「ひたすら突っ走る時期」と「リフレッシュのための充電期間」
バンド活動は楽しいです!。好きなことをやれるのは人生の至福の一つですね。
特に、ライブに忙しく乗っているときはこれ以上ないほどの満足感を感じます。
でも、良い時期ばかりではありません。
長く続けているとバンド内で色々問題やトラブルも起きてきます。やはり、複数の他人の集まりですから、意見の相違や諸々確執も出てきます。
こんな経験はありませんか・・・
その上、40代、50代やそれ以上のメンバーで構成されたバンドには、若い頃とは違う問題や困難もあります。
例えば、
・仕事や家庭の都合で練習やライブができない
・体力・気力が衰え、バンド継続が難しくなってきた
・今時世代の音楽や変化についていけない
こうやって考えると、楽しいはずの「バンド活動」が一面ではストレスの温床になりかねない面倒で厄介な活動に思えて、まさに「本末転倒」になってしまいかねない!。
そんな中で、私たちはどうやってバンド活動を続けていくのでしょうか。
私は、シニアメンバーで構成されたバンドに限らず、バンドの継続には、
「ひたすら突っ走る時期」と「リフレッシュのための充電期間」
がともに必要だと思っています。
この記事では、その理由とメリットについて説明したいと思います。
「ひたすら突っ走る時期」の必要性とメリット
まず、「ひたすら突っ走る時期」とは、バンド活動に全力で取り組む時期のことです。
ライブやデモ作成などの目標に向かって、練習や準備を頑張る時期です。
なぜこの期間がバンドにとって必要かと言えば、
・バンドの目標やビジョンを共有し、メンバー間の絆やモチベーションを高める
・音楽的なスキルや表現力を向上させる
・ライブを重ねて評価や反響を得ることで、自信や達成感を感じる
そしてその結果として、
・ライブをやるたびに、自分たちがまとまってきて上手くなっていると感じる
・自分たちの音楽・方向性に自信を持ち、仲間との連帯感を強く感じる
・新しい曲やアレンジに挑戦することで、音楽的な成長も感じる
以上のように、この「ひたすら突っ走る時期」は、バンドの成長・進化にとって非常に重要です。そしてこの時期は放っておいてもバンドは上手く行くものです。
ただ、良い時期はずっと続くものではありません。
時間の経過とともに、先に挙げたような不平や不満が必ず出てきます。
・自分のやり方がメンバーに理解されずストレスが溜まる
・自分と比べて、今のメンバーでは力不足だと感じる
・目指す方向性がメンバー間で合わなくなってきた
・取り組む姿勢に差が出てきて、一緒にやりたくない
・他のバンドの方が楽しいので、力が入らない
このまま放置すれば、まず間違いなくバンドは崩壊(解散)に至るでしょう。
でも、ここで「それで本当に良いのか?」・・・と自問自答する時間が必要です。
失うのは簡単ですが、同じものをもう一度作れるかというと・・・時間の制約・出会いの可能性・自分の立場の変化など多くの障害が立ちはだかります。
このような最悪のシナリオを回避する手段として、次に説明する「リフレッシュのための充電期間」の必要性が求められるのです。。
「リフレッシュのための充電期間」の必要性とメリット
充電期間とは、バンド活動から一定期間離れることで、自分自身をリフレッシュする時期のことです。
例えば、バンド活動から一旦離れてバンド活動に伴うストレスや疲労を回復することで、健康や精神面の安定を図ることを目的とした期間です。
なぜこの期間がバンドにとって必要かと言えば、
・一時の拙速な判断を避けるための、冷静かつ客観的にバンドを見つめる時間
・「不平や不満」の根源的な原因と解決法を冷静に考える時間
・自分にとってバンドがどんな価値・重要性があるかを再確認する時間
これらの自制的時間の確保にその意味があります。
要は「頭を冷やす時間」を持つことです。
経験的に言って、一時の感情に流された拙速な判断は往々にして残念な結果になりがちです。
正しい判断が求められる場面では、まず一息置いて「冷静さ」と「客観性」を持つことが大切ですが、そのためには考える時間とリラックスできる空間が必要です。
一旦問題の渦中から離れて、問題を外から眺めることで客観的な視点と公平な考え方を持つことができます。
バンド内にヤバい雰囲気がでてきたなら、ひとまず活動を一時休止して充電期間とする ことを提案してみたらどうでしょう。
まとめ
以上のように、バンドの継続には、突っ走りと充電のバランスが大切だと思います。
私たちは、年齢や環境に関係なく、音楽を愛する人々です。
私たちは、音楽を通して人生を豊かにする人々です。
私たちは、バンドとして誇りを持っています。
これからも音楽活動を続けていきたいと思っています。
応援よろしくお願いします。