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シニア世代の動画編集人口が増加しています。
今や動画編集は、パソコンやスマホがあれば、誰でも簡単に始められるスキルです。
筆者もライブ活動を再開した2015年(当時58歳)から足掛け8年、独学で動画編集~YouTube にアップロードを続けています。今やその数は数百本になります。
今回は、その経験をベースに動画編集の面白さとメリットについて紹介します。
このブログは
・動画編集に興味はあるが、具体的に何から始めて良いかわからない
・新たな生きがいや趣味を探しているが、具体的に絞れていない
・・・という方に有益です。
シニア世代が絶対持つべきスキル動画編集
シニア世代が動画編集を始めることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回紹介する5つのメリットは以下の通りです。
シニア世代の動画編集人口も急激に増加中
シニア層でも動画編集人口が増加していることを裏付けるデータもあります。
・2022年の65歳以上のYouTubeユーザー数は前年比27%増の約48万人と増加傾向
・65歳以上のYouTube投稿者数は、前年比18%増の約8,000人
(株)モノシリックス「データから見る日本のYouTube市場の現状と今後について」)
・65歳以上のYouTube利用者のうち、13%が「YouTubeで動画投稿経験あり」と回答 (株)電通の「YouTubeに関する調査」
これら調査結果から見ても、シニア層のYouTubeユーザーによる動画投稿数が増加していることは明らかです。
以下は、YouTube投稿者数を年齢別で表したグラフ(2022年)です。
年代 | 投稿者数 |
65歳以上 | 8,000人 |
55歳~64歳 | 40万人 |
45歳~54歳 | 120万人 |
35歳~44歳 | 190万人 |
25歳~34歳 | 280万人 |
18歳~24歳 | 360万人 |
65歳以上の投稿者数は、2021年の3,500人から約2.3倍に増加しています。これは、シニア層のYouTube利用拡大や、動画編集ソフトの進化によるものです。
シニア層の動画編集人口が増加している背景としては、以下が考えられます。
今後も、シニア層の動画編集人口は拡大していくと考えられ、動画編集はシニア層の新たな生きがいや収入源(※)になる可能性を秘めています。
(※)YouTubeのパートナープログラムを通じて広告収入等を得る機会があることからシニアユーチューバーにとっては副収入を得る手段として注目されている。
5つの驚きのメリットとは
メリット1:新しいスキルを身につけられる
動画編集は、パソコンやタブレットなどの操作スキル、編集ソフトの使い方、動画の撮影や編集に関する知識など、さまざまなスキルを楽しみながら身につけることができます。
新しいスキルを身につけることで、脳の活性化やそこから波及する新しい趣味の獲得にもつながります。
筆者の場合は趣味の音楽(ライブ演奏)をYouTubeにアップしたいという願望が動画編集を始めるキッカケでした。
テレビを見ながら一日ダラダラするのもいいけど、もっとクリエイティブに脳をフル活用したい!・・・そんな方には打ってつけの趣味になると思います。
動画編集は、新しいスキルを学ぶ良いチャンス。最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、次第に上達していく喜びはたまらないものがあります!。
メリット2:コミュニケーション能力を高められる
動画編集は、自分の考えや伝えたいことを動画にまとめるスキルが必要です。
動画を制作することで、自分の考えを整理したり、わかりやすく伝える力を鍛えることができます。
動画を公開することで、多くの人々とコミュニケーションをとることもできます。
筆者自身、アップロードした動画に”イイね”がもらえたり、見知らぬ国内外の視聴者さんからコメントを頂けることもあって、そのたびにやってて良かったなと思います。
メリット3:新しいことにチャレンジする意欲が高まる
動画編集は、自分一人でも始められるスキルですが、よりレベルアップするには、さまざまな情報やアドバイスを収集する必要があります。
そのため新しいことにチャレンジする意欲が高まり、もっと上手くなりたいという気持ちが出てきます。
こう書くと大変そうですが、好きなことになれば自然と学習意欲は生まれます。
その結果として、動画編集スキルがアップすることの満足感、さらに場合によっては視聴者からのイイねや嬉しい評価を得ることができます。
メリット4:思い出をビビッドに残せる
ライブ映像だけではなく、楽しかった家族旅行や、孫の成長記録が残せます。
先日も孫のお宮参りの映像を編集して息子夫婦に贈りました。喜んでました!。
写真ももちろん良いんですが、動画にすればよりリアルな記憶とともに思い出がより鮮明に蘇るし、みんなで笑って涙して楽しめること間違いナシです。
最近は自分が仮に居なくなったとしても、こうして生き生きとした映像が残るのは素敵なことだと感じています。
メリット5:老後の生きがいや収入源になる
動画編集は、パソコンやタブレットがあれば、自宅で気軽に始めることができます。
そのため、シニア層でも無理なく続けることができ、老後の生きがいにつながります。
最近はシニアのユーチューバーも増えてきており、なかには毎月6桁~7桁の副収入を稼ぐ強者もいるとか!
