるテクニック:一流フロントマンから学ぶ

これらの伝説的なフロントマンたちから学ぶべきことは、以下の3点に集約されます。

 

マチュアバンドのフロントマンが目指すべき道

 

では、我々のようなアマチュアバンドにとって、これらを意識してどのように取り入れたらいいでしょうか?

以下にまとめてみました。

1. 技術の向上: 基礎練習を積み重ね、歌唱力や演奏力を向上させる

2. 経験を積む: ライブハウスやイベントに出演し、経験を積む

3. 自分らしさの追求: 他人を真似するのではなく、自分らしさを磨く

 

真のフロントマンは、例外なく音楽の才能だけでなく、カリスマ性、エンターテイメント性、メッセージ性、そして観客を巻き込む力を持っています。

 

まとめ

フロントマンは、バンドの成功に不可欠な存在であり、彼らは観客を魅了し、一体感を生み出す力を持っています。

真のフロントマンになるためには、圧倒的なパフォーマンス力、観客との一体感、そして唯一無二の存在感が必要です。

マチュアバンドのフロントマンも、常に技術の向上、経験の蓄積、そして自分らしさの追求を重ねることで、観客を熱狂させることができるようになると期待します。

 

まだまだ止まらない!60代親父バンドの挑戦

 

◇親父バンドの2024年の抱負は

2024年も気が付くともう松の内はとうに過ぎて間もなく2月ですね。(今日は1月25日)

年が変わってから初ブログですが、随分遅くなってしまいました。

というのも例年になく年明け早々、CREAMトリビュートの親父(爺さん?)バンド”安宋山(AnSouZan)のライブが立て続けに決まってバタバタしてたからです。

 

安宋山、実は全員が前期高齢者(66歳)の年寄りトリオバンド。

 

だからなのか最近、全員物忘れは酷いし、腰や膝は痛いし、目は見えないし、動くの億劫やし・・・などなどモチベーションがかなり下がってきてたので昨年末には

 

「来年はしばらく活動休止して、またやりたくなったら集まろう!」

 

って言ってたんですね。

 

◇新年1発目のライブは急遽代役出演に

ところが、年始早々私がドラム担当の別バンド(Jack Sparrows:ストーンズ・バンド)が1月6日に出演が決まっていたライブにメンバーの体調不良で出れなくなりました。

 

このままではお店に迷惑掛かるので、急遽代わりのバンドを探すことに。

 

とはいえ、新年早々そんな簡単に都合よく別バンドが見つかりません。

 

結局Jack Sparrows とメンバーが被ってる安宋山なら大丈夫やろ!3人やし身動きとりやすいから・・・ってことで代役が回ってきました。

 

元々出番が最後(トリ)だったので、こんな華の無い爺さんトリオでええんかな・・・とは思いつつも、こうなったらとにかく楽しもうってことでライブ頑張りました。

 

もちろん、ミス連発でとても褒められた内容ではありませんでしたが、終わってみれば不思議な満足感と充実感に包まれました。

 

それは、新年早々だというのに、遠路(往復3時間!)わざわざ駆けつけてくれた友人の熱い声援があったからかもしれません。いつもありがとうございます。

 

ライブハウスのマスターからも今日の演奏は良かった!って言ってもらえるなど予想外の嬉しい評価でした。

 


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◇新春2発目ライブは初めての箱で緊張!

続いて、親しい友人バンドのギタリストさんから1月21日(日)に開催予定の『ブリティシュ・ロック・バトル』なるイベントにCREAMトリビュート:安宋山の出演を依頼され、これまたしがらみもあり出演することになりました。

 

 

こうしてみると、活動休止どころか新年早々立て続けのライブになったわけです。

 

少し話を戻します。

 

2本のライブ出演が急遽決まりました。

しかし、安宋山は昨年11月にライブして以来、全く活動していなかった。

流石にこれではヤバいと慌ててスタジオ練習を2回ほどやりました。

 

もちろん新曲などやれるはずないので、レパートリーを見直しながら・思い出しながらの練習でした。ただし。三分の一の時間は疲れてスタジオで喋ってましたけど(笑)

 

特に1月21日のイベントは初めてのお店ですし、3バンド共演で持ち時間各1時間(転換込み)の結構な長丁場!

 

CREAMは特にスタジオ盤は1曲が2-3分のものが多いので、50分持たせるには結構な曲数がいる。・・・しかしそんなに持ち歌はないし、とはいえ全員MCは下手やから面白話で時間稼ぐのも難しいしなあ。。。

 

で、なんとか無理やり45分くらいのセットリストを考えて。このリストに絞ってスタ連することにしました。それがこれ!。

 

1.Steppin' out

2.I Feel Free

3.I'm so glad

4.Deserted cities of the heart

5.Swlabr

6.Strange Brew

7.White Room

8.Politician

9.Sunshine of your love

10.Crossroads

encore

11.Badge

 

 

結果はとても楽しいライブになりました!。

私の昔務めた会社の後輩、バンドメンバー、懐かしい高校時代の同級生たち数人が神戸・大阪・奈良から忙しい日曜の夕方に駆けつけてくれました。

 

私自身、最初は緊張気味でしたが、かぶりつきで熱い応援・声援してくれる仲間に元気と勇気をもらえたのか、いつも以上にライブ中盤からはヒートアップ!。

 

ギターソロもいつもより長回しでやってました。(本人は気づいてないけど(笑))

 


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◇最後に

気持ちで老け込んだらあきませんね!。まだまだやれると思ってやらないと。

 

それを思い知ったこの2回のライブでした。

 

2024年も気持ちと体力が続く限りロックで突っ走ります。

またよろしくお付き合いください。

 

ライブ活動2023年を振り返って:成長そして反省

今日は2023年12月31日。いよいよ2023年も終わりを迎えようとしています。

今年もたくさんのライブを経験し、多くのことを学びました。

今回は、4つのバンドでギターとドラムを担当した2023年のライブ活動を振り返り、自分自身が成長したこと、気付いたこと、反省したことなどをまとめたいと思います。

 

【バンド紹介】

1.安宋山(あんそうざん):最強のロックトリオ、ハードロックの原点とも評される伝説のグループ”CREAM”のトリビュートバンド。結成4年目 筆者はギター担当。

2.Jack Sparrows(ジャック・スパローズ):最強のロックバンド、ローリング・ストーンズのトリビュートバンド。 結成9年目 担当はドラム。

3.Ancient Melody(エイシェント・メロディ):1960年代~現代まで幅広く洋楽中心にGood Musicをカバーする20代~60代メンバーで構成された異色のユニット。結成3年目 担当はドラム。

4.上六事変(うえろくじへん):東京事変を模したバンド名ながら取り上げる曲は70~80年代のMTV世代に懐かしい洋楽を中心にカバーするツインギターバンド。 結成3年目 担当はギター。

 

 

2023年活動実績

 

記憶の抜けがなければ、ライブ回数:23回と、だいたい月2回のペースでした。

    

今年65歳を迎えたオヤジにしては、我ながらようやったなあ・・・と思います(笑)。

 

 

2023年を総括

成長したこと

まず、技術面では現状維持~ちょっと成長できたと自画自賛(笑)。

4つのバンドでそれぞれ異なるジャンルの音楽を経験・演奏したことで、自分の音楽的表現の幅が広がったように思います。

また、ライブの経験を積むことで、ステージでの緊張が減って余裕が生まれ、その結果演奏への集中力も向上しました。

 

◆具体的な変化と影響

【ギター編】

 

 

今までハードなロック系の曲中心にやってきて、歪系の音色とラウドな音量が定番だったため、バラード系やスローな曲は繊細なテクニックと表現が問われるためどうも苦手でした。

 

しかし上六事変で女性ボーカルのバックを務めることで、バラードナンバーにも挑戦。

今まであまり弾いたことがなかったノン・ディストーションでのギターに挑戦することで丁寧なピッキングやエモーショナルなギターワークを意識するようになりました。

 

筆者のようにディストーションの効いたハードなギター中心に弾いてきたギタリストにとって、ノンディストーションでを弾くことは、3つの点で違いが顕著です。

  1. 音色の違い

ディストーションは、音に歪みがあり、音量も大きくなります。

ノンディストーションでは、音の違い<物足りなさ・頼りなさ>に戸惑います。

  1. 繊細さ

ディストーションの効いたギターは、ピッキングやコードの押さえ方に多少の雑さがあったとしても、それほど目立ちません。

しかし、ノンディストーションでは押さえ方やピッキングの雑さがもろに目立ちます。そのため、より繊細かつ正確なピッキングやコード押さえが必要となります。

  1. 表現の幅

ディストーションは、音の歪みによって音色や表現の幅が限られます。

しかし、ノンディストーションではクリーンな音色ゆえに表現の幅が広がります。

 

【ドラム編】

    

ドラムでは、Ancient Melodyで曲によってリードボーカルも担当することになり、歌いながらリズムを刻み的確なフィル(おかず)を入れることの難しさに直面。

 

しかし、この経験がかえってドラム基本中の基本である”グルーブ感とテンポキープ”を同時に実現させる必要性を改めて意識する良い機会になりました。

 

ドラムを叩きながらボーカルをとることは、非常に難しいです。その難しさは、以下の3つにまとめることができます。

  1. 呼吸と体幹・姿勢のコントロール

ドラムは、両腕や両脚を大きく動かす動作が基本。そのため、呼吸が乱れたり、体幹がブレたり姿勢が乱れると、ボーカルが安定しません。

  1. リズム感と歌唱力の両立

ドラムを叩きながらボーカルをとるには、リズム感と歌唱力の両方を高いレベルで維持する必要があります。リズムが乱れると、当然歌も乱れます。

  1. 体力

ドラムは体力勝負とも言われる楽器、その上ボーカルも相当な体力を使うため、両方を同時に行うにはかなりの体力が必要。これがなかなかきついのです💦。

 

