音楽大好き親父の徒然ブログ

Eギターと出会って50年、音楽とバンド大好き親父の徒然ブログです。

【悲報】バンド仲間は親友になれない?!。65歳、4度の解散を経験した俺が語る「バンド延命の秘訣」

 

いつも「音楽大好き親父の徒然ブログ」を見ていただき、ありがとうございます。

久々の音楽・バンドネタです。

よかったらお付き合いください。

 

「このメンバー最高! 俺たち、一生このままロックしようぜ!」

薄暗いライブハウスで、汗だくの仲間とハイタッチ。

鳴りやまない耳鳴りさえもが、未来を祝福するファンファーレに聞こえた。

 

結成当初、初ライブの後…誰しもが一度は経験する、あの万能感。

まるで永遠に続くと信じて疑わなかった、青春の1ページ。

……はい、そこまで。

 

残念ながら、それは壮大な幻想です。

 

どうも、65歳にして4つのバンドを失い、今はたった一つのバンドで細々と老後をエンジョイしている現役バンドマンです。

今日は、長年のバンド活動で悟った、身も蓋もないけど最高に役立つ真実をお話ししようと思います。

 

「方向性の違い」という言葉の、本当の意味を翻訳してやろう

バンドが壊れる理由ナンバーワン、それが「方向性の違い」。


なんてクールな響きなんだ。

まるでメンバー全員が音楽の高みを目指した結果、袂を分かつしかなかった…みたいな。

 

嘘つけ。

 

長年の経験から言わせてもらうと、この便利な言葉を翻訳すると、大体こうなります。

  • 翻訳①:「俺のやりたい曲、俺の意見が通らねぇのがマジでムカつく」
    (王様気質のボーカル vs 頑固職人のギタリスト、みたいな構図、あるよね)

 

  • 翻訳②:「なんで俺だけ我慢してんの?不満ポイントカード、とっくに満タンなんですけど?」
    (毎回スタジオの予約は俺…礼も無し、毎回遅刻してくるメンバー…不満は静かに、しかし確実に溜まる)

 

  • 翻訳③:「俺、このバンドで浮いてない? なんかナメられてない?」
    (自分の意見だけスルーされる、会話に入れない…スタジオが教室の隅っこみたいに感じる瞬間)

 

  • 翻訳④:「ぶっちゃけ、アイツの顔も見たくない」
    (音楽性とか以前の問題。練習に平気で遅刻してくる、金に汚い、人間的に無理。生理的に無理。)

 

そう、結局は人間関係。

これ、会社だろうが、ご近所付き合いだろうが、どんなコミュニティでも起こる普遍の真理です。

バンドってのは、考えようによっては、その人間関係の膿が「音」という形でダダ洩れになる、恐ろしい場所なんですよ。

 

じゃあどうする?熟年夫婦の知恵に学ぶ「バンド長寿の秘訣」

 

「じゃあ、バンドなんて続かないじゃん!」と思った、そこのあなた。

諦めるのはまだ早い。本当にそのバンドを続けたいなら(その必要性は一旦おいといて)、長続きさせるための「大人の知恵」があります。それは…

 

「適度な距離感と鮮度」を保つこと!

 

まるで熟年夫婦のようですが、これが効くんです。具体的には…

 

  1. しょっちゅう会わない!
    練習以外のプライベートでベタベタしない。会えば会うほど、相手の嫌な部分が見えてくるのが人間というもの。「会わない」が最高の練習であり、友情維持のコツです。連絡は業務連絡で十分。毎回「反省会」と言う名の「飲み会」はやめましょう。時間とお金がもったいないだけ。

  2. ライブは適度な頻度で!
    毎月ライブなんてやろうもんなら、新曲のプレッシャーとマンネリで即、険悪になります。ライブは「結婚記念日」くらいに思っておきましょう。その日を目標に、お互いがベストを尽くす。そのくらいの非日常感が、関係に新鮮な風を吹き込むんです。

それでも辞めたい?地獄の「再結成ロード」へようこそ

「もう無理!こんな奴らとやってられるか!」

その気持ち、痛いほどわかります。

 

でも、辞める前にちょっと想像してみてください

一からまたバンドを組む、その途方もない道のりを…。

 

特に、私のような高齢者にとっては地獄です。

まず、根気が続かない。

若い頃のように「メンバー募集!」なんてビラを貼る情熱も、SNSを駆使する気力もない。

そして何より、出会いがない。


「腕が良くて、性格も良くて、音楽の趣味も合う人」なんて、ツチノコユニコーンと同じ、UMA(未確認生物)の類だと考えておくべきです。

ハローワークに「人格の良いベーシスト募集」なんて求人は出ていませんからね。

 

何を隠そうこの私、65歳で所属していた4つのバンドを(人間関係と経済的理由で)一気に失うという**「バンド版リーマンショック」**を経験しました。

音楽資産は暴落し、手元に残ったのは有り余る時間だけ。

あの時の絶望感といったら…。

 

結論:最高の「老後の楽しみ」を手放すな

だから、もしあなたが今バンドをやっていて、多少の問題や不満を抱えているとしても、それを「大人の対応」で乗り越えることを強くオススメします。

 

完璧な人間がいないように、完璧なバンドなんて存在しません。


でも、その小さな不満やイライラは、将来訪れるかもしれない「音楽仲間が一人もいない孤独」に比べれば、ずっとマシです。

 

今の私は、過去4度の失敗を教訓に、残った一つのバンドでなんとかやっています。

もちろん、ここでも人間関係の葛藤は絶えません。

 

でも、ステージに立って、自分なりに良いパフォーマンスができた時、すべての不満がどうでも良くなる瞬間がある。

それが、大人のロックってもんじゃないでしょうか。


あなたのバンドは、最高の「趣味年金」です。

くれぐれも、安易に解約しないように。大切に、細く、長く、続けていきましょう。