音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

バンドあるある!| メンバーに上手にアドバイスを伝えるやり方:7つのポイント

 

はじめに

幾つになっても人間関係は難しい。筆者自身、5年前にリタイアして会社での煩わしい人間関係から解放されたとはいえ、全く他人と隔絶する生活を送ることは不可能です。

 

実際、様々な場面で、相手の行動や言動にイラついたり気になったりすることはやっぱりありますよね。

 

しかし、そんな時に指摘やアドバイスをうまく伝えないと、相手を傷つけてしまったり、反発を招いたり、場合によっては関係が壊れてしまうこともあるかもしれません。

 

例えば、バンド活動。筆者は現在4つのバンドに在籍しています。

もちろんどれもやってて楽しいのですが、やはり時としてメンバー内で衝突があったり、不満を感じたりで雰囲気が悪くなることがあります。

 

そんな時、気になることを「聞かなかった・無かったこと」にしてスルーするのもひとつの対処法ですが、相手との関係を大事に思うなら、思い切って気になる点を指摘したりアドバイスすることも必要になってきます。

 

そこで、今回は、バンド内での事例を元に、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うための7つのポイントを考紹介します。

 

相手を傷つけない指摘・アドバイスの重要性

       

相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うことがいかに重要か!・・・もう一度確認してみます。

 

相手を傷つけてしまうと、次に指摘やアドバイスをしても、相手は素直に受け入れてくれないかもしれない。また、相手を傷つけてしまうと、関係性が悪化(最悪は決裂!)する可能性もあります。

 

一方、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うことができれば、相手は指摘やアドバイスを受け入れやすくなり、関係性も良好に保つことができます。

 

そのため、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うためのスキルを身につけることが、とても大切なんです。

 

相手を傷つけない指摘・アドバイスのコツ

これが筆者の考える「7つのポイント」です。

★7つのポイント

1. 相手の立場に立って考える

2. 具体的な事実に基づいて指摘する

3. 相手の良いところも伝える

4. 改善点の解決策を提案する

5. タイミングと場所を選ぶ

6. 相手の反応を観察しながら指摘する

7. 指摘したことを忘れない

 

現在筆者自身がリタイア後も続けているバンド活動を例にとってみました。

今現在4つのバンドで活動中ですが、それぞれ個性豊かなメンバーがいます。

もちろん楽しんで続けていることは間違いないですが、それなりの人間関係があって、やはり楽しいことばかりではありません。

 

意見や考え方の相違から気まずくなったりすることも当然あります。

 

しかし、行き違いを放置すれば気まずいままで、結局バンドにとっても良くない。

 

ではどうするか?。

 

そんな状況をできるだけ穏便に解決する7つのポイント、各々個別に説明します。

 

1. 相手の立場に立って考える

相手の視点に立てば、なぜそのような行動や言動をしたのかを理解できるからです。

これは趣味のサークルや私のようなバンドマンでも同様。同じ趣味で目指す方向が同じでも、やり方や考え方が違うことはよくあること。自分が相手に納得できないからと言って、自分の思い・不平をそのままぶつけても、相手は不快感でへそを曲げるのが落ちです。

 

2. 具体的な事実に基づいて指摘する

抽象的な指摘をすると、相手は「何を指摘されているのかわからない」と混乱し、反発を招く可能性があります。

バンドでもメンバーの演奏に不満がある場合、「コピーができてない」とか「ちゃんと曲を聴いてない」など抽象的な言い方ではかえって相手が困惑するので、「この曲のこの部分はこう弾くべき」など具体的に伝えることが双方にとって大切
 
3. 相手の良いところも伝える

相手の良いところを伝えることで、相手は「自分は認められている」と感じ、指摘やアドバイスを受け入れる気持ちが強くなります。

バンドでもメンバーはみんな自分の個性を持っています。「指が早く動く」「正確に弾ける」だけが優れているのではない。自分にはない相手の個性を尊重し引き出すことでバンド力・個性が立ってきます
 
4. 改善点の解決策を提案する

ただ指摘をするだけでは、相手は「どうすればよいのかわからない」と困惑し、反発を招く可能性があります。

当たり前ですが、指摘するだけでは「それならお前はどうなの??」と反感を買ってしまうこともあるので、指摘と併せて「自分ならこう弾くと全体が良くなると思う」という提案も用意すべきですね。
 
5. タイミングと場所を選ぶ

相手が忙しいときや、周りに人がいるときに指摘をすると、相手は不快に感じたり、反発を招いたりする可能性があります。

スタジオで練習しているときなどでも、演奏が気になった時すぐに全員の前で指摘するよりも、休憩時間などでコーヒーでも飲みながらそれとなく指摘する方が相手はすんなり聴いてくれると思います。
 
6. 相手の反応を観察しながら指摘する

相手が怒ったり、落ち込んだりする様子があれば、その時点で指摘をやめて、後日改めて指摘するようにしましょう。

相手も気分が乗らない時や調子が悪い時もあります。※ギターの音がイマイチとかエフェクターが調子悪いとか。。。。こんなときに自分の演奏をダメだしされても気が滅入ったり、カチンときたりがオチです。
 
7. 指摘したことを忘れない

指摘したことを忘れてしまうと、相手は「一時の感情に任せて怒りをぶつけられた」と感じ、反発を招く可能性があります。

相手が指摘・アドバイスを受入れてくれたのに、無反応ではいけません。「ありがとう、凄く良くなった」「流れがしっくりきたね」とか・・・しっかり評価・フォローすることで関係性もアップします。
 

まとめ

 

 

以上、相手を傷つけずに指摘・アドバイスを行うためには、上記の7つのポイントを押さえることが大切です。

 

これらのポイントを押さえて、相手に受け入れられ、より効果的な指摘・アドバイスを行うようにしましょう。