一方で、ドラムを叩きながらボーカルをとることには、メリットもあります。

  1. より表現力豊かなパフォーマンスが可能

ドラムを叩きながらボーカルをとると、ボーカルの間やタイミングを意識しながら叩くので、自然にドラム(ビート)のタメが意識できると感じました。

  1. 観客の注目を集めることができる

ドラムを叩きながらボーカルをとるのは、結構珍しいので、観客の注目を集めることができます。まあ、これはメリットかどうかわかりませんが・・・。

  1. バンドの可能性を広げることができる

ドラムを叩きながらボーカルをとることができる人は、バンドの可能性を広げることができます。たとえば、リードボーカルでなくてもバックコーラスをドラムが担当できれば、コーラス要員を増やす必要はなくなります。

ドラムを叩きながらボーカルをとるには、相当の練習と努力が必要です。しかし、そのハードルを乗り越えることができれば、非常に魅力的なパフォーマンスを披露することができます。

 

反省したこと

〇練習・準備不足

時にはライブ中に緊張して凡ミスをやらかしたり、自信をもって臨んだ曲のはずが全く実力を発揮できなかったこともありました。

ライブの準備や練習をもっと計画的に密度を濃く行うべきだったと反省しています。

 

〇盛り上げ技術の不足

 

要するにMCが下手で、観客を乗せきれないことです。

前回のブログにも書きましたが、「観客を自分の味方」にする技術がまだまだ足りないと痛感します。頭では分かっていても、なかなかできないのが辛いところ。

 

バンド活動をしている人へのアドバイス

拙い経験から申し上げます。

ライブ活動を通して、音楽をより深く楽しむことができるようになりました。

また、人前で演奏する経験は、自己表現やコミュニケーション能力の向上にもつながります。要は「前向きになれた」…ということです。

これからバンド活動を始める人は、ぜひ積極的にライブに出演することをおすすめします。

また、ライブ活動を続けている人は、技術や表現力だけでなく、観客への思いやりや音楽への情熱を忘れずに、これからも素晴らしいライブを続けていってください。

 

私も2024年も引き続きバンドもブログも頑張りますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

あがり症を乗り越えるバンドマンの心得 -観客を味方につける3つの方法-

バンドにとって、ライブでのパフォーマンスは非常に重要です。

演奏技術はもちろんのこと、パフォーマンス力もライブの成否を大きく左右します。

しかし、いわゆる”あがり症”を自認するバンドマンは、分かっていても普段の実力をライブで発揮できないケースも少なくないと思います

そこで本記事では、あがり症のバンドマンがライブで観客を味方につけることの重要性と、その対策について考えます。

 

パフォーマンス力の重要性

バンドのライブにおいて、パフォーマンスはライブの盛り上がりを左右するだけでなく、バンドの音楽性やイメージを決定づけることもあります。

そのため、バンドにとって”パフォーマンス力”は”演奏力”と同様もしくはそれ以上に重要な要素です。

 

しかし、誰もがライブで観客を前に常にベストなパフォーマンスでいられるわけではありません。中には、極度の”あがり症”という人もいます。

 

練習では良い感じで弾けるのに、本番では上がってミス連発、頭真っ白・・・という人もいます。(私の所属するバンドにもそのタイプがいてます!)

 

あがり症”の症状として、例えば、

ボーカルは、「声が出なくなる」、「声が震える」、「歌詞が飛ぶ」・・・などがあります。

演奏者では、「ミスが増える」、「曲構成を間違える」、「音が出なくなる」、「演奏テンポが走る」・・・などが特徴でしょうか。

 

観客にとっても、自信なさげな演奏やパフォーマンスはダイレクトに伝わってきます。

その結果、観ていて「楽しくない」、「早く終わってほしい」、「可哀想・・・」などの悪印象を与えてしまいかねません。

 

逆に、演奏技術は特別ハイレベルではなくても、パフォーマンスが良く、印象的であれば、観客は盛り上がって「楽しかった」、「また見たい」・・・という高評価に繋がることも稀ではありません。

 

では、どうすればパフォーマンス(力)を上げることができるでしょうか?

 

 

観客を味方につけることの重要性

あがり症のバンドマンにとって観客の存在は大きなプレッシャーとなります。

理由は、観客に自分の演奏やパフォーマンスを評価されることに大きな不安を感じるからで、その結果として緊張が高まります。

緊張は誰しもするもので、すべて”悪”ではないと思います。

ある程度の緊張(感)は気持ちを奮い立たせるし、冷静さを保つことにも繋がります。

 

問題は、程度を超えた極度の緊張に襲われた場合で、普段のように冷静に対処することができなくなってしまいます。

そうした極度の緊張が、”あがる”ことを誘発します。

 

しかし、逆に考えれば観客を味方につけることができれば、あがり症を克服する大きな助けとなります。

観客が自分を応援してくれていると思えば、緊張が和らぎ、普段の実力を発揮しやすくなるからです。

当たり前のことですが、「観客は敵ではない!」ということです。

 

あがり症を克服するための具体的な対策

あがり症を克服するためには、観客を味方につけることが重要でと言いました

では具体的には、どんなやり方をすれば「観客を味方」にできるでしょうか?

 

  • ①.リハーサルで観客を意識する

リハーサルでは、観客が自分を見ているつもりで演奏するようにしましょう。

リハーサルはバンド全体のバランスを見たり、マイク・アンプやドラムセットを調整することが主目的です。

しかし、せっかく本番同様のステージで演奏する機会ですから、観客の笑顔や歓声をイメージすることで、本番での緊張感に慣れることができますし、そうすべきでしょう。

例えば、リハーサル中に、観客が拍手や歓声を送っているつもりで、演奏に合わせて体を動かしてみる。

また、観客に話しかけるつもりで、MCをしてみるのも効果的ですね。

 

  • ②.観客とコミュニケーションをとる

ライブ中は、できるだけ観客とコミュニケーションをとるようにすることです。

MCで話しかけたり、歌詞にコール&レスポンスを取り入れたりするなど、観客と一体感を味わうことで、緊張をほぐすことができます。

例えば、MCで、観客の出身地や、ライブの感想などレスポンスしやすい雰囲気を作ってみる。また、皆が知って良そうな曲では(観客との)コール&レスポンスを取り入れて、観客と一緒に盛り上がるようにする。

 

  • ③.観客に楽しんでもらうことを意識する

自分の演奏やパフォーマンスで観客を楽しんでもらうことを意識しましょう。

観客の笑顔や盛り上がりを意識して引き出すことで、やりがいや、自信が持てるようになります。

例えば、観客の表情をよく観察し、楽しんでいるように見えたら、さらに盛り上げるような演奏やパフォーマンスをしてみる。

また、観客の盛り上がりに合わせて、演奏のテンポやアレンジを変えるのも効果的。

 

まとめ

あがり症のバンドマンにとって、観客を味方につけることは、ライブで成功するための重要なポイントだと筆者の経験からも断言できます。

どうせやるなら、楽しいライブにしましょう。

 

 

 

 

 

ギター独学のためのYouTube活用法① | 動画セレクトのコツ

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ギターは独学でも上達できる楽器です。ギターを始めたばかりの人でも、自分の好きな曲を弾けるようになると、とても楽しいですよね。

 

インターネットは、ギター独学に役立つ動画の宝庫です。

 

特に、YouTubeはギターの初心者から上級者まで、様々なレベルやジャンルの動画が見られる便利なツールです。

 

その上、YouTubeの動画を見ながら、ギターの基礎から応用まで、自分のペースで学ぶことができる優れたコンテンツだということも特筆すべきです。

 

そのあたりについては、過去のブログで紹介しました。 

datchg.hatenablog.com

 

YouTube動画の選び方の基準はあるのか?

 

しかし、いざYouTubeでギターを練習を始めようとするとこんな問題があります。

 

どの動画を選べば良いか、基準が分からない!

 

そう、結局何を基準に選べば良いか・・・最初は、分からないですよね。

 

・動画は無数にあり、その中からベストを選ぶのは困難

・動画は質やレベルがまちまちで、正解が分からない

 

 

 

 

中には、正直言って間違った情報ややり方を教えている動画もあります。

また、自分のレベルに合わない動画を見ても、効果的な練習にはなりません。

 

そこで、筆者の経験からギター独学に適したYouTube動画の賢い選び方を紹介します。

 

ギター独学に挑戦する人にとって、この記事が参考になれば幸いです。

 

 

ギター独学に適したYouTube動画の選び方



ギター独学に適したYouTube動画の選び方には、以下の3つのポイントがあります。

 

①.自分のレベルに合った動画

②.基礎知識やテクニックを分かりやすく解説する動画

③.曲の弾き方や運指(タブ譜)が参考になる動画

 

それぞれのポイントについて、具体的な動画の例やメリットを紹介します。

 

①.自分のレベルに合った動画

ギター独学で最も大切なことは、自分のレベルに合った動画を選ぶことです。

自分のレベルに合わない動画を見ても、上達にはつながりません。

逆に、自分のレベルに合った動画を見ることで、効率的に練習することができます。

 

でも、自分に合ったレベルってどう判断するべきでしょうか?

