■吉野の山奥cAFEで高校のミニ同窓会
11月初めに高校時代の友人が奈良県吉野郡の山深い場所で数年前から始めたcafeに10人ほどの同級生が集まって泊りがけのミニ同窓会をやりました。
何年ぶりに集まってただ飲んでるだけではつまらないということで、店のオーナーである友人の発案でcafeの常連のお客さんも呼んでミニコンサートをやろうということに。
その上演奏者の前に箱を置いて、投げ銭で!。
オーナーの友人ともう一人は昔フォーク同好会をやっていたこともあって二人の出演はすぐ決まりました。
そして一応バンドを現在進行形でやっているということで、「お前も何かやってくれ!」と頼まれてつい軽い気持ちでOKしてしまいました。
しかし、バンドのライブ経験はそこそこあってもアコギ1本で弾き語りなど生まれてこの方やったことがない!!。それも3番目、トリで!!。
じわじわと後悔の念が湧いてきました💦。
しかし引き受けた以上やるしかないな・・・ということで人生初の弾き語りです。
今日はそんな初めて人前でやった弾き語りライブの顛末記です(笑)。
■”cafeほうぼう” で投げ銭ライブ
まず場所はというと。。。
奈良県の南に位置する吉野郡野迫川(のせがわ)村で人口346人(2022年10月1日現在推計)の離島を除き、日本で人口が一番少ない自治体、過疎の村です。
cafeから車で15分ほど走ると天候が良ければ雲海が見れるという、日本のマチュピチュともいうべき大自然の中にあります。
ホーム/野迫川村 (vill.nosegawa.nara.jp)
この場所で 友人が ~cafeほうぼう~ という喫茶店を始めました。
この地で長く教員をやっていた彼ですが、好きなDIYや料理の腕を活かして第2の人生を歩み始めたわけです。
古民家を自分でリノベ(同窓生も手伝った:私はやってない💦)して見事に再生させた手腕には驚くばかり!。DIYもここまでくるとほとんどプロの世界ですね。
※cafeの横は木工房~Hobo Craft~でここで木工品もオーダーメイドで受注生産してるそうです。凄いね!
上の写真が特設ライブ会場(?)です。アットホームでしょ(笑)。
ライブは3時からスタート。店主の彼が吉田拓郎を数曲やったあと、もう一人の友人がTV主題歌~懐かしのフォークまで面白話を挟んで約40分ほどやったあと、いよいよ自分の番でした。
何故かトリ(最後)でやることになってたので緊張MAXです。
お客さんは常連さん3人と同窓生が8人の計11人。いつもやってるバンドでのライブに比べたらずっと小規模で緊張することもないと高をくくってたのが間違いでした。
■弾き語りの難しさを実感
今回使用したのは以前紹介したYAMAHAのトランスアコースティックギターFS-TA。
エコー&リバーブ内蔵のアコギでエフェクター、アンプ、シールド不要でホールサウンドが出せる優れもの。
小さい会場ならギター+マイクで十分だと思います。
お客さんからも良い音してましたね。。。と言ってもらえました。
ただ、演奏はあきませんでした💦。
何があかんかったのか・・・
1.練習不足
2.準備不足
3.経験不足
当たり前といえば当たり前なんですが、身から出た錆!。
要はこれら不足に尽きます!。
1.練習不足
・絶対的な時間量が足りていない
→練習では弾けたつもりになっていたが本番ではコードを忘れてしどろもどろ
・歌に気を取られてギターコードが分からなくなり頭が真っ白に
→実際本番を想定した歌いながらのギター練習ができていなかった
2.準備不足
・会場の設備などの確認と事前の打合せを怠った
→マイクはボーカルのみでギターが生音なため歌とギターのバランスが悪かった
→ギターの足置きがなかったのでギターの持ち方がいつもと違いやりにくかった
→歌詞カードの字が小さすぎて見えづらかった(老眼💦)
3.経験不足
・人前で一人で演奏して歌うという経験が全くなくイメージができなかった
→バンドでやるライブと同じ感覚で臨んでしまいお客さんを見た瞬間に緊張MAX
・MCも曲順もいきあたりばったりかつ冗長でお客さんを退屈させた
→初めてで仕方ないとはいえ気の利いたコメント一つ言えず最後までグダグダだった
・ギターの構えがおかしい
→友人のアコギ名人に写真見せたら、「これ弾き語りの構えちゃうで!。スパニッシュギターか?」と言われました。基本の構えからやり直しですわ(笑)。
初の弾き語りは散々の結果でしたが、投げ銭で2000円もいただけました!!。
申し訳ない気持ちと有難い気持ちが入り混じった不思議な感覚でした。
でも人生初のギャラでした(笑)。
そして夜は仲間の手作りの料理と酒で遅くまで酒盛りでした!。楽しかったな。
来年の春にもまたやるみたいですので、次回はもう少しちゃんとやれるように頑張ろうと思います。(やる気になってる??!)
今回のことを教訓にアコギも練習して次回があればもう少し納得いく演奏ができるように頑張ります。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。