もちろん稼ぐことだけが目的ではありませんが、やり方次第では副収入に繋がる可能性もありますね。
こういったメリットや楽しさ満載の動画編集ですが、ではどうすれば動画編集を始めることができるでしょうか。
シニアが動画編集を始めるには
動画編集と聞くと、なんとなく難しそうだと思われる方も多いかもしれません。
しかし、最近では、動画編集ソフトやアプリが多様化し、初心者でも簡単に動画を作成できるようになっています。
動画編集を始めるために必要なもの
動画編集を始めるために必要なものは、以下の3つです。
動画撮影用のカメラやスマートフォン
動画撮影用のカメラやスマートフォンは、自分が作りたい動画の内容や目的に合わせて選ぶことが大切です。
例えば、旅行や日常の風景を撮影する場合は、軽くて持ち運びやすいコンパクトカメラやスマートフォンが便利です。
一方、料理やハンドメイドなどの細かい作業を撮影する場合は、高画質でズーム機能のある一眼レフカメラやミラーレスカメラがおすすめです。
筆者の場合は、ライブ演奏をよりリアルに臨場感をもって記録できるようにカメラ各々の特性(ロングショット・接写・広角など)を考えながら、毎回数台を違うアングルに設置して撮影しています。
また、音声も重要な要素なので、マイクロフォンやレコーダーなどの音声録音機器も用意するとより良いものが作れます。
特に、自分の声やコメントを入れたい場合は、外部ノイズを防ぐためにヘッドセットマイクなどを使うと効果的です。
動画編集用のパソコンやタブレット
動画編集用のパソコンやタブレットは、動画編集ソフトやアプリが使えることと、処理速度が速いことが最も重要です。
動画編集は、大容量のデータを扱うため、パソコンやタブレットの性能が低いと作業が遅くなったり、フリーズしたりする可能性があります。
パソコンやタブレットの性能を判断する基準は、以下のようなものです。
パソコンやタブレットの性能については、購入時にスペックを確認するか、詳しい人(店の人)に相談すると良いでしょう。
動画編集ソフトやアプリ
動画編集ソフトやアプリは、自分が使いやすいものを選ぶことが大切です。
動画編集ソフトやアプリには、有料のものと無料のものがあります。
有料のものは、機能が豊富でプロ並みの動画を作成できるものが多いですが、値段が高かったり、操作が難しかったりする場合があります。
無料のものは、機能が限られていたり、広告が入ったりする場合がありますが、初心者でも使いやすいものが多いです。
動画編集ソフトやアプリの種類は非常に多くありますが、ここでは代表的なものを紹介します。
- 初心者~中級者向け:iMovie、Windows Movie Maker、YouTube Studio、Power Director
特徴 機能 価格 使いやすさ (無料)
直感的なインターフェース、カット/トリミング/テキスト挿入など Macに標準装備 Macユーザー向けで使いやすい Windows Movie Maker
(無料)(※1)
シンプルな操作、編集やトランジション(※2)の追加 2017年までWindowsに標準装備※現在はなし Windowsユーザー向けで簡単 YouTube Studio
(無料)
YouTube上で動画編集、トリミング/テキスト挿入など YouTubeアカウントで無料 YouTubeユーザー向けで一貫して利用可能 Power Director
(有料)
豊富な編集機能、効果やトランジションの追加、タイトル作成 月額プランや単体購入あり 初心者から中級者向けで使いやすい
※1.ただし、Windows Movie MakerはWindowsに標準でついていた動画編集ソフトでしたが、2017年1月にサポートが終了し、公式サイトからのダウンロードはできなくなりました。現在(2023年)は、Windows10に標準搭載されているフォトアプリが後継アプリになります。
※2.トランジション:カットとカットの間を自然に繋ぐために用いられる効果(エフェクト)