そもそも自分のレベルなんて自分では分からないという方もいるでしょう。

 

ギターのレベルは、大きく分けて、初心者、中級者、上級者の3つに分けられます。

ざっくり言えば、

 

初心者は、ギターの持ち方やコードの押さえ方などの基本を学ぶ段階

中級者は、コードやスケールなどの基礎知識や、ストロークやフィンガーピッキングなどのテクニックを学ぶ段階

上級者は、自分のオリジナリティや表現力を高める段階

 

中でも初心者は、ギターの基本を解説してくれる動画を選ぶことが大切です。

ギターの基本をしっかりと身につけることで、後の上達にも大きく影響します。

基本を無視して、難しい曲やテクニックに挑戦しても、上手く弾けないだけでなく、ギターに対するモチベーションも下がってしまいます。

 

例えば、

萩原悠ギター教室」や”Yuka Guitar」などのYouTubeチャンネルは、ギター初心者におすすめです。

 

これらのチャンネルでは、ギターの持ち方やチューニングの方法、コードの押さえ方や変え方、簡単な曲の弾き方など、ギターの基本を丁寧に教えてくれます。

 

動画の長さも短く、分かりやすく、親しみやすいです。ギター初心者は、これらの動画を見ながら、ギターの基本をマスターするのも良いと思います。

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 

 もちろん、これ以外にも様々なチャネルがあるので、色々見てみるのが良いですね。

自分のレベルに合っているというのは、すなわちそのチャンネルが

 

・楽しいしもっと観てみたい、もっと知りたいと感じる

・自分にも続けられそうだな・・・としっくりした印象を感じる

・見ていると、すぐにギターを手に取りたくなる

 

などの感触があれば良いと思います。

  


②.基礎知識やテクニックを分かりやすく解説する動画

中級者は、基礎知識やテクニックを解説してくれる動画を選ぶことが大切です。

基礎知識やテクニックを学ぶことで、ギターの理論や応用力を高めることができます。

 

理論や応用力を高めることで、自分の好きな曲を自由に弾けるようになったり、自分のオリジナルの曲を作ったりすることができます。

※とはいえ、筆者は音楽理論は殆んど分かりませんが、なんとかやれているので理論はあるにこしたことはないですが、絶対ではないと思います。

 

基礎知識とは、コードやスケールなどの音楽の仕組みを理解することです。

コードやスケールを理解することで、曲の構成や進行を分析したり、自分でアレンジしたりすることができます。

 

テクニックとは、ストロークやフィンガーピッキングなど様々、多種多様な弾き方を習得することです。

様々な弾き方(テクニック)ができることで、表現力が豊かになり、自分好みのアレンジにしたりすることで曲に新しい印象や個性を出したりできます。

 

例えば、筆者がチャンネル登録していて良く視聴するのが以下のチャンネルです。

 

「かずきのギターチャンネル」

Ricky

 

これらチャンネルに共通する特徴は

 

・日本語解説で理解しやすい(日本人ミュージシャンですから当然か)

・語り口が優しく軽妙で親しみやすい

・ギターの基礎知識やテクニックを分かりやすく教えてくれる

・視聴者を飽きさせない内容・コンテンツが豊富

・ともに登録者数が30万人前後の超人気チャンネル

 

そして、これらのチャンネルでは、コードやスケールの理論や応用、ストロークやフィンガーピッキングのコツや練習法など、ギターの中級者に必要な知識や技術を詳しく解説してくれます。※もちろん初心者向けの動画も多数アップされています。

 

動画の長さも適度で、具体的で、参考になります。ギター中級者は、これらの動画を見ながら、ギターの理論や応用力を高めることができます。

 


www.youtube.com

 

なんと紹介した二人の講師がセッション?してました!。


www.youtube.com

 


www.youtube.com



 ちなみに先の「かずき」さんはギター関連の出版もされていて、先日も大手書店の音楽コーナーで見つけました。

amazonランキング1位!!って本の帯に書いてました。凄いですね。。。

 

内容については、詳細まで見たわけではありませんが、分かりやすい構成と図解(写真)も多数あって分かりやすい印象でした。

YouTubeと併せて活用することで、理解も促進出来て上達速度も上がると思いますね。

③.曲の弾き方や運指(タブ譜)が参考になる動画

初心者でも中級者でも、曲の弾き方や運指(タブ譜面)が分かりやすく表現されている動画を選ぶことが大切です。

 

曲の弾き方を参考にする動画とは、簡単な曲から難しい曲まで、コードやストロークを丁寧に解説してくれる動画です。

 

 

例えば、今筆者が練習中のJourneyの - Don’t Stop Believin' -という曲には、この動画を参考にさせてもらってます。

手元が良く分かるし、タブ譜が連動してるので非常に分かりやすくて親切ですね。

外国の方のようですが、特に言葉による説明はありませんが不便はないです。

 


www.youtube.com

 

このように曲の弾き方やフィンガーポジションが分かりやすく、参考になる動画を見ることで、ピンポイントかつ時短で自分の好きな曲を弾けるようになったり、余裕を持って新しい曲に挑戦したりすることができます。

 

また、曲の弾き方を参考にする動画は、ギターの基礎知識やテクニックを実践的に学ぶことにもつながるし、この手の動画の多くは長さも短く、簡潔で、実用的です。

 

初心者でも中級者でも、これらの動画を見ながら、曲の弾き方を学びましょう。

 

④.番外編 

他人の練習風景動画を見ることで、他の人のギターの上達過程を目の当たりにすることができ、ギターの練習の方法やコツを学ぶことにもつながります。

 

例えば、田村淳の継続日記」などのチャンネルでは、練習風景の披露動画があります。

このチャンネルでは、田村淳さんがギターを始めてから毎日の練習風景を撮影して公開しています。

動画はかなりの長時間で、リアルで、生々しい。

初心者でも中級者でも、この動画を見ながら、練習のモチベーションや楽しさが高まるかもしれませんね(笑)。

 


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まとめ

この記事では、ギター独学に適したYouTube動画の賢い選び方を紹介しました。

 

YouTubeはギター独学に役立つ動画がたくさんありますが、自分のレベルに合わせて動画を選び、基礎知識やテクニックを楽しく、分かりやすく解説してくれる動画を参考にすることが大切です。

 

 

ギターは独学でも上達できる楽器です。

しかし、独学にはやり方やコツがあります。

 

YouTubeの動画を賢く活用して、効果的に練習しましょう。

ギターの上達は、練習の積み重ねによって成されます。

 

練習を続けて、自分の夢や目標に近づきましょう。

 

ギター独学に挑戦する人にとって、この記事が参考になれば幸いです。

 

 

 

ギタリストの新境地:二刀流が切り開く新たな音楽世界

 

こんにちは。今回は、以前も紹介しましたが、再びギタリストがギター以外の楽器を演奏する二刀流の面白さとメリットについて話します。

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具体的に話を進めるために今回は自分の経験を中心に、本職(?)のギター以外にドラムを演奏することのメリットについてお話しします。※もちろんドラム以外の楽器にも当てはまる事例です。

 

筆者は、ギター歴50年、ドラム歴20年のオヤジです。4つのバンド(ギター3つ。ドラム1つ)でライブ活動を継続中の65歳!。まだまだ青春真っ只中のつもりで頑張ってます。

 

datchg.hatenablog.com

 

楽器固有の特性や魅力を知ろう

ギターとドラムはどちらも音楽の中で重要な役割を果たす楽器ですが、それぞれに特徴や魅力があります。

表1.エレキギターとドラムの特性比較

簡単に比較すると、こんな感じでしょうか。

 

これ以外で筆者の経験から言うと、一般的にギタリスト(ボーカルも)は”目立ちたがり”・”出たがり”の人が多くドラム(ベースも)には”大人しく”・”目立ちたくない”人が多いように感じます。(もちろん、例外はなんぼでもありますが・・・)

 

複数楽器が演奏できるメリットは?

では、一つの楽器しか演奏できない(※悪いことではないです、念のため!)ことで考えられるデメリット(敢えてデメリットとしました)とはどのようなことでしょうか?

 

項目 デメリット
音楽表現の幅 メロディーやリズム、ハーモニーなど、音楽の表現にはさまざまな要素がある。そのうちの1つの楽器しか演奏できないと、表現できる音楽の幅が限られてしまう。
音楽の理解 異なる楽器を演奏することで、音楽の構造や原理をより深く理解することができる。その一方で、1つの楽器しか演奏できないと、音楽の理解が浅くなってしまう。
バンド活動の幅 バンド活動においては、複数の楽器を演奏できるメンバーがいると、より幅広い音楽表現が可能になる。その一方で、1つの楽器しか演奏できないと、バンド活動の幅が狭まってしまう。

 

すいません。デメリットという表現は適切ではないですね。

 

ここはあくまで、

 

ギタリストがドラムを演奏することで、もたらされるメリットについて考えましょう。

 

4つのメリット
  • メリット1:リズム感の向上が期待できる
  • メリット2:アンサンブル能力の向上が期待できる
  • メリット3:演奏の幅が広がる
  • メリット4:他の楽器にはない爽快感と充足感

 

もう少し詳しく説明します。

 

メリット1:リズム感の向上が期待できる

言うまでもなくドラムはリズムの基礎となる楽器。ベースとドラムを称して”リズム隊”と呼ぶくらいですから。

 

ドラムを叩くことで、テンポやビート、拍子やアクセントなど、グルーブとリズム感が身につきます。  

   

また、ドラムは左右の手足を独立して動かすので、集中力も鍛えられます。

 

これらのスキルは、ギターを弾くときにも役立ちます。

 

具体的には、ギターのピッキングストローク、フレーズやリフなど、リズムに乗って正確に弾くことができるようになります。

 

リズム感が向上すると、音楽の表現力や楽しさも増します。

 

メリット2:アンサンブル能力の向上が期待できる

”縁の下の力持ち”的な役割を担うリズム隊(ベース&ドラム)ですが、一方でバンドのリズム感やグルーヴ感を出すためになくてはならないアンサンブルの要です。

 

ドラムを叩くことで、他の楽器やボーカルとのバランスや全体のアンサンブルを知ることができます。

 

多くの場合、ステージでもドラムは一番後方から全体を俯瞰する立場なので、ある意味コンダクター的要素を持つ楽器とも言えますね。

 

また、ドラムは音量(強弱)や音色が豊富なので、曲の雰囲気や展開に合わせて演奏スタイル(テンポやリズム)を自在に変えることができます。

 

これらの経験は、ギタリストとしても役に立ちます。

 

具体的には、ギターの音量やトーン、エフェクトなどで曲に表情を加えたり、コードやスケール、アルペジオなどのテクニックで曲に彩や変化を加えることができます。

 

アンサンブル能力が向上すると、音楽の一体感や完成度も高まります。

 

メリット3:演奏の幅が広がる

ドラムは、音楽のジャンルやスタイルによっても異なる演奏法やテクニックがあります。

ドラムを叩くことで、ロックやポップス、ジャズやファンク、レゲエやラテンなど、様々な音楽のリズムパターンやフィルインを学ぶことができます。

 

