■ライブハウス恒例イベントに初参加
先日12月10日にライブハウス”田中屋酒店(大阪大正区)”主催のイベントに前期高齢者トリオロックバンド”安宋山”がオファーをいただき出演しました。
CREAMトリビュートバンドとして何回も出演させていただくありがたい箱です。
2日間で延べ18組(9組/日)が出演する夏と冬の年2回のイベントです。
安宋山としては初めての出演です。初日で出番は5番目、持ち時間は各バンド30分。
リハはないのでぶっつけ本番ですが、いつもお世話になっている箱です。
比較的焦ることもなく、前のバンドさんと入れ替わりでセッティング開始。
時間は少し押し気味。段取り良く始めようとしておりました。
■想定外の展開でライブスタート!
当日はMCがいてくれて、始まる前にバンド紹介を兼ねた前説から始まるパターン。
バンド紹介が「CREAMのトリビュートバンド!安宋山さんです、どうぞ!!」と声高に叫んでいただきLIVEスタート・・・のはずだったんですが。。。
しかし、当日はCREAMのカバーはやらないセットリストでした💦。
始める前から「今日はCREAMやりません、ごめんなさい~」と謝る羽目に。。。
客席からも「えーっ!! CREAMやらんのかい?」という声がちらほらと。。。
しまった!!と思ってももう遅い。
その場で無理やりセットリストをCREAM変えることもできなくはないですが、今回のライブはCREAM以外の新曲を披露しようと意気込んで臨んだのでした。
いつもお世話になっているライブハウスだからこそ、今までのイメージ(CREAMトリビュート)にとらわれず、新しいジャンルや新曲のお披露目とお客さんの反応を見るには最適の場所と考えました。
当日はバンド入れ替時間を考慮して約25分程度を想定したセットリスト。
1. Surrender(Cheap Trick)
2. I Want You To Want Me(Cheap Trick)
3. Glam Rock Medley
Jean Genie(David Bowie)~Get It On(T・Rex)~20th Century Boy(T・Rex)
4. Oh Well (Fleetwood Mac)
CREAMとはかなり隔たりのあるジャンル・曲構成でした。
■今回のライブで感じたこと
やり終えての感想は、やって良かったということ。
思った以上にお客さんの受けも反応も良かったように感じました。
ひとまず、方向性としてはありだなという手ごたえを感じました。
ただ一方で反省というか考えさせられたこともありました。
終わってから店のマスターから「良かったよ」とは言っていただけました。
ただ「CREAMやってほしかったな、最後くらいは”Cressroads”やっても良かったんと違う。。。」とも言われました。
お店としてはこのイベント全体を考える上で、出演バンド、順番など色々考慮されて各バンドにオファーされたんだろうと思います。
その意味で「安宋山」は「CREAMトリビュートバンド」の位置づけ、役割(大袈裟やな💦)を期待していただいたんだろうとその時に思いました。
お店側の主催イベントということを認識したうえで、少し配慮が足りなかったと反省しました。
オファーいただくということは、場合によってはキャンセルバンドの穴埋めの場合もあります。
しかし、大前提にはお店独自の考え方やお客さんへの訴求を考えたブッキングが背景にあるはずです。
その点を、オファーされたバンドのほうもある程度くみ取ることは必要だと思います。
今回で言えば、事前に新曲・新ジャンルでやりたい旨を店側に確認しておくべきだったという反省です。
その上で、思いのほか、「CREAMトリビュート・バンド」というバンドの立ち位置が、少し大袈裟ですが安宋山というバンドの”売りと差別化”になっているかもしれない・・・と感じました。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。