今日は、前回の続きで「ギタリストあるある。その②」の経験談です。
それが、演奏中にストラップが外れてギターを落としそうになった話です。
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演奏中にストラップが外れて焦った!
これって結構、ギタリストあるあるじゃないかと思うんです。
私自身も、これまでに何度か、ライブやリハーサル中にストラップが外れて、ギターを落としそうになった経験があります。
やっぱり一番怖かったのは、ライブ本番中にこれが起こること。
最近も私の所属するバンドでボーカルがギターに持ち替えようとしたとたんにストラップが外れて、ギターをステージに落としてしまいました。
なんとかその場はそのままやり過ごしたんですが、あとで見てみるとネックに傷がしっかり残っていました。
まだ買ったばかりのセミアコだったので、かなりショックを受けてました💦。
また、あるロックフェスイベントに知り合いのバンドを見に行ったときのこと。
良い感じでステージが進行していたんですが、ある曲の途中でギター(たしかリッケンバッカーだったと思う!※下写真)のストラップが外れて見事にギターが落下!。
凄い音がしました。。。
当然、曲は中断。ラストの曲だったのでそのままストラップを掛け直してやり直してましたが、一気にモチベーションはダウン(そりゃそうだわね。。。)。
本人は極力動揺を見せずにその後も頑張ってライブ続けましたが、最愛のギターは結局ネックにひびが入ってしまい、交換することになったそうです。
※後日、修理に結構な金額がかかった・・・と嘆いてました💦。
たかがストラップが外れるだけと思うかもしれませんが、ギターを落としてしまうと、このようにネックやボディに傷が付いたり、最悪の場合、ギターが壊れてしまうこともあります。
こんな目に合わないように、がんばって手に入れた高価で愛着のあるギターを守りつつ、演奏に集中するためにも、ストラップを固定する必要性とともに比較的簡単で安価な対処方法を知っておきましょう。
ストラップが外れる原因と対策
ストラップが外れてギターを落としそうになる原因は、大きく分けて2つあります。
原因.1 ストラップピンの緩み
ひとつは、ストラップピンの緩みです。
ストラップピンは、ギターのボディやヘッドに付いている、ストラップを固定するためのピンです。
このピンが緩んでいると、ストラップが外れやすくなります。
私もある時、バンドの練習中に、ストラップが外れてギターを落としそうになった経験があります。
ストラップピンの緩みで、ストラップが外れやすくなっていたことが原因でした。
その時に、ストラップピンを締め直して、そのあとからストラップが外れる頻度が減りました。それからは常にドライバーをケースに入れています。
【対 策】
ストラップが外れてギターを落とさないためには、ストラップピンの緩みをチェックして、定期的に締め直すことが大切です。
ストラップピンには、以下の3つの種類があるようです。
- 六角穴付きストラップピン
- 丸穴付きストラップピン
- ネジ式ストラップピン
それぞれ、
六角穴付きストラップピンは、ドライバーを使って締め付けます。
丸穴付きストラップピンは、六角レンチやマイナスドライバーを使って締め付けます
ネジ式ストラップピンは、ドライバーを使わずに手で締め付けることができます。
原因.2 ストラップの穴の広がり
もう1つは、ストラップの穴が広がっている場合です。じつはこれが結構多いです。
いつも同じストラップを使っていると、どうしてもストラップ側の両端の穴が広がって緩くなってきます。
私がライブで冷や汗をかいた(2回ある!)原因がいずれもこの穴が広がって、ストラップピンから外れたことによるものでした!。
ライブでは盛り上がってくると動き回ったりすることがありますよね。
ただこの時、ストラップの穴には結構な負荷がかかるので、ストラップピンとの摩擦で穴が徐々に広がってしまいます。
そして、その広がりがある時点で、ストラップがピンから外れてしまうわけです。
ただ気に入ったストラップはずっと使いたいので、ついつい同じものをいつも使ってしまいがち。
しかし、対策を忘れてそのままにしておくと、また悲惨な結果になりかねないのです。
【対 策】
これへの対策は、私はストラップラバーやストラップクリップなどの留め具を使うことにしています。
ストラップラバーやストラップクリップなどの留め具とは、ストラップとギターを固定するための簡易的なアイテムのことです。
ストラップピンの上にかぶせたり、はめ込んだりするだけで、ストラップが外れるのを防ぐことができます。私もストラップラバーを使っていますが、外れたことはありません。
また、以下のようなメリットがあります。
-
- ギターに穴を開けたり、ネジを締めたりする必要がない
- 取り付けや外しやすい
- 部品が壊れたり、紛失したりするリスクが低い
- 価格が安い
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ただし、ストラップラバーやストラップクリップなどの留め具にも以下のようなデメリットがあります。
-
- ストラップロックほどの固定力がない場合がある
- ストラップピンの形やサイズに合わない場合がある
- 見た目が悪いと感じる場合がある
ストラップラバーより強力なものをと考えるなら、ストラップロックがあります。
以上、ギタリストあるあるな経験談と、ストラップを固定する方法について紹介しました。
どちらにしても「転ばぬ先の杖」です。
価格的にもリーズナブルで安心が担保できるのであればやっておいて損はないはず!。
ギターを大切に保つためにも、ぜひ参考にしてみてください。