これらの知識や技術は、ギターにも応用できます。

 

具体的には、ギターのリズムパターンやフレーズ、アレンジなどを多様化したり、オリジナリティや個性を出したりすることができるようになります。

 

演奏の幅が広がると、音楽の可能性や魅力も増します。

 

メリット4:他の楽器にはない爽快感と充足感

ドラムは、他の楽器と比べても体を動かす量が多い楽器です。

ドラムを叩くことで、体全体の筋肉を使って運動することができます。

 

これは、健康やストレス解消にも効果的です。

 

実際、ドラムは音が大きくて迫力があるので、叩くと爽快感や満足感を感じます。

 

これは、自信ややる気にも繋がります。ドラムを叩くことで得られる爽快感や充足感は、ギターを弾くときにも持ち越すことができます。

 

ギターの演奏にも情熱やエネルギーを注ぐことができるようになります。爽快感や充足感が高まると、音楽の楽しさや喜びも増します。

 

問題点と対策

どうでしょうか。なかなか楽しいと思いませんか。

 

メリット 要約
リズム感の向上 ドラムはリズムの基礎となる楽器で、テンポやビートなどの要素を身につけることができる。ギターのピッキングストロークなどもリズムに乗って正確に弾くことができるようになる。
アンサンブル能力の向上 ドラムはバンドのリズム感やグルーヴ感を出すために重要な役割を果たす。他の楽器とのバランスやタイミングなどを掴むことができる。ギターも音量やトーンなどを調整したり、曲に合ったパートを作ったりすることができるようになる。
演奏の幅が広がる ドラムは様々な音楽のジャンルやスタイルに対応できる演奏法やテクニックがある。ロックやジャズなどのリズムパターンやフィルインを学ぶことができる。ギターもリズムパターンやフレーズなどを多様化したり、オリジナリティや個性を出したりすることができるようになる。
爽快感と充足感 ドラムは体を動かす量が多く、健康やストレス解消にも効果的である。音が大きくて迫力があり、叩くときの爽快感や満足感も高い。ギターの演奏にも情熱やエネルギーを注ぐことができるようになる。

 

ただし、いいことばかりではありません。

 

正直、なかなかクリアーが難しい問題点もあります!

 

①.独学が難しい

②.ドラムキットを買っても置き場所がなく、簡単に持ち運べない

③.練習場所が確保しづらい

 

多分、このあたりが一番のネックになると思います。

 

そこで、

①.独学が難しい

これはやはり先生なり教室に通うなり、直接指導を受けるのが最短だと思います。通うのが面倒、時間がない、費用が高い・・・など尻込みする気もちも分かりますが、まず一歩を踏み出すことで先に色々な可能性が広がると考えることが大切です。

マンツーマンのドラムレッスン

また、バンドメンバーのドラマーに頼んで教えてもらうのもいいでしょう。

 

②.ドラムキットを買っても置き場所がなく、簡単に持ち運べない

スタジオに置いてあるドラムセットはそこそこデカいなあと思いますが、あれをそのまま自宅の部屋に持ってくるのはほぼ無理です。想像以上に場所を占有します。

 

なにより、あのでかい音で叩くには専用の防音設備が必要になり、その準備だけでも数十万から百万単位のお金が必要になるでしょう。というわけで、ほとんどの人には無理な相談。

 

そこで、デジタルドラムの選択肢が出てきます。少し大きな楽器屋さんに行くと大概、デジタルドラム(※デジドラ)のコーナーがあります。主にYAMAHARolandあたりの主力機種が置いてあるケースが多いですね。

 

デジドラのメリットは言うまでもなく、消音性とコンパクトさ。本物のアコースティックドラムのクオリティを望むのはさすがに無理ですが、最近はリアルドラムと遜色ない機種もあります。

 

ただし、非常に高額かつ大掛かりなセットになるので初心者向きではありません。

 

初心者であれば、一番スタンダードなものを選ぶのが良いと思います。以下メリットを整理しました。

 

メリット 説明
騒音が小さい アコースティックドラムに比べて音量が小さいため、住宅街でも練習しやすい
音色やリズムパターンが豊富 さまざまな音色やリズムパターンを内蔵しているため、さまざまなジャンルの音楽に対応
練習用機能が充実している メトロノームやループ再生などの練習用機能が充実しているため、独学でも上達しやすい
設置やメンテナンスが簡単 アコースティックドラムに比べて設置やメンテナンスが簡単なため、手軽に始められる

筆者はAlesisというメーカーを使っています。コストパフォーマンスは良いと思います。以前はRoland(V-Drum)も使っていました。音の良さはやはり国産メーカーが良いと思います。Rolandの”V-Drumシリーズ”は個人的に非常に優れていると思います。エントリー機種でも十分満足できますよ。

 

★筆者のおススメ機種

 

 

③.練習場所が確保しづらい

これもデジドラで解決できます。

機種にもよりますが、コンパクトなものであれば畳2畳くらいのスペースがあれば設置可能です。

筆者は上のAlesisというメーカーを使っています。コストパフォーマンスは良いと思います。以前はRoland(V-Drum)も使っていました。音の良さはやはり国産メーカーが良いと思います。Rolandの”V-Drumシリーズ”は個人的に非常に優れていると思います。エントリー機種でも十分満足できますよ。

我が家のデジドラ、Alesis。こんな感じです。

まとめ

以上のように、ギタリストがドラムを演奏することには、様々なメリットがあります。

 

リズム感やアンサンブル能力、演奏の幅や爽快感など、音楽の上達や楽しさに繋がる要素がたくさんあります。

 

もちろん、ドラムをやることにも難しさや苦労はありますが、それを乗り越えることで得られるものは大きいと思います。

 

今回は、ドラムを中心に話してきましたが、例えばベースやキーボードでも構いません。楽器が違えば、また楽しさや大変さも異なります。

 

要は、今までとは違った視点で音楽やバンドを見つめる機会を持つことの大切さを伝えたいと思いました。

 

ギタリストとしてギター以外の楽器を演奏する、二刀流の面白さを享受しながらより充実の音楽ライフを送りたいものです。

 

最後に最近のライブ(ギター)とスタジオ練習(ドラム)です。良かったら観てください。

https://www.youtube.com/watch?v=9mB4vWe8kkI

https://www.youtube.com/watch?v=2j2pbGd8nlU

再び、ペトロールズのライブに行ってきた!- Petrolzライブ観戦記 -

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はじめに

先日、最強の音楽ユニット東京事変のギタリストであり、星野源などの著名アーティストから高い評価を受け、共演オファーも絶えない人気ギタリストの長岡亮介のハウスバンド「ペトロールズ」のライブに行ってきました。

今年3月以来2回目の”Petrolz”体験になりますが、早速その感動をお届けします。

 

※前回の模様はこちらから確認してくださいね。

datchg.hatenablog.com

 

トロールズとは

ペトロールズ - Wikipedia

ライブ報告

 

ライブは、2023年11月25日のZepp Osaka Bayside(大阪此花区桜島)で行われました。

この日がツアーファイナルでしたが、だからといって特に特別な演出をするでもなく結局普段と変わらず、飄々と軽やかに凄いことやってるペトロールズでした。

 

・シンプルだけど濃密なステージ


ギタリスト浮雲さんは東京事変のメンバーとして有名ですが、Petrolzはその事変のゴージャスで煌びやかなステージとは180度対極のシンプルなステージ。


凝った演出も特になくて、開演時間18時から遅れること10分、ステージ袖からのそのそ(失礼!)と三人が手ぶらで歩き出てきて、慌てるでもなくステージに置かれた楽器を構えつつチューニング!。

その間も他愛ないお喋りで会場をほっこりさせる(これも演出かな?)。


長岡亮介浮雲)さんのイメージって少しミステリアスで繊細、どこか近寄りがたいイメージがあるけど、ステージの彼を見る限り全く違って結構お茶目で面白い。

というかペトロールズ全員がどこか肩の力が抜けた感じで楽屋でだべってるのか、即興のコントでもやってるような・・・ゆる~い乗りでライブは始まりました。


でも演奏が始まると流石に凄い!。今までのゆる~い感じから一転して、タイトでスペイシーな音に会場が包まれます。

 

・Petrolzの凄さはライブで一層際立つ


トロールズのライブは、ステージ上の3人の息の合ったプレイと、観客とのコミュニケーションが魅力と言われています。

 

実際その通りですが、筆者が最も凄いと思うのが3人の絶妙なハーモニーです。

 

筆者はPetrolzって”ネオ・シティ・ポップソフト・ロック”なんかに分類されることもあるようです。確かにそんな雰囲気はあると思うけど。

 

筆者としてはシンプルに -最高にかっこ良くてお洒落なトリオ・ロックバンド- だと思っていて、確かに音は大きいんですが反面実にクリアーな響きがします。

 

それは、長岡さんの絶妙なギターワークとサウンドメイキング、そしてあの肩の力が抜けた耳障りの良い優しいボーカルに寄るところ大です。

 

しかし、それ以上に3人の織り成すボーカルハーモニー(メインボーカルは勿論長岡さんですが、三浦・河村両氏のバックコーラス!)が素晴らしい。

 

Petrolzは究極まで音数を減らしていると何かの雑誌で読んだことがありますが、その音の隙間をボーカルハーモニーが埋めている(というかボーカルを立てるために音数を抑えた!)印象でした。

 

・最高のトリオバンド”Petrolz”

演奏面では、言うまでもなく3人とも素晴らしかったです。

 

長岡亮介さんのギター(ボーカル)は事変やセッションで見せる尖ったような感じは全然なくて、終始楽しそうにギターを弾いてました。

 

ボーカルも人柄そのもので、包み込むように優しく温かい。複雑なビートと日本語がこれほどすんなり溶け合うのも珍しい!。


ギターはと言えば、東京事変などで見せる孤高&ストイックな印象からは想像できないほど、親しみやすくやわらかな音色で、メロディやリズムを紡ぎ出します。

 

ただ、彼がさらりとやってることはギタリストの自分からすると”目が点”で、ボーカルとギターが完全分離してる上に、そのどちらも余裕でこなしてる。

 

 

三浦氏のベースは終始グルーヴィでタイトで、曲の骨格をしっかりと支えます。

 

そしてPetrolz特有の複雑なコード進行を邪魔することなく実に過不足の無い、それでいてこれ以外ないのではという音選びと音作り!。

 

そんな凄いベースを弾きながら、彼もまた複雑なハーモニーを余裕でこなすのです!。

 

 

そんな二人以上に、特に今回は河村氏のドラミングが印象的でした。

河村氏のドラミングはとても繊細かつダイナミックで、曲の展開を豊かにします。

 

Petrolzの持つ世界観(これはもう長岡さんの世界観ですね)をリズムで支えているのが河村氏で、どの曲をとっても一筋縄ではいかないひねりというか・・・オリジナリティの塊みたいなドラミングでした。

 

ほんと、カッコ良くて上手いなあって改めて感じましたね。

 

 

 

曲間のお喋りで長岡氏が河村氏に向かって、「良くそんな独特で複雑なパターンのビートで叩けるね!」みたいなことを振ったんですが、その答えが秀逸でした!

