このブログでは、シニア世代に動画編集を趣味として薦めてきました。
筆者自身、独学で動画編集を覚えて8年ほどになります。
その間、約数百の動画を編集しつつYouTubeやFacebookにアップしてきました。
編集対象は殆んどが自身のバンド活動を記録(練習やライブ)したものですが、数年前(初孫が生まれた時)から孫の成長(記念日やイベント)を記録・編集しています。
今日は、私が孫の動画編集を始めたきっかけと、それがもたらした家族との素敵な思い出について話します。
・孫の成長記録を残したい!
私が自分のライブ演奏以外の動画編集に興味を持ったのは4年前に初孫が生まれたときでした。
子供は男3人だった私にとって、初孫(女の子)の誕生は私にとって大きな喜びでした。初めての女の赤ちゃんのなんと小さくて柔らかくて可愛いこと!!。
息子家族は近くに住んでいますが、彼も仕事が忙しくそうそう頻繁に会うこともないので、孫に会う機会は少なかったのです。
そんな気持ちを察してか息子夫婦は、よく孫の成長の様子を写真や動画(スマホ撮影)を送ってくれました。
そして、その動画を見ては、孫の笑顔やしぐさに癒されていました。
息子夫婦は、日々の娘の成長を捉えたスマホの写真や動画をインスタグラム中心にアップしており、新しい写真や動画がアップされるのを心待ちにしていました。
しかし、段々とスマホのスナップ写真や動画(せいぜい1~2分)を見るだけでは物足りなくなってきました。私はもっと孫に自分なりのやり方で近づきたいと思いました。
・動画編集マニア(?)の血が騒ぐ!
そこで、私はこれまでのライブ映像の編集経験を活かさない手はないと確信しました。
息子夫婦は当時ビデオカメラを持っていませんでした。
そして息子は親父(筆者)が還暦過ぎても週末はライブ三昧で、いちいちそのライブを動画に撮って自分で編集、YouTubeにせっせとアップしている事は知っていました。
さして彼が親父の趣味に興味があったわけではないですが、たまに里帰りした時に私がライブ映像を無理やり見せたりしていたので、覚えていたのだと思います。
孫が1歳に満たないうちは、動画=静止画っぽいものが中心でしたが、よちよち歩き始めて片言を喋りだすと、俄然動画の出番になりました。
まず息子たちがスマホに保存している写真や動画をもらって、再編集することにしました。
結構膨大な写真や動画の断片を整理するのは大変です。
写真はまだしも動画は容量も大きいので、PCのスペックを喰うので段取りを考えて進めないとPCがフリーズしてしまうことも。。。
それでも、一日がかり(夜中まで)かかって、たくさんの写真・動画と格闘しながら、編集作業(切り貼り)をやり続け、効果的な音楽やエフェクトを加えてみました。
・感動を2度楽しめる極上の時間
すると、自分でも納得の素敵な動画が出来上がりました。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、私は自分の作品に感動しました。
この感動は、私にとって2度目の幸せでした。
なぜなら、私は撮った写真や動画の編集作業自体が、「楽しかった記憶を再構築・再構成する極上の時間」でもあったからです。
私は孫の笑顔や声や仕草を何度も見て聞いて感じて、まるで孫と一緒に遊んでいるような気分になりました。
そして、その過程で、私は孫の個性や好みや感性をより深く知ることができました。
動画編集は楽しかったイベントを2度美味しい経験ができるという役得があるのです。
息子夫婦は、とても喜んでくれました。
もちろん自分たちの子供の成長を記録に残せたこともありますが、息子にしてみれば自分の親父が嬉々として孫の成長記録を作って楽しんでいる姿にほっとした気分になったのかもしれません。
それからは、孫の誕生日やクリスマス、幼稚園でのイベントや運動会、七五三、習い事の発表会など特別な日に極力スケジュールを調整し、ステージパパならぬステージ爺よろしく、複数のカメラと機材を持って押しかけて、勝手に自分で編集した動画をプレゼントしています。
初孫(女の子)も今年で4歳、幼稚園の年中さんになりました。すっかりおませになって、生意気なことも言うようになりましたが何を言われても可愛いです(笑)。
つい先日、敬老の日ということで孫が手作りの「眼鏡ケース」をプレゼントしてくれました。たどたどしいけど、一生懸命書いてくれた手紙も額に入れて飾っています。
いつまで成長記録を撮らせてくれるか・・・その前に自分がもういなくなるかもしれませんが、それでも元気の源、生きる楽しみをこれからも噛みしめたいですね。
今年、彼女に弟が生まれて、息子家族が一層賑やかになりました。最近よく笑うようになって、もうたまらなく可愛いので、姉と一緒に彼の成長記録も綴っていく楽しみができました。
・動画編集で家族の絆が深まった
動画編集をしててよかったことは、家族との絆を深めることができたことです。
動画編集を通して、孫の成長を見守り、息子夫婦に感謝の気持ちを伝えることができました。
そして、私自身も楽しみややりがいを見つけることができました。
動画編集は私にとって、人生の素晴らしい趣味になりました。
あなたも動画編集に挑戦してみませんか?
きっと、あなたにも素敵な思い出ができるはずです。