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私は60歳で会社をリタイアして、現在(2023年現在)65歳の親父ロッカーです。
若い頃はバンド活動もしましたが、収束してからは自然消滅でやめてしまいました。
しかし、10年前の55歳の時にあるきっかけかあるキッカケからバンドを再開!。
今も音楽(ライブ活動)を続けています。
そこで、今回改めてシニア親父がバンドをやるメリットについて考えてみました。
この記事では、私が思うバンドの魅力やメリットを紹介します。
バンド再開のキッカケ
最初に何故私が60半ばを過ぎて未だにバンドを組んでライブ活動(ほぼ月1-2回ペース)を続けているのかについて簡単に経緯を紹介します。
まだ現役サラリーマンだった55歳の時、再びバンド活動を始めることに決めました。
学生時代はトリオバンドでロックにのめり込んでいたものの、髪を切り就職してからは長らく30年以上音楽(バンド)から遠ざかっていました。
しかし54歳の時に大病を患い、命の危機を感じた時に今こそ昔持っていた夢を追いかける時がきたと感じ、改めてバンドを始めようと心に決めました。
バンド結成の経緯や苦労話(?)はまた別の機会に譲るとして、現在65歳になり約10年バンド活動(ライブ活動)を続けてきました。
現在は並行して4つのバンドで活動中、年間20回程度のライブを行っています。
バンドをやり続けるメリットについて
確かに私みたいに60歳を過ぎてバンド活動を続ける方は少ないかもしれません。
しかし、そんな私だからこそ話せることがあると思います。
もしあなたが少しでも音楽(楽器演奏)に興味があるならバンドを始めてみることをお勧めします!
歳を取り過ぎている、仲間がいない、経験がない、自信がない、恥ずかしい・・・等々もちろん躊躇う理由は色々あるでしょうが、それでも臆せずやってみるべきです。
では、そこまで私がお勧めする理由ですが、以下六つを挙げてみました。
Ⅰ.家にこもらず外に出ていくキッカケになる
Ⅱ.生きる目標や欲が出てきて行動や発想が積極的になる
Ⅲ.スポーツや運動と違い体力的に楽なので長続きできる
Ⅳ.五感をフルに使うので確実に老化&ボケ防止が期待できる
Ⅴ.共通の趣味や価値観を持った仲間ができる
Ⅵ.バンド継続・発展の意欲が新たな刺激と興味を生む好循環
以下でもう少し詳しく説明していきます。
バンド活動のメリット
Ⅰ.家にこもらず外に出ていくキッカケになる
別に引きこもるつもりはなくてもリタイアすると出不精になります。
出不精は不健康に繋がります。
歩かない、話さない、考えない・・・のないない尽くしになりがちです。
しかし、バンドを始めると必然的にスタジオ練習やライブに出かけることになります。
自分一人では「面倒だから今日は行くのはやめとこ!」もできますがバンドとなるとメンバーがいますから、自分勝手はできません。
必ず出かけることになるのである意味強制的に自分を動かす動機付けになるのです。
因みに私自身の2023年8月までの今年のバンド活動状況は以下の通り。
平均すると月2回のライブと月4回のスタジオ練習ですね。
60代半ばの親父にしては、なかなか多忙なスケジュールだと思いませんか(笑)
たしかに忙しいと感じることもありますが、やはり”楽しくて面白い”毎日です!
Ⅱ.生きる目標や欲が出てきて行動や発想が積極的になる
目的のあるなしは生き方(人生)そのものの質を左右します。
やはり目標があると毎日が充実し、時間を持て余すことも減ってきます。
それがひいては積極的で前向きな生き方に繋がります。
Ⅲ.スポーツや運動と違い体力的に楽なので長続きできる
楽器を演奏することは、指や腕を使うことで脳の活性化に効果的。
運動嫌いや運動音痴にはもってこいの趣味ではないでしょうか。
さらにリズムを刻むことや楽譜や歌詞を覚えることで記憶力や集中力が向上し脳の若返りにつながります。
また、ライブは緊張感・高揚感を高めアドレナリンもMAXに!。これ以上ないストレス解消にもなります。
Ⅳ.五感をフルに使うので確実に老化&ボケ防止が期待できる
楽器を演奏することは、脳の活性化に効果的。
リズムを刻むことや楽譜や歌詞を覚えることで、記憶力や集中力が向上し脳の若返りにつながると感じています。
また、ライブで演奏することは緊張感を高めストレス解消にもなります。
Ⅴ.共通の趣味や価値感を持った仲間ができる
いくつになっても(というか年配になればなるほど)気の合う友人の存在は重要で貴重なものになります。
ここで大切なのは、”気の合う仲間”であること。義理や忖度の相手では決してないということです。
趣味や嗜好が似通っていて気の合う人間とだけ付き合えば良いと思います。
べったりではなく程よい距離感を保てればなお良いですね。
バンドはそういった意味では非常に有益なコミュニティだと思います。
Ⅵ.バンド継続・発展のための意欲が新たな刺激と興味を生む好循環
ライブを始めてから自分の記録として映像編集を始めました。
理由は、