 

「それ全部お前がさせてるんやろ!」

 

会場大爆笑の一幕でした(笑)。

こんな感じで曲間では、浮雲(長岡さん)が自身の面白エピソードを語ったり、ベースの三浦さん、ドラムの河村さんと会場を巻き込んでのやりとりを楽しんだりしていました。

 

観客もそれに応えて、笑いや拍手や声援で盛り上がってました。これは事変などでは絶対ない光景ですね!。これだけでもお得感満載です(笑)。

 

Petrolzは今年3月にも大阪で観たんですが、その時よりもっと全体にゆったりとリラックスした感じがしました。

 

2時間のステージで20分くらいはお喋りタイムやなかったかな・・・でも楽しかった。

 

トロールズの音楽は、ジャンルにとらわれない多彩なサウンドで、ロック、ポップ、ファンク、ジャズ、エレクトロニカなどを自在に操る実に懐の深いバンド。

 

その壮大な音世界をこの3人だけで表現していることに改めて驚かされます!。

 

  
www.youtube.com

※代表曲が聴ける入門的アルバムかなと個人的におすすめ!

 

 

最後に

今回のライブは、浮雲とは一味違う長岡亮介さんの新しい魅力を見せてくれる素晴らしいライブでした。

 

トロールズは、トリオというロックの最小ユニットでありながら、独自の世界観で音楽の可能性を広げるバンドであり、観客との絆を何より大切に考えるバンドですね。

 

トロールズのライブに行ったことがない方は、ぜひ一度体験してみてください。

 

YouTubeを活用して、自宅でできるギター上達法!

 

シニア世代の趣味として、ギターを始める方が増えています。ギターは、手軽に始められて、長く続けられる趣味として人気です。(巻末※1.参照)

 

そんな初心者やシニアのギターライフを充実させる助けになるのが、YouTubeです。

 

YouTubeには、さまざまなギター講座やレッスン・コピー動画がアップロードされており、自分の好きな曲を、自分のペースで練習することができます。

 

この記事では、YouTubeでギターを練習(独学)するやり方とメリットを紹介します。

YouTubeの登場がアマチュアのレベルを一気に引き上げた

 

YouTubeは、世界中の様々なジャンルやレベルの動画を閲覧できるサービスです。

 

YouTubeを使えば、自分の好きな曲やアーティストの演奏を見ながら学習できます。

 

しかしそこには、幾つかメリットやコツがあります。

 

 

YouTube以前は曲を練習するには、耳コピーか楽譜(タブ譜)だけが頼りでした。

 

それがYouTubeの登場で、プロ本人の演奏する映像やレッスンビデオが簡単に観れる夢のような?状況が生まれました。

 

その結果、講師やプロ・アマを問わず優れた技術を持ったミュージシャンがこぞってレッスンや演奏動画をアップするに至り、誰もが自宅で無料で優れた演奏を目の当たりに出来るようになったわけです。

 

現在60代の筆者の若いころは勿論YouTubeなどなくて、曲を練習・コピーする方法はもっぱら耳コピーか教則本(ギター雑誌の特集など)しかありませんでした。確かに耳を鍛える意味では良かったと思いますが、今考えると非常に非効率的(多大な時間を使って、精度の低いコピー)なやり方でした。

YouTubeが誕生したのが2005年2月で日本語に対応したのが2007年だそうです。まだ17-8年の歴史なんですね。でもその影響力はすさまじく、多種多様のコンテンツが無料で動画として配信されること・・・がまさに画期的でした。

 

 

YouTubeでギター学習をするメリットは、大きく分けて以下の5つです。

 

  • 自宅で無料で始められる
  • 動画を見ながらできるので譜面が読めなくても大丈夫
  • 好きな時に自分のペースで練習できる
  • プロ(レベル)の演奏を参考にできる
  • 音楽教室や個人レッスンは苦手という人に最適

 

では、具体的にどのようにYouTubeを活用すればいいのでしょうか。

 

ギター練習・コピーの方法は人それぞれで正解はありませんが、今回はYouTubeを活用した効率的なギター練習のやり方について紹介します。

 

YouTubeがギター学習(独学)に向いている理由

 

YouTubeがギター練習・上達にとって、従来の方法(耳コピー・タブ譜)に比べて効率的で優位性があると思える理由は以下のとおり。

 

YouTubeでギター練習する優位性!

①好きな曲やアーティストの演奏動画を見ながら練習できる

②自分のレベルに応じた演奏・レッスン動画が多数アップされている

③情報量が多く、演奏の細かいニュアンスや表現を学べる

③再生速度やループ機能で、難しいフレーズを重点的に学べる

 

①好きな曲やアーティストの演奏動画を見ながら練習できる

視覚情報が聴覚のみの情報に対して如何に情報量が多いか知っていますか。

 

たとえば音を聞くことから得られる情報量が8000ビット/秒であるのに対し、目でものをみることは430万ビット/秒と、実に聴覚の600倍近い情報が得られます。

 

すなわち、人が外界から得る全情報の80パーセントを目が担っているのです。

 

・オリジナル音源やライブ映像以外に、カバーやレッスン動画もアップ

・自分がコピーしたい曲やパートを検索すれば、かなりの確率で動画が見つかる

・楽譜では分からないギターの音、演奏者の姿勢や動き、指使いも確認できる

・自分の好きな曲やアーティストの演奏を見ることで、モチベーションも高まる

 

②自分のレベルに応じた演奏・レッスン動画が多数アップされている

初心者~中級者であれば特に時間をかけて丁寧に練習する必要があります。

 

しかし、音楽教室や個人指導では時間も限られ、費用もそれなりに掛かるので、中々満足いく内容が得られず挫折することもあります。

 

これはとても残念なこと!

 

せっかく思い切って始めた以上、続けることがまずは最優先であり第一難関です。

 

続けるためには、「何より無理をしないこと」、「無理なく続けられること」が大切ですよね。

 

そんな場合でも、YouTubeなら自分に合ったレベルや内容のレッスン動画を探すことができます。

 

・自分が一番しっくりする演奏・レッスン動画を探す

・無理なスケジュールを課さず、リラックスしながら長続きするやり方を探す

 

③情報量が多く、演奏の細かいニュアンスや表現を学べる

ギターは、音だけでなく、弦の張り方や押さえ方、ピッキングストロークの強弱や角度、ビブラートやチョーキングなどのテクニックによって、様々な音色や感情を表現ができる楽器です。

 

しかし、これらの要素は、楽譜やタブ譜ではなかなか表現(理解)できません。

 

・動画の画像や音声に注目、演奏者がどのようにギターを弾いているかを観察

・手の動き・構え方やエモーショナルな表現を見て表現力と完成度をアップ

 

④再生速度やループ機能で、難しいフレーズを重点的に学べる

たとえば、曲を通してコピーする場合でも「一番の難所」とか「一番の気に入った箇所」があるものです。

 

そういった場合、動画の再生速度やループ機能を使うことをお勧めします。

 

難しいフレーズなどをコピーするには、何度も練習する必要がありますが、YouTubeでは、動画の再生速度やループ機能を使うことができます。

 

・再生速度を落とすことで、難しいフレーズの音や動きをゆっくりと確認できる

・動画のループ機能を使うことで、難しいフレーズを繰り返し練習できる

 

これらの機能を使うことで、難しいフレーズを効率的にマスターできます。

 

動画の再生速度やループ機能は、YouTubeのプレイヤーの右下にある歯車のアイコンをクリックすると、設定できます。詳細は以下を参考にしてください。

 

(51) 最新版!YouTubeでリピート再生(ループ)させる超簡単な3つの方法 - YouTube

 
 
これらにより、従来のやり方とは比較にならない時間効率と精度の高い練習が可能になります。

 

YouTubeでギター学習をするコツ

YouTubeでギターコピーをするメリットを紹介しましたが、それだけでは十分ではありません。

 

 

次はYouTubeでギター学習をするには、以下のようなコツがあります

 

 

YouTube学習のためのコツ!

