音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

幾つになっても若々しい! シニア・ミュージシャンに学ぶ、若さを保つ5つの秘訣

 

シニア世代でもバンドや楽器演奏を続けている人はかなりいます。

そして筆者の周りのシニア・ミュージシャン達は総じて「活動的で若々しく前向き」な共通点を持っています。

 

今回は、シニア・ミュージシャン達が若々しく元気に音楽を続けていられる理由と、その秘訣を紹介します。

 

シニア・ミュージシャンが若々しい5つの秘訣

まず最初に誤解のないようにしておきましょう。「若々しく」あるために「若作り」をしようと言っているのでは決してありません。

 

項目 若作り 若々しい
見た目の印象 若い人の特徴を無理やり取り入れたため、違和感や不自然さが感じられる 内面からにじみ出る若さを感じさせるため、自然で好印象を与える
年齢への意識 年齢を気にして若く見せようとする 年齢に関係なく若さを感じられることを目指す
やり方 メイクやファッション、髪型など、見た目を若く見せることに重点を置く 内面からにじみ出る若さを表現することに重点を置く

 

このように、「若作り」と「若々しい」は、見た目の印象や年齢に対する意識、アプローチの方法など、さまざまな点で違いがあります。

 

その点を踏まえて、音楽活動が何故「若々しさ」に良い影響を与えるのか・・・その理由・背景を考えます。 

 

★シニア・ミュージシャンが若々しい5つの秘訣

秘訣1. 音楽(楽器演奏)が脳の活性化を促す

秘訣2.好きなことに没頭することでストレスを発散

秘訣3. 見た目を意識することでお洒落になり好感度も上がる

秘訣4. 計画的な生活習慣がボーっとする時間を失くす

秘訣5. 音楽が欲求の最上級である自己表現(実現)になる

 

秘訣1:音楽(楽器演奏)が脳の活性化を促す

音楽は、人間の感性や創造性を刺激するものです。

  • 脳のさまざまな領域を刺激する

音楽(演奏)は、聴覚、視覚、運動、言語、感情など、脳のさまざまな領域を同時に刺激します。我々が楽器を演奏するときを想像すると、脳から非常に多くの命令(電気信号)が物凄いスピードで全身に伝達され、指が瞬時に音を紡いでいきます。

例えばライブでは、演者は観客の反応を感じつつ状況判断を繰り返しながら、都度ベストな演奏やパフォーマンスをチョイスしています。演者はもちろんですが観客も演者同様に音楽を聴く(感じる)ために五感を総動員します。こういう普段なかなか体験できないような空間に身を置くことで脳がリフレッシュされます。

  • 記憶力を促進させる

音楽は、記憶と密接な関係があります。音楽を聴くと、記憶を司る海馬や扁桃体などの脳領域が活性化されます。音楽を聴くことで、記憶の定着や記憶力の向上などの効果が期待できます。

例えば、演奏しながら歌を唄う・・・といった場面を想像してみると分かりますが、この一見何でもないような演奏風景においても、脳内では「歌詞を覚えてアウトプット、音程に合わせて発声する、間違いないよう楽器を演奏する」といった同時並行処理が切れ目なく行われています。

  • 創造性が高まる

創造性を高める効果もあります。

音楽を聴いたり演奏することで、新しいアイデアを生み出すための脳の領域が活性化されます。

そのため、クリエイティブな発想や新鮮な発見につながることも期待できます。

 

具体的には、好きな曲を演奏したいが、オリジナル曲の再現が色々な理由(能力・編成・・・)で難しい場合には、自分(達)に適した内容にアレンジする必要が出てきます。

このアレンジこそが、創造性を最も刺激する行為です。無論オリジナル曲があってこそですが、出来上がったアレンジは唯一無二のものとして脳内にインプットされるのです。自分たち自身のオリジナル曲であれば,尚更創造性が刺激されることでしょう。

 

このように、音楽は脳の活性化に効果的な方法と言えるでしょう。

 

筆者の経験から、これらの効果が最大限に発揮される場であり、その集大成がライブ演奏だと思います。

 

秘訣2:好きなことに没頭することでストレスを発散

音楽を聴いたり演奏したり好きなことをする時、人は自然に笑顔になり、陽気になって口角が上がってます。

専門的には、音楽にはストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える効果があることも分かっています。

 

音楽を聴いたり演奏したりすると、脳内ではドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは、喜びや幸福感をもたらす神経伝達物質です。気分がリラックスし、やる気や集中力が高まる効果が期待できます。

 

いつもではありませんが、お客さんの乗りも良く上手くできたなと感じたライブの時は、あきらかに自分のテンションが曝上がりしているのが分かります。

きっとドーパミンがドバドバ出てたんでしょうね~(笑)。

  • 笑顔がストレスを軽減

しかめっ面より笑顔が良いに決まってますよね。

笑顔の効用

効 用 カニズム
ストレス軽減 笑顔になると、脳内でドーパミンセロトニンなどの幸せホルモンが分泌される。これらホルモンには、ストレス軽減効果があり、ストレスは老化を促進する原因となるため、老化防止につながる
血行促進 笑顔をつくると、顔の筋肉が動いて血行が促進される。血行が促進されると、老化を促進する活性酸素を体内から排出しやすくなる
肌弾力を保つ 笑顔をつくると、顔の筋肉が動いて、肌の弾力を保つためのコラーゲンやエラスチンの生成が促進される。コラーゲンやエラスチンは、肌のハリや弾力に欠かせない成分

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。