-
中級者向け:Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro X、DaVinci Resolve
特徴 機能 価格 使いやすさ Adobe Premiere Pro
(有料)
プロフェッショナルな機能、多彩なエフェクト/トランジション 月額プランや単体購入があり 中級者向けで学びがいがある Final Cut Pro X(有料) Macユーザー向けの高機能、スムーズな編集、クリエイティブなエフェクト 一回払いで購入可能 Macユーザー向けで高品質な編集ができる DaVinci Resolve(無料&有料) 豊富なカラーコレクション、高度な編集機能、VFX統合、無料版あり Studio版が有料、DaVinci Resolve無料版もあり 中級者向けで高度な編集やカラーコレクションが可能
筆者の経験からすると、最初は無料ソフトで十分だと思います。
まず基本の機能をマスターして動画編集に慣れることが大切だと考えるからです。
筆者も始めて2年くらいはWindowsムービーメーカーのみでやっていました。
ただ、ある程度慣れてくると無料ソフトの機能では満足できなくなってきます。
自分の考えるイメージを具現化するには、やはり高機能な有料ソフトが必要になってきます。
ちなみに筆者は、PowerDirector16を使っています。
機械音痴を自負する(?)筆者ですが、このソフトは直感的で使いやすく機能も豊富なので長年愛用しています。
しかし、最近はバージョンが古く機能も限定的になってきたので、近々でより機能がアップした新しいバージョンを購入しようと思っています。
また機能以外のメリットとして、国内シェアも高い(8年連続No.1!)ので、困った時や操作が分からない場合でも、YouTubewoでほとんどの場合解決策が見つかるのも大変ありがたいです。
無料体験版もあるので、興味がある方は試してみてはいかがでしょう
個人的にはこれに移行しようと考えています。
動画編集の基本をマスターするには
1.動画編集講座や教室で学ぶ
シニア層向けの動画編集講座や教室も、近年急増しています。
たとえば、大手通販会社やカルチャーセンターでは、シニア層向けの動画編集講座を開催しており、定員がすぐに埋まってしまうほどの人気となっています。
また、シニア層向けの動画編集教室も、全国各地に増えています。
2.通信講座で学ぶ
自宅から教室が遠い、時間が合わない…などの理由で通学が難しい場合は、通信講座で学ぶという選択肢のあると思います。
交通費などを考慮すれば、こちらの方が安上がりになるケースもあるでしょう。
直接指導ではない分、多少行き届かないこともあるかもしれません。
しかしZOOM等の進化で、実講座に比べてもさほど不便や利便性に劣ることもないのではないでしょうか。
※無料オンライン説明会でお試しも
動画編集スキルを身に付けるなら【MOVIE HOLIC アカデミア】
3.YouTubeや書籍で学ぶ
独学でやるのはやはり”誰かに習う”より多少時間はかかりますが、一方で費用や時間をそれほど気にせず、自分のペースでやれるのが最大のメリット。
教室で効率的に学ぶのも良いですが、悪戦苦闘、何度も失敗しながら少しづつ進歩していく自分を感じながらやるのも良いものです。
迷った時のYouTubeの参考動画は本当に強い味方です。これは実感です。
※手始めにYouTubeに動画をアップしてみたい方にはこれがおすすめです
まとめ
さて、いかがでしょうか?
「動画編集を始めることで得られる5つのメリット」について説明しました。
シニアにこそ、動画編集の楽しさを味わってほしいです。
思い出をビデオに残す、クリエイティブに遊ぶ、友達とオンラインでつながる、テクノロジーと友達になる、新たな趣味を見つける。
これだけのメリットがあるんですよ。
お気に入りのスマホやパソコンを使って、今すぐ動画編集の世界に飛び込んでみませんか?
やってみる価値、十分にありますよ!