1.コピーしたい曲やパートを決める

2.曲を何度も聴いて、メロディーやリズム、コード進行などを覚える

3.ギターのポジションやフィンガリング、テクニックなどを確認

4.再生速度を落として、自分のギターと音を合わせながら練習

5.ループ機能を使って、難しいフレーズを繰り返し練習

6.動画を止めて、自分のギターだけで曲を弾けるようになる

 

1.練習(コピー)したい曲やパートを決める

まず、曲やパートを決めることが大切です。

 

YouTubeには、様々なギターの動画がありますが、すべてを参考にするのは無理!。

 

時間も労力も相当かかるし、自分に合ったものでないと効果も薄くなります。

 

・好きな曲やアーティスト・レベルに合った曲やパート・強化したい技術・参考にしたいスタイル・・・などを考えて、自分に最適な動画を絞り込む

 

曲やパートを決めることで、ギターコピーの目的や目標が明確になります。

 

また、コピーしたい曲やパートを決めたら、それに合った動画をYouTubeで探しましょう。

 

 ★ここがポイント

画質や音質、演者のレベル・信頼性など考慮し、最適なYouTube動画を選択

 

 

2.曲を何度も聴いて、メロディーやリズム、コード進行などを覚える

次に、曲を何度も聴いて、メロディーやリズム、コード進行などを覚えることが大切です。

 

ギターコピーをする前に、曲の全体像や構造を把握することで、ギターコピーの効率や理解度が高まります。

 

曲を何度も聴いて、以下のようなことに注意してみましょう。

 

  • 曲のテンポや拍子、キーを確認する
  • 曲の構成を理解する。※イントロ、ブリッジ、アウトロなどのパート
  • ギターのパートの確認。リードかリズムか。ソロ、リフ、コードの確認
  • メロディーやリズム、コード進行を確認

 

これらのことを覚えることで、ギターコピーの準備ができます。

 

また、曲を聴くときは、自分のギターを手に持って、曲に合わせて弾いてみることもおすすめです。曲に合わせて弾くことで、曲の雰囲気や感覚を身体に覚え込ませることができます。

 

また、自分のギターの音と動画のギターの音を比べて、音の違いや問題点を見つけることもできます。

 

3.ギターのポジションやフィンガリング、テクニックなどを確認

動画を見て、ギターのポジションやフィンガリング、テクニックなどを確認することが大切です。

 

コード譜に頼り過ぎて自分の弾きやすい(手慣れた?)ポジションで弾くだけでは、曲が本来持つニュアンスや響きが再現できません。

コード一つとってもローコードなのかハイコードなのか、どのポジションで弾くかにより響きは全く変わります。

 

曲を聴いて覚えたこと、感じたニュアンスをもとに、動画のギターの演奏を詳しく分析しましょう。

 

動画を見て、以下のようなことに注意してみましょう。

 

  • フレットのポジションはどこか。ネックのどの位置で弾いているか
  • フィンガリングはどうか。指の使い方や押さえ方、ピッキングストロークの方法はどうか
  • どんなテクニックをどのように使っているか

 

これらのことを確認することで、ギターコピーの方法やポイントが分かります。

 

また、動画を見るときは、自分のギターを手に持って、動画のギターの動きを真似してみることもおすすめです。

そうすれば、ギターのポジションやフィンガリング、テクニックを身体に覚え込ませることができます。

 

また、自分のギターの動きと動画のギターの動きを比べて、動きの違いや問題点を見つけることもできます。

 

4.再生速度を落として、自分のギターと音を合わせながらコピーする

次に、動画の再生速度を落として、自分のギターと音を合わせながら練習することも効果的です。

 

動画の再生速度を落とすことで、

・動画のギターの音や動きをより明確に聞き取れる

・動画のギターの音を合わせることで、音の正確さや一致度を確認できる

・再生速度を落としゆっくり練習することで、ギターコピーの基礎作りができる

・難易度や挑戦感も実感できる

 

動画の再生速度を落としてコピーするときは、以下のようなことに注意しましょう。

 

  • 速すぎても遅すぎても効果がないので、適切な速度を見つける
  • 音の高さや長さ、強さや弱さ、クリアさやミステイクなどをチェックする
  • ポジションやフィンガリング、テクニックなどをチェックする
  • 音や動きの違いや問題点を見つけたら、すぐに改善する

 

これらのことを注意することで、ギターコピーの実践力や自己評価力が高まります。

 

自分のギターの音と動画のギターの音ができるだけ近くなるようエフェクターを調整することで、ギターコピーの精度や満足度が高まります。

 

5.ループ機能を使って、難しいフレーズを繰り返し練習する

 

曲の完成度をあげるには、曲の中の難しいフレーズをマスターすることが必要です。

 

難しいフレーズをマスターするには、何度も練習することが必要ですが、YouTubeでは、動画のループ機能を使うことができます。

 

このループ機能を使うことで、難しいフレーズを繰り返し再生できます。

 

YouTubeで自動リピート再生(ループ)させる簡単な4つの方法 | イズクル (iscle.com)

 

・難しいフレーズの音や動きを体と感覚で覚えることができる

・難しいフレーズのスピードや正確さ、ニュアンスを忠実に再現できる

 

続いて、注意点です。

 

動画のループ機能を使って練習するときは、以下のようなことに注意しましょう。

 

  • 難しいフレーズの範囲を決める。フレーズの前後に少し余裕を持って、ループする範囲を設定する
  • 難しいフレーズの音や動きを確認する。ループする範囲を何度も聴いて、音や動きを確認する
  • 難しいフレーズの音や動きを真似る。ループする範囲に合わせて、自分のギターで音や動きを真似る
  • 難しいフレーズを繰り返し練習する。ループする範囲を何度も練習して、音や動きを完璧にする

 

これらのことを注意することで、ギターコピーの完成力や自信力が高まります。

 

また、動画のループ機能を使って練習するときは、自分のギターの音量やトーン、チューニングなども調整しましょう。

 

自分のギターの音と動画のギターの音ができるだけ近くなるようにすることで、ギターコピーの精度や満足度が高まります。

 

6.動画を止めて、自分のギターだけで曲を弾けるようになる

 

最後に、動画を止めて、自分のギターだけで曲を弾き通すことにチャレンジします。

 

自分のギターだけで曲を弾けるようになることで、ギターコピーの目標を達成することができます。

 

動画を止めて練習するときは、以下のようなことに注意してみましょう。

 

  • 自分のギターだけで音や動き以外に、表現や感情も意識して曲を弾き通す
  • 動画と比べて、自分のギターの演奏の良い点や改善点を見つける
  • 改善点を見つけたら、修正し自分のギターの演奏のレベルを上げる

 

おわりに

YouTubeでギターコピーをするメリットとコツを紹介しました。

 

YouTube学習のメリット

①好きな曲やアーティストの演奏動画を見ながら練習できる

②情報量が多く、演奏の細かいニュアンスや表現を学べる

③再生速度やループ機能で、難しいフレーズを重点的に学べる

 

 

YouTubeでギター学習をすることで、ギターの上達だけでなく、音楽の楽しさや奥深さも感じられると思います。

 

YouTubeでギター学習(独学)をすることで、自分のギターの演奏に自信と満足感を持つことができるでしょう。

 

YouTubeでギターコピーをするのは、ギターの練習方法の一つですが、とても有効で楽しい方法です。

 

 

最後に、良い点ばかりではなく、気を付ける点(YouTubeの功罪)についても記載しないとフェアではないですね(笑)。以前、この点について私見を述べました。

 

参考にしてください。

 

datchg.hatenablog.com

 

色々書いてきましたが、

やはりYouTubeの登場はアマチュアギタリストにとって革命的なことだと感じます。

 

絶対使わない手はないです!。

 

YouTubeでギターライフをより楽しいものにしてください。

 

なお、興味があれば続きはこちら。

datchg.hatenablog.com

 

 

※.1参照

■楽器店の販売データ
楽器店の販売データによると、近年、ギターの販売台数はシニア世代を中心に増加傾向にあります。例えば、ヤマハミュージックジャパンの2023年上半期のギター販売台数は、前年同期比で10%増加しており、そのうち50歳以上のシニア世代の購入比率は30%を超えています。

音楽教室の受講データ
音楽教室の受講データによると、近年、ギターの受講者数はシニア世代を中心に増加傾向にあります。例えば、ヤマハミュージックスクールの2023年上半期のギター受講者数は、前年同期比で15%増加しており、そのうち50歳以上のシニア世代の受講比率は40%を超えています。

■インターネットの検索データ
インターネットの検索データによると、近年、ギターの検索ワードはシニア世代を中心に増加傾向にあります。例えば、Googleトレンドによると、「ギター 初心者」の検索ワードは、2023年には前年同期比で20%増加しています

 

バンドあるある!| メンバーに上手にアドバイスを伝えるやり方:7つのポイント

 

はじめに

幾つになっても人間関係は難しい。筆者自身、5年前にリタイアして会社での煩わしい人間関係から解放されたとはいえ、全く他人と隔絶する生活を送ることは不可能です。

 

実際、様々な場面で、相手の行動や言動にイラついたり気になったりすることはやっぱりありますよね。

 

しかし、そんな時に指摘やアドバイスをうまく伝えないと、相手を傷つけてしまったり、反発を招いたり、場合によっては関係が壊れてしまうこともあるかもしれません。

 

例えば、バンド活動。筆者は現在4つのバンドに在籍しています。

もちろんどれもやってて楽しいのですが、やはり時としてメンバー内で衝突があったり、不満を感じたりで雰囲気が悪くなることがあります。

 

そんな時、気になることを「聞かなかった・無かったこと」にしてスルーするのもひとつの対処法ですが、相手との関係を大事に思うなら、思い切って気になる点を指摘したりアドバイスすることも必要になってきます。

 

そこで、今回は、バンド内での事例を元に、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うための7つのポイントを考紹介します。

 

相手を傷つけない指摘・アドバイスの重要性

       

相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うことがいかに重要か!・・・もう一度確認してみます。

 

相手を傷つけてしまうと、次に指摘やアドバイスをしても、相手は素直に受け入れてくれないかもしれない。また、相手を傷つけてしまうと、関係性が悪化(最悪は決裂!)する可能性もあります。

 

一方、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うことができれば、相手は指摘やアドバイスを受け入れやすくなり、関係性も良好に保つことができます。

 

そのため、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うためのスキルを身につけることが、とても大切なんです。

 

相手を傷つけない指摘・アドバイスのコツ

これが筆者の考える「7つのポイント」です。

★7つのポイント

1. 相手の立場に立って考える

2. 具体的な事実に基づいて指摘する

3. 相手の良いところも伝える

4. 改善点の解決策を提案する

5. タイミングと場所を選ぶ

6. 相手の反応を観察しながら指摘する

7. 指摘したことを忘れない

 