映像編集・YouTubeへの動画アップを始めてから約8年になり、アップロードした動画も数百本になります。
なかには1000回以上再生されているもの(※自慢するほどの数ではないですが・・・)、演奏に対する評価やコメントをもらったものなど、少なからず手ごたえを感じることができています。
メンバーにもそうした状況を伝えることで、喜びを共有しつつ次のライブへの糧にしています。
SNSの効用の大きなポイントとして、投稿者と見知らぬ視聴者が双方向で繋がることができて、忌憚のない意見や嬉しいコメント、感謝の言葉などを交換できることだと思います。
※おすすめの映像編集ソフト
映像編集にはPower Directorというソフトを使っています。バージョンは16でかなり古くなってきたので新しいバージョンへの移行も考え中です。
編集ソフトではAdobe Premiere Pro が有名で、プロなみの機能も非常に優れていることから、これ一択とする方も多いです。
もちろんこれも超おすすめですが、サブスクリプションのみなので、私のような「買い切り」ソフトが性に合うタイプも一定数いらっしゃると思います。
そうした方には、PowerDirector は使いやすさ、機能、価格などバランスが取れた商品だと思います。※PowerDirectorにもサブスクリプション版があります!。
何より機械音痴の自分でもなんとか独力で使っていますし、YouTubeにも関連動画(使い方やトラブル処理など)が多数アップされているので、それらを参考にすることでより快適に使いこなせると思います。
私のおすすめはこちら
★参考動画。Power Director16を使って編集しました。※因みに私はドラムです(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=qY14LC0k_9w
50代後半から始めた映像(動画)編集ですが、今ではYouTubeに数百本の動画をアップロードするまでになりました。
それに付随してSNSやこのブログを始めるきっかけにもなりました。
思わぬところで新しい趣味や熱中できる目標が生まれる効果や影響があると思います。
バンド活動のデメリット
良いことばかりを書いてもどうかと思いますので、デメリットについても書きます。
Ⅰ.それなりの出費を伴う
・楽器及びそれに付随する機材一般
・移動するための交通費とライブ関連費用
すくなくともこれらは最低限見積もっておく必要があります。
Ⅱ.ある程度の気遣いは必要
複数の人間が集って成り立つバンドでは、やはりメンバー間の協調が必要になります。
よって自分の思い通りにならないことや衝突が全くないわけではありません。
というか結構意見の相違は出てくるものです。
そう言ったことが厄介で嫌だという方にはお勧めできませんが、ものは考えようです。
リタイアするとコミュニケーション不足になることが多い中で、適度な人間関係を保つための練習だと思えばいいのではないでしょうか。
ちょっとした意見の相違や行き違いがあっても、練習やライブの後の反省会?と銘打った飲み会で一気に打ち解け合えるのがまた楽しいのです!。
これもバンドの効用の一つです。
リタイアしたらやりたいことだけやるすすめ
そしてこれが最大のメリットかもしれませんが、
どうしても嫌なら辞めればいいや!・・・と割り切って考えるようになったことです。
改めてリタイアしてから何かを始めることに不安がある方にアドバイスです。
リタイアすることのメリットとして、
・自由であることの大切さと一方で不自由さも意識できる貴重な経験である
・何をいつから始めても良いし、いやなら辞めても誰にも怒られない
・自分が嫌だな、面倒な人だなと思う人とは無理に付き合わなくていい
他人とのかかわり合いが全くない世界で生きてはいけないのが人生ですが、リタイアすると唯一というか初めて自分で付き合う人間を選べるようになります。
このことこそ会社員時代、常に上司や同僚との人間関係に悩み疲れ果てていた私が、リタイアしたことで得られた一番嬉しかったことかもしれません。
最後に
65歳の親父ロッカーとして、バンドを再開することで得られるメリット(デメリット)について紹介しました。
★バンド活動6つのメリット
Ⅰ.家にこもらず外に出ていくキッカケになる
Ⅱ.生きる目標や欲が出てきて行動や発想が積極的になる
Ⅲ.激しいスポーツや運動とは違って体力的には楽なので長続きできる
Ⅳ.五感をフルに使うので確実に老化&ボケ防止が期待できる
Ⅴ.共通の趣味や価値観を持った仲間ができる
Ⅵ.バンドを継続・発展させる意欲が新たな刺激と興味を生む好循環
音楽の力、若い頃の夢の再燃、共感と交流、脳の活性化、仲間との絆、困難への挑戦、これらのすべてが私の人生に多大な影響を与えました。
バンド活動を通じて、常に心に音楽のリズムを刻んでいきたいと思います。
皆さんも是非、自分の夢に向かって一歩踏み出してみてください!
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。