現在筆者自身がリタイア後も続けているバンド活動を例にとってみました。

今現在4つのバンドで活動中ですが、それぞれ個性豊かなメンバーがいます。

もちろん楽しんで続けていることは間違いないですが、それなりの人間関係があって、やはり楽しいことばかりではありません。

 

意見や考え方の相違から気まずくなったりすることも当然あります。

 

しかし、行き違いを放置すれば気まずいままで、結局バンドにとっても良くない。

 

ではどうするか?。

 

そんな状況をできるだけ穏便に解決する7つのポイント、各々個別に説明します。

 

1. 相手の立場に立って考える

相手の視点に立てば、なぜそのような行動や言動をしたのかを理解できるからです。

これは趣味のサークルや私のようなバンドマンでも同様。同じ趣味で目指す方向が同じでも、やり方や考え方が違うことはよくあること。自分が相手に納得できないからと言って、自分の思い・不平をそのままぶつけても、相手は不快感でへそを曲げるのが落ちです。

 

2. 具体的な事実に基づいて指摘する

抽象的な指摘をすると、相手は「何を指摘されているのかわからない」と混乱し、反発を招く可能性があります。

バンドでもメンバーの演奏に不満がある場合、「コピーができてない」とか「ちゃんと曲を聴いてない」など抽象的な言い方ではかえって相手が困惑するので、「この曲のこの部分はこう弾くべき」など具体的に伝えることが双方にとって大切
 
3. 相手の良いところも伝える

相手の良いところを伝えることで、相手は「自分は認められている」と感じ、指摘やアドバイスを受け入れる気持ちが強くなります。

バンドでもメンバーはみんな自分の個性を持っています。「指が早く動く」「正確に弾ける」だけが優れているのではない。自分にはない相手の個性を尊重し引き出すことでバンド力・個性が立ってきます
 
4. 改善点の解決策を提案する

ただ指摘をするだけでは、相手は「どうすればよいのかわからない」と困惑し、反発を招く可能性があります。

当たり前ですが、指摘するだけでは「それならお前はどうなの??」と反感を買ってしまうこともあるので、指摘と併せて「自分ならこう弾くと全体が良くなると思う」という提案も用意すべきですね。
 
5. タイミングと場所を選ぶ

相手が忙しいときや、周りに人がいるときに指摘をすると、相手は不快に感じたり、反発を招いたりする可能性があります。

スタジオで練習しているときなどでも、演奏が気になった時すぐに全員の前で指摘するよりも、休憩時間などでコーヒーでも飲みながらそれとなく指摘する方が相手はすんなり聴いてくれると思います。
 
6. 相手の反応を観察しながら指摘する

相手が怒ったり、落ち込んだりする様子があれば、その時点で指摘をやめて、後日改めて指摘するようにしましょう。

相手も気分が乗らない時や調子が悪い時もあります。※ギターの音がイマイチとかエフェクターが調子悪いとか。。。。こんなときに自分の演奏をダメだしされても気が滅入ったり、カチンときたりがオチです。
 
7. 指摘したことを忘れない

指摘したことを忘れてしまうと、相手は「一時の感情に任せて怒りをぶつけられた」と感じ、反発を招く可能性があります。

相手が指摘・アドバイスを受入れてくれたのに、無反応ではいけません。「ありがとう、凄く良くなった」「流れがしっくりきたね」とか・・・しっかり評価・フォローすることで関係性もアップします。
 

まとめ

 

 

以上、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うためには、上記の7つのポイントを押さえることが大切です。

 

これらのポイントを押さえて、相手に受け入れられ、より効果的な指摘・アドバイスを行うようにしましょう。

 

ギタリストあるある③ 本番でアンプから音が出なくて焦った話

ギタリストあるあるも今回で3回目。ひとまずこれで打ち止めです。

最後は、筆者自身一番経験したあるある

本番でアンプから音が出なくなって焦りまくる

という経験です。

 

なんで音が出ないの!?

結論から言えば、ほとんどの場合が緊張や興奮で、普段ならやらないようなミスをしてしまうことが原因です。

 

たとえば、筆者の経験談を披露すると・・・

 

それは新しくバンドを組んで、初めてのライブに向けてリハーサルに励んでいた頃のことでした。

 

その日のリハーサルは、当日演奏する曲のセットリストに沿って本番を意識した練習にしようと、メンバー全員が意気込んでスタジオ入りしました。

 

そして、セッティングを終えてギターを弾き始めるとアンプから音が出ない!。

 

慌ててアンプの電源を入れ直したり、ボリュームを上げたり、シールドの接続を確認したりしたが、音が出ない状態は変わりません。

 

メンバーは、「どうしたの?」「音が出ない?」と心配そうに声をかけてくれる。

 

貴重なスタジオ練習(時間も限られている)への焦りと不安で頭が真っ白になり、何をすればいいのかわからなくなってしまってました。

 

しばらく経って、気持ちを落ち着かせて考えました。

 

筆者は「もしかして、シールドの接続順序を間違えた?」と思い至り、ギター~エフェクター~ アンプの接続を見直すと・・・

なんとシールドを繋ぐ順番がエフェクターの部分で逆になっていたのです。

 

慌てて接続をやり直すと、音が出るようになりました。

 

ホッとした気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。

凡ミスによる音が出ない原因

リハーサルや本番でアンプから音が出なくなってしまう原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられると思います

 

1.プラグを指し忘れ、電源の入れ忘れ

2.ボリュームが0になっている

3.シールドの接続が間違っている

 

1.プラグを指し忘れ、電源の入れ忘れ

プラグを指し忘れるのは、初心者にありがちなミス。とは言え、ギター歴がやたら長い私も時々やってしまいます。

 

特に初めてのライブハウスや慣れないアンプを使う場面では緊張や興奮で、普段ならやらないようなミスをしてしまうことがあります。

 

2.ボリュームが0になっている

ボリュームが0になっているのも、よくある原因の一つです。

 

アンプによっては、リハの後にボリュームが0に戻されていることもあります。

そんな場合に備えて、リハーサル終了の時に各イコライザーの目盛りをスマホのスクショに撮るなど、覚えておいて本番前にサッと調整したいものです。

 

また、手持ちのエフェクターのボリュームが0になっていることもあるあるです。

フットペダルでボリューム調整する機種(マルチエフェクターなどによくある)は気づかないうちにボリュームペダルを0にしてしまっていることがあります。

 

3.シールドの接続が間違っている

シールドの接続が間違っているのも、よくある原因の一つ。

 

シールドのプラグが抜けかかっていたり、接続が逆になっていたりすると、当然ながら音が出なくなってしまうことがあります。

 

そんな初心者みたいなミスしでかすことないやろ!・・・て思いますよね!

でもね、普段なら絶対やらないようなことを、知らず知らずにやってしまうのがライブ本番の恐ろしいところです。

 

4.シールドの断線もしくは接触不良

これはあまりないケースですが、無いとは言い切れないメースです。

実際私ではないですが、共演バンドのギターがリハで鳴らずで、色々試した結果どうも

持参のシールドが良くないとなり、お店のシールド借りてやってました。

 

やはり、シールドはケチらずにそこそこ良いものを使った方がよさそうです。

 

因みに、私は BELDENの♯97783M SS というシールドを使っています。

少し値は張りますが、購入してから数年経ちますが「音もクリアで太く」「ノイズも少なく」問題なく使用しています。

 

 

 

 

 

対処法

対処法はごくごく当たり前のことですが、本番前に落ち着いて事前の点検・準備を怠らないことです。

 

リハーサルや本番前に、以下の点を確認しておけば、音が出なくなるリスクを減らすことができます。

 

1.プラグ・電源がきちんと指されているか

2.ボリュームが0になっていないか

3.シールドの接続が正しいか

 

 

そしてこれも当たり前の事なんですが、リハーサルや本番が始まる前に、アンプから音が出ることを確認しておくことも大切です。(なるべく小さな音でね!)

 

それでも、やっぱり音が出ないときは・・・

しかし、それでもやってしまうのが「ギタリストあるある」なのです。

 

ですから実際にそういった場面に遭遇した時の対処法は・・・

 

焦らない!」ことです。

 

もし、アンプから音が出なくなった場合は、まずは慌てず落ち着いて、上記の3つの原因を疑ってみましょう。

 

筆者の反省点

筆者は今回紹介した失敗経験から、リハーサルや本番前に、以下の点に注意するようにしました。

 

  • プラグがきちんと指されているか、確認する
  • ボリュームが0になっていないか、確認する
  • シールドの接続が正しいか、確認する

 

また、リハーサルや本番が始まる前に、極力音量を抑えておいてからアンプから音が出ることを確認するようになりました。

これらの対策をすることで、音が出なくなるリスクを減らすことができるようになりました。



まとめ

リハーサルや本番でアンプから音が出なくなってしまうのは、誰にでも起こり得るトラブルです。

 

そのことで落ち込む必要はありません。多くの場合、緊張や興奮は人の判断力を狂わせますからね(笑)。

 

でもトラブルはないに越したことはないです。気持ちよく演奏を始められるかどうかは、ライブ全体の出来を大きく左右します。

 

どうせなら、トラブルなく気持ちよく始めたいものです。

 

凡ミスによるトラブルを防ぐためには、リハーサルや本番前に、しっかりと準備しておくことが大切なことは言うまでもありません。

 

しかし、万が一トラブルが発生した場合でも、慌てず落ち着いて対処できるようにしておきましょう。

 

 

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ギタリストあるある②!ライブ中にストラップが外れてギターを落としそうになった話

今日は、前回の続きで「ギタリストあるある。その②」の経験談です。

 

それが、演奏中にストラップが外れてギターを落としそうになった話です。

 

このブログではアフィリエイト広告を利用しています。

 

演奏中にストラップが外れて焦った!

 

これって結構、ギタリストあるあるじゃないかと思うんです。

 

私自身も、これまでに何度か、ライブやリハーサル中にストラップが外れて、ギターを落としそうになった経験があります。

 

やっぱり一番怖かったのは、ライブ本番中にこれが起こること。

 

最近も私の所属するバンドでボーカルがギターに持ち替えようとしたとたんにストラップが外れて、ギターをステージに落としてしまいました。

 

なんとかその場はそのままやり過ごしたんですが、あとで見てみるとネックに傷がしっかり残っていました。

まだ買ったばかりのセミアコだったので、かなりショックを受けてました💦。

 

また、あるロックフェスイベントに知り合いのバンドを見に行ったときのこと。

 

良い感じでステージが進行していたんですが、ある曲の途中でギター(たしかリッケンバッカーだったと思う!※下写真)のストラップが外れて見事にギターが落下!。

 

凄い音がしました。。。

 

当然、曲は中断。ラストの曲だったのでそのままストラップを掛け直してやり直してましたが、一気にモチベーションはダウン(そりゃそうだわね。。。)。

 

本人は極力動揺を見せずにその後も頑張ってライブ続けましたが、最愛のギターは結局ネックにひびが入ってしまい、交換することになったそうです。

 

※後日、修理に結構な金額がかかった・・・と嘆いてました💦。

 

   

 

たかがストラップが外れるだけと思うかもしれませんが、ギターを落としてしまうと、このようにネックやボディに傷が付いたり、最悪の場合、ギターが壊れてしまうこともあります。

 

こんな目に合わないように、がんばって手に入れた高価で愛着のあるギターを守りつつ、演奏に集中するためにも、ストラップを固定する必要性とともに比較的簡単で安価な対処方法を知っておきましょう。

 

ストラップが外れる原因と対策

ストラップが外れてギターを落としそうになる原因は、大きく分けて2つあります。

 

原因.1 ストラップピンの緩み

 

ひとつは、ストラップピンの緩みです。

ストラップピンは、ギターのボディやヘッドに付いている、ストラップを固定するためのピンです。

このピンが緩んでいると、ストラップが外れやすくなります。

私もある時、バンドの練習中に、ストラップが外れてギターを落としそうになった経験があります。

ストラップピンの緩みで、ストラップが外れやすくなっていたことが原因でした。

 

その時に、ストラップピンを締め直して、そのあとからストラップが外れる頻度が減りました。それからは常にドライバーをケースに入れています。

 

【対 策】

ストラップが外れてギターを落とさないためには、ストラップピンの緩みをチェックして、定期的に締め直すことが大切です。

 

ストラップピンには、以下の3つの種類があるようです。

  • 六角穴付きストラップピン
  • 丸穴付きストラップピン
  • ネジ式ストラップピン

それぞれ、

六角穴付きストラップピンは、ドライバーを使って締め付けます。

丸穴付きストラップピンは、六角レンチやマイナスドライバーを使って締め付けます

ネジ式ストラップピンは、ドライバーを使わずに手で締め付けることができます。

 

 

原因.2 ストラップの穴の広がり

もう1つは、ストラップの穴が広がっている場合です。じつはこれが結構多いです。

 

いつも同じストラップを使っていると、どうしてもストラップ側の両端の穴が広がって緩くなってきます。

私がライブで冷や汗をかいた(2回ある!)原因がいずれもこの穴が広がって、ストラップピンから外れたことによるものでした!。

 

ライブでは盛り上がってくると動き回ったりすることがありますよね。

ただこの時、ストラップの穴には結構な負荷がかかるので、ストラップピンとの摩擦で穴が徐々に広がってしまいます。

そして、その広がりがある時点で、ストラップがピンから外れてしまうわけです。

 

ただ気に入ったストラップはずっと使いたいので、ついつい同じものをいつも使ってしまいがち。

しかし、対策を忘れてそのままにしておくと、また悲惨な結果になりかねないのです。

 

【対 策】

これへの対策は、私はストラップラバーやストラップクリップなどの留め具を使うことにしています。

ストラップラバーやストラップクリップなどの留め具とは、ストラップとギターを固定するための簡易的なアイテムのことです。

ストラップピンの上にかぶせたり、はめ込んだりするだけで、ストラップが外れるのを防ぐことができます。私もストラップラバーを使っていますが、外れたことはありません。

また、以下のようなメリットがあります。

    • ギターに穴を開けたり、ネジを締めたりする必要がない
    • 取り付けや外しやすい
    • 部品が壊れたり、紛失したりするリスクが低い
    • 価格が安い
    •  

 

      

 

ただし、ストラップラバーやストラップクリップなどの留め具にも以下のようなデメリットがあります。

    • ストラップロックほどの固定力がない場合がある
    • ストラップピンの形やサイズに合わない場合がある
    • 見た目が悪いと感じる場合がある

 

ストラップラバーより強力なものをと考えるなら、ストラップロックがあります。

 

    

 

 

以上、ギタリストあるあるな経験談と、ストラップを固定する方法について紹介しました。

 

どちらにしても「転ばぬ先の杖」です。

価格的にもリーズナブルで安心が担保できるのであればやっておいて損はないはず!。

 

ギターを大切に保つためにも、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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ギタリストあるある①:弾けなかったフレーズが一晩寝ると弾けるようになった!

 

 

一晩寝たら上手になった?

こんな経験ないでしょうか?

ギターを練習していると、一生懸命何時間も集中して練習してもなかなか上手く弾けなかったフレーズが、一晩置いて翌日やってみるとすんなり弾けた…。

 

もちろん毎回こんな風に上手く行くわけはないですが、長くギターを弾いていると結構こういった経験をすることがあります。

 

何か不思議な感じがしますよね。そうそう急に上手くなるわけないし。。。

 

というわけで、この現象について自分の経験を踏まえて、少し感じたことを書いてみることにします。

 

脳の情報処理のタイムラグ?

 

まず、ギターの練習は力仕事ではありませんが、やはり脳と体の両方にとって相応に負荷がかかります。特に本番を意識して立ってギターを弾くとなかなかきついです。

 

それに、ギターを弾くには、当然のことながらコードやスケール(ポジショニング)やピッキング(オルタネントかそうでないか・・・等々)、指や手首、腕などの筋肉を使って正確に弦を押さえて弾く必要があります。

 

しかし、練習始めた最初のうちは頭では分かっていても、指が全く思うように動いてくれません。イライラが一番募る段階ですが、ここをクリアーしないと次には進めません。

 

ただただ黙々と淡々と粛々と繰り返すのみです。

 

これらの練習:動作(運指)を、幾度となく繰り返し練習することで脳と体に記憶され、やがて自然に弾けるようになる・・・というのが目標(ゴール)です。

 

しかし、初期段階の練習中には、まだ記憶が定着していないために、ミスをしたり、思うように弾けなかったりと、本当に弾けるようになるのか疑心暗鬼に陥ってしまいそうになることもしばしばです。

 

ましてや、当然のことですがフレーズの難易度が上がれば上がるほど記憶の定着には時間がかかります。

 

しかしこのことは、脳と体が新しい情報やスキルを処理しようと必死に格闘してくれている証拠だともいえるわけです。

 

一番寝かせるメリット

 

では、一晩寝るとどうなるのでしょうか?

ギターの練習に限らず一般論として睡眠は、脳と体の回復と整理にとって非常に重要な役割を果たすことは誰もが知るところです。

 

良質な睡眠がいかに大切かは書籍やTVでもよく取り上げられている通りです。

 

ことギターの練習という点に絞って考えてみると、睡眠中には、脳は練習中に入ってきた情報を整理し、記憶力と理解力を向上させようと働きます。

 

1.脳の疲労回復

 

集中して練習していると、脳は疲労します。疲労すると、新しい情報を記憶したり、処理したりするのが難しくなります。そのため、練習したフレーズがうまく弾けなくなるのです。

 

一晩置くことで、脳の疲労が回復し、新しい情報を記憶したり、処理したりするのが楽になります。

睡眠中にバラバラだった情報ピースを再構築してスムーズに一つの情報にまとめてくれるイメージでしょうか。

そのため、練習したフレーズがうまく弾けるようになるのです。

 

2.無意識の学習

 

練習中は、意識的にフレーズを弾こうとします。しかし、一晩置くことで、意識的な学習から無意識的な学習に移行します。

 

脳にとって無意識的な学習は、意識的な学習よりもより効率的に記憶や習得ができるようです。

 

そのため、一晩置くことで、練習したフレーズがうまく弾けるようになるのです。

 

3.緊張の解消

 

練習中は早く習得・上達したいが故に、うまく弾けなければいけないというプレッシャーから、緊張してしまうことがあります。

 

緊張すると、筋肉が硬くなり、指の動きが悪くなります。そのため、練習したフレーズがうまく弾けなくなるのです。

 

一晩置くことで、緊張が解消されます。

緊張が解消されると、筋肉がほぐれ、指の動きがスムーズになります。

 

そのため、一晩置くことで、練習したフレーズがうまく弾けるようになるのです。

 

練習のコツ

 

「一晩置いたら弾けた」現象を活用して、練習を効率化しましょう。

 

練習するときは、まずは意識的かつ集中してフレーズを練習し、ある程度覚えたなという実感が持てたら、そこで切り上げてる。

そして一晩置いてからまた弾いてみましょう。

そうすることで、より早くフレーズをマスターすることができます。

 

また、練習のときは、過度に緊張しないように注意しましょう。

弾けなかったらどうしよう、本番までにマスターできなかったら・・・などと必要以上に考えすぎないことです。緊張すると、上達が遅くなってしまいます。

 

そのためには、余裕を持ったスケジュールで練習を開始することと、もう一つはリラックスした環境で練習することが大切です。

自分なりのリラックスできる練習環境を確保しましょう。

 

気楽にやることです。完璧を求めず自分なりのOKレベルを持つことも大切!

 

まとめ

 

以上から分かる通り、一晩寝ることで、脳と体は練習した内容を消化し、記憶し、強化するのです。

 

いわゆる「果報は寝て待て!」の実践ということでしょうか。

 

これが、一晩寝ると上達する現象のメカニズムです。

 

もちろん、これは一晩だけで起こるものではありません。

 

継続的に練習し、継続的に睡眠をとることで、より効果的に上達することができます。

 

この現象を活用して、練習を効率化し、上達を早めましょう。